劇場公開日 1993年9月4日

リバー・ランズ・スルー・イットのレビュー・感想・評価

全74件中、1~20件目を表示

4.5川のうねりに時を映す作品。

2025年8月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
すっかん

3.5圧倒的映像美で兄弟愛を描く

2025年9月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
まる

5.0追悼レッドフォード、

2025年9月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

幸せ

そう、私たちは川のほとりにいる。

若い時から観ているが、
もう還暦になっても軽々しく思えないレッドフォードの
真面目さがわかる作品。
(真面目・地味で70年代に時計が止まった感覚、なのかもしれない。
サンダンス映画祭開催で多くの斬新な映画を受け入れても
レッドフォード作品の創作の刺激にはならなかったようだ。
でも、それがレッドフォードのオリジナリティである。
エンタメにしないけど、
詩的であり文学的であり、宗教を説きながら、縛らない。
レッドフォードらしい作品である。)

いまだに、
ブラピ超カッコいい〜!
だけでは終われない。
勿論、どのシーンもブラピはカッコいいし可愛いし、輝きまくっている。
(外見だけではない、魂の輝き。
繋ぎ止めてはおけない、するりと抜ける輝く煌めきのような魂。)
そんな主人公だから、だ。

亡くなった弟を『釣りの名人だった』という兄に、
父が『あの子は美しかった』と。
そのシーンを観るたび、僕は腹の底が何かに絞られるように涙が出る。
レッドフォードはあの美しかった時代のアメリカ、
美しかった家族愛、
人に乱されても生き続ける自然の豊かさを
描きたかったのだろう。
神が創った神の恵みを。

もうすぐ、
きっと僕も、この映画のラストシーンのように、
人生の流れのさまざまな思い出のなか、身を静かに置くだろう。
おぼつかなくなった指先で、神の恵みを探すだろう。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
なかじwithみゆ

4.0ブラピ様

2025年7月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

癒される

カワイイ

昨日、スティングを観たので
ロバート・レッドフォードさんとブラピ様コンビのを観たいと思い、こちらにした次第
ヒューマン系は苦手だし、釣りもまったくわからない、けど点数も良いので視聴。
今回は携帯で、フルHDで視聴してけど、
画面は小さいけど、とてもきれいな高画質だった。

ブラピ様がとても可愛くて
ジョセフ・ゴードンさんが、子役で出演していて、これもびっくり。

次もロバート・レッドフォード&プラピ様のを観てみよう

コメントする 1件)
共感した! 7件)
seiyo

4.5川は静かに、そして今も確実に流れ…。

2025年5月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

泣ける

知的

癒される

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
こっこ

5.0舞台はモンタナ

2025年4月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

監督ロバート・レッドフォードと言えば、モンタナ。何でそう思うんだろう。出身はサンタモニカらしいのに。
舞台のモンタナの川の景色がめっちゃいいけど、怖さも合わせもち、ブラピ演じる弟の危うさと魅力を感じつつ、お兄ちゃんのナレーションで話しは進んで行く。
30年前の作品なので、当然ブラット・ピットは若くて、これぞ美男で、出てくるたびに嬉しい。
こう言う雰囲気の映画は最近は少ない。
ハリウッド頼む!
いや、邦画でもいいから頼む!
こう言う感じが好きなんだけどな。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
りゅう

4.0ブラピの美しさが際立っている

2025年3月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

午前10時の映画祭で。大好きな映画。

4Kレストア版。92年制作で、私は、レーザーディスクもDVDも持っていたけど、スクリーンでは初めて。
とても豊饒な時間を過ごした。ブラピの美しさ。もう際立っている。

ブラピが、出始めの頃(「テルマ&ルイーズ」の一年前)で、作品そのものが、当時の美しいブラピに捧げたような映画。そしてフライ・フィッシングの美しさを讃えたような映画。

ロバート・レッドフォードの揺るぎない演出。美しい撮影(アカデミー撮影賞)。
編集もよかったので、何か賞を取ったかと思ったけど取っていなかった。

主役は、兄だけど、本当の主役は弟(ブラピ)という、凝っている脚本だった。
あと音楽も良かった(こちらはノミネートのみ)。

父役のトム・スケリット(「マッシュ」、「エイリアン」、「トップガン」)がなんともいい。
兄役のクレイグ・シェイファーという役者でよかったけど、その後あまり見ていない。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
mac-in

4.0it が指すものは?

2025年3月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
映画イノッチ

5.0細いテグス。太いテグス。 渓流の両岸で互いを想う、ノーマンとポールの物語。

2024年12月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

釣りは、もう何十年もやっていない。

けれど、
生まれて初めて自分の仕掛けに魚がかかった瞬間 (!)の、あの特別の興奮と驚きは、まるで昨日の事のように、この手が覚えている。

あれは小学校の裏の大きな池だった。
校門の前の小さな釣具店で、糸と,針と,浮きと,コメ粒のような鉛の重りを買って、見様見真似で 拾った棒っきれに結わえ付けた。
餌には庭で掘ったミミズを使った。

「 !!! 」

あの指先に伝わった突然の振動。
まさかの生き物の振動。
釣れるとは、これっぽっちも思っていなかったものだから慌てる。
僕は、全世界を征服したかのような驚きと、勝利の達成感で、池のほとりで上気して立ち上がってしまった。

釣りとは、
つまりこういう事なのだ。
陸上で肺で呼吸をしている我々人間と、
水中でエラ呼吸をする魚との、
この別々の裏側の世界に生きる者同士が、細いテグスで水面を挟んで、上と下でお互いの気持ちを読み合う勝負。
いつ切れるとも分からない、あちらにいる相手とこちら側の自分で、
繋がっている「命の糸」を引き合う行為なのだ。

兄さんのノーマンと弟のポール。
モンタナの美しい自然の中で、兄と弟が糸を垂れる。フライを投げる。
時に言葉を交わし、またお互いに黙り、風に吹かれ、瀬音を受けて、二人の間の間合いを感じながら。
彼らもまた、兄と弟として、慮り、反目し、
こうして見えないザイルを引き合っているのだ。

物理的にも、心情的にも、僕たちは相容れずに誰かと離れて暮らしている。そして
生者の国と死者の世界にわかたれている場合もある。

渓流の水辺に立つ男たちの、この「人生の縮図」をスクリーンに見ながら、僕も、父や弟たち、そしてうちの息子たちのことを思い浮かべていた。

一緒に生きることは出来ない人と魚のことわり。
あちら側への思い入れ。
細い糸の先に、水鏡を通して、
離れて生きる彼らのことを、
彼岸に渡った彼らのことを、
じっと想わされた作品だ。

どうだろう、
僕にとっては「初めて魚が釣れたあの日」よりも、僕ら小さい兄弟を連れてダム湖へ行き、何にも釣れずに帰ってきた父との一日のことが、
今となっては何よりの楽しい思い出。
もしかしたら僕の人生で、一番の思い出だったかも知れない。

・・・・・・・・・・・・・

レッドフォードが、グレイグ・シェイファーとブラッド・ピットをキャスティングした。
目の表情だけで演じられる繊細な俳優たちだ。
詩と光の奇跡がある。
流れてゆく人の命と、川への思慕が絶品である。

傷付きやすく、控えめで小心な兄。そして
奔放にして自由。時に兄の心を掻き乱す弟。
僕たちが「兄」であり「弟」であるならは、彼らの様子にはそれがよく分かるだろう。彼らの心の内と表情が、地味だけれど堅実で、
「家族のアルバム」のように楽しめる、レッドフォードならではの、いい映画だった。

「草原の輝き」=ウィリアム・ワーズワースの詩を、「つまらない男」と呼ばれて失意の中にある長男ノーマンと父親が、戸口で共に吟ずる場面はとても心に迫るものがあったが、
僕は、あそこでDVDを、一度途中で止めてしまった。
“なにか良くないこと”が起こるのではないかと、僕は胸騒ぎを抑えられなかったのだ。

モンタナ州。
スペイン語で「山の国」。
カナダに接する全米4位の巨大な土地。平原。そして高地。ロッキー山脈。
自動車のナンバープレートには「Big Sky」との愛称が。

アカデミー撮影賞受賞。

・・・・・・・・・・・・・

[メモ]

うちの子たちとは
近所の釣り堀に行ったっけね。
カツオ漁船よろしく、3人が入れ喰いで上げ続けるもんだから、針をはずす担当の僕は、大笑いの大忙しだった。
30分で30尾。大漁のニジマスだった。

覚えてるかな?
覚えてるよね。

コメントする 1件)
共感した! 3件)
きりん

川の流れの様にと言うけれど

2024年9月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 古今東西、川の流れは人生に例えられて来たけれど、時代を貫いて流れるこの映画を観ると、僕ももう河口近くに辿り着いたのだと感じる。でも川幅は今もって広がらず、淀んだ泥の河のままだ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
La Strada

4.0切ない

2024年8月17日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 8件)
ジョニーデブ

3.0映像美は良い

2024年8月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 ストーリーは家族や恋人との関係を描いたものだが、大した内容は無く、冗長で退屈なシーンも多い。

 しかし映像美は中々良い。アメリカの豊かな自然の中で、家族とニジマス釣りを楽しむシーンは観ていて心地良い。こういうアウトドアな趣味も良いなと思え、自分もやってみたくなった。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
根岸 圭一

2.0モンタナの大自然が美しい

2024年7月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ブラッド・ピットも美しい。

だが、物語は冗長で退屈だ。まあ色々分かるよ。これこれこういうことを言いたいのかなぁと考えながら見るよ。最近90年代の若者ヒューマンドラマ系にハマって漁ってみたけど、同年代の他の作品と比べてもかなり上級者向けなのか、自分には退屈すぎ、長く長く感じた。こちとらこれを読み取っていい映画だなぁと思えるほど人間はできてないようだ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
マルボロマン

4.0美しい

2024年5月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
ゆい

4.5自然は変わらず

2024年5月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

美しいモンタナの大自然が印象的です。
兄弟が川に石を投げ続けるシーンは、子供の頃を思い出す。
意味もなく石を投げるのが楽しかったな。
家族も人の生き方も様々、様々に生きて死んでいく。
自然は変わらず、川はいつまでも同じように流れ続ける。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
koji

4.0人生とは関わりなく、大河は滔々(とうとう)と流れる。

2024年4月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

親子二代にわたってフィッシングを趣味としてきたマクリーン家にも人生の荒波は容赦なく押し寄せ、その平和で幸せな日々を押し流してもしまいますが、そういうマクリーン一家の運命の浮沈の合間も、本作の題名その通りに、大河は滔々と流れ続けていたことに、評論子は、深い感銘を覚えました。

思い起こしてみれば、いろいろな出来事がありました。評論子の人生にも。
順風満帆で幸せに浸っていたこともありますし、「どん底」(?)に落ち込んでいたこともありました。しかし、そんな時も、大河は滔々と流れ、自然は悠久の時を刻んでいたのですね。
ちっぽけな人間の人生の浮沈には、そしてまた、更にまたちっぽけな人々の主観的な思い入れとは、まったく何の関わりもなく。

そういう自然の営みというものの「雄大さ」「偉大さ」、そして「懐の深さ」というものか身に染みると同時に、顧(かえり)みると、自分の悩み、苦しみ、悲しみは、その雄大に比較すれば、当時の主観的な想いとは裏腹に、取るに足らない些事であったようにも思えてきます。
自然(滔々と流れる大河、悠久に流れる時)の中では、人間の主観的な思惑など、取るに足らない、ほんの小さな出来事に過ぎないのでしょう。

そういう意味では、静かに、静かに、ほんとうに静かに―そして、そうは明確に意識はしていなくても―これも、観終わって、勇気がもらえた一本になりました。評論子には。

本作は、午前十時の映画祭13で鑑賞した一本になります。
いつも利用するレンタル店には在庫があることを承知していましたし、何よりテレビ放送からの録画(NHKなのでノー・カット)が手持ちにあることも承知していましたけれども。
それでも、映画館の大画面と良い音で鑑賞することができて、良かった作品だったと思います。

秀作であったと思います。

コメントする 4件)
共感した! 13件)
talkie

3.5こころにしみる、美しい、家族の物語

2024年3月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「午前十時の映画祭」で鑑賞。

約30年ぶりに鑑賞しました。
僕自身も釣りが好きだから、映画が公開された頃に原作も読んだけれど、正直いって映画も小説も大して面白くないという印象しか残っていなかった。

で、今回久しぶりに観てみようと映画館に足を運んだのだけど、やっぱり「面白い」とは思わなかった。
でも、いい作品ですね。話は面白くないけど、いい作品です。ふだん「映画は面白くないとダメだ!」といっている僕ですが、これはこれでいいのだと納得してしまいました。

古き良き時代のアメリカを舞台にした、美しい、家族の物語。
わりと地味なストーリーで、日本人の我々にはピンとこないところもあるけれど、アメリカ人には、より響いてしみる物語なのかもしれないなと思います(だからこそ原作は名著として讃えられ、映画化されることにもなったのでしょう)。

この物語の中心を、一本の川のごとく貫いているのが魚釣り。
釣りは、自然の中に身を置き、生きものの命を奪う遊びです。子どもたちは、そこからたくさんのことを学びます。
本作において、それは単なる遊び以上の意味と価値を持って描かれ、父と子、兄と弟の繋がりを揺るぎないものにしている。

そして僕はスクリーンに展開する物語に、むかし父や、親友たちと釣りにいったときの自身の思い出を重ねていました。それらの記憶は僕のかけがえのない宝物です。あのときの海や川での光景は僕の中からいつまでも消えることはないのだと思うと不覚にも涙がこぼれた。

長い年月を経て久しぶりに鑑賞した『リバー・ランズ・スルー・イット』は、僕をそんな感慨にひたらせてくれました。

ちょっとやんちゃなブラッド・ピットがたまらなくチャーミングですね。

追記
この作品も、もうちょっと洒落た邦題にできなかったのかなという気がしたけれど、『リバー・ランズ・スルー・イット』という原題がすべてを物語っていますものね。やっぱり『マクリーンの川』だと、ちょっと弱いんだろうな。

それにしても、やっぱりフライ・フィッシングは魅力的な釣りだなと思います。
僕はフライ・フィッシングでヤマメやマスを釣るのが長年の夢でした。中学生の頃に道具を揃え、ラインを飛ばす練習まではしたけれど、未だに実戦には至っていません。
やりたいと思いつつ実現していないので、何とか今後の人生で夢をかなえたい。美しい清流でヤマメやレインボーやブラウンを釣りあげてみたいです。この映画の男たちのように。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
peke

4.5フライ・フィッシング‼️

2024年3月2日
スマートフォンから投稿

泣ける

楽しい

幸せ

家族の絆の物語に、渓流釣り(フライ・フィッシング)を絡めて描いたレッドフォード監督の名作ですね‼️牧師の父からストイックな釣りの哲学と共に、愛と人生を叩き込まれる性格の違う兄弟。兄弟は時に反発しながらも、家族の意味を心に刻み、それぞれの人生を歩んでいく・・・‼️とにかくブラッド・ピットの美しさがたまらない‼️若き日のロバート・レッドフォード監督を彷彿とさせる純アメリカ的美青年‼️あー、まぶしい‼️レッドフォードとブラピ‼️共に若き日にキャプテン・アメリカを演じて欲しかった‼️そんなブラピが魅せてくれるフライ・フィッシングのシーンがホントに美しい‼️釣り糸がまるで生き物のように宙を舞い、太陽光に照らされる様はホントに幻想的で、この世のモノとは思えない‼️レッドフォード監督は「クイズ・ショウ」という傑作がありますが、私が惹かれるのはこの「リバー・ランズ・スルー・イット」と「モンタナの風に抱かれて」のような古き良きアメリカな題材大を詩情豊かに描いてくれた時‼️その筆致はジョン・フォード監督に通じるものがあると思います‼️ホントに名作です‼️

コメントする 3件)
共感した! 18件)
活動写真愛好家

4.0川の流れのように

2024年2月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
リボン

4.5美しさに満ちた映像

2024年2月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

その昔、映画館ではなく視聴覚教室のような施設での上映で見たのが初めてで、今回ちゃんとした映画館で見られて良かったです。あれから30年以上もたっているとは、ブラピも自分も年を取るわけだわ。ラスト近くでの彼の笑顔は、衝撃的に美しかったことを思い出しました。地味なストーリーですが、モンタナの雄大な自然とブラピの美しさが、印象的な映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
お菊の皿
PR U-NEXTで本編を観る