劇場公開日 1993年9月4日

リバー・ランズ・スルー・イットのレビュー・感想・評価

全79件中、1~20件目を表示

4.5川のうねりに時を映す作品。

2025年8月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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すっかん

3.0タイトルなし(ネタバレ)

2025年10月6日
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鑑賞方法:VOD
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@R3X

5.0「“Splendor in the Grass” 追悼ロバート・レッドフォード②」

2025年10月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館、TV地上波、VOD

泣ける

悲しい

癒される

10月1日から10月9日、Bunkamuraル・シネマ渋谷でロバート・レッドフォード追悼上映 in 4K。
“Thank You, Robert Redford. Tribute Screening of The Way We Were and A River Runs Through It in 4K”

不世出の映画人レッドフォードに敬意を表し、長いフィルモグラフィーの中でも不動の人気を誇る、主演作『追憶 4Kリマスター版』と監督作『リバー・ランズ・スルー・イット 4Kリマスター版』を上映。

追悼上映企画のビジュアルの美しさから、企画担当のスタッフの想いが伝わってきました。(映画.com9月26日付ニュースに画像あり)
9月16日のレッドフォードの訃報を知って、映画を思い出しながらレビューアップしたのが偶然この2作だったので、うれしい追悼上映でした。

『追憶』公開時のレッドフォードは38歳、『リバー・ランズ・スルー・イット』公開時のブラット・ピットは30歳。
撮影時にはまだ20代だったブラピが、「レッドフォードの再来」と話題になったことを思い出しました。

モンタナの大自然、ブラックフット川のフライ・フィッシング、自由奔放な次男ポール(ブラット・ピット)の笑顔。
真面目な長男ノーマン(クレイグ・シェイファー)が父親(トム・スケリット)の書斎から聴こえてきた詩を共に口ずさむ、ワーズワースの「草原の輝き(Splendor in the Grass)」のように、全てが光り輝きそして戻らない、美しい映画でした。

『普通の人々』のフレンチトースト、『リバー・ランズ・スルー・イット』のオートミール、『クイズ・ショウ』のチョコレートケーキ。
レッドフォードの監督作で不思議と記憶に残っているのは、食卓の父親と息子の会話でした。
レッドフォード監督の優しい眼差しから、家族の日常への愛情が伝わってきました。

ラストシーンでは、幼い頃から映画の撮影現場に連れて行ってくれた父と、映画を観る楽しさを教えてくれた母に、感謝したくなりました。
(忙しくて映画館に行かれず、1人でAmazon Prime Videoで映画を観て楽しんでいる、ダンナ様にも少しだけ…)

✎____________

映画館で鑑賞
BS・地上波・配信で鑑賞
10月4日映画館で4Kリマスター追悼上映鑑賞
9月17日★★★★★評価
10月4日レビュー投稿

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ひな

4.5神様からの賜物、ブラッド・ピット

2025年10月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

知的

ロバート・レッドフォードの映画は監督作品も出演作品も多分見たことがなかったが、美しい人、良きアメリカを体現している人というイメージをなんとなく持っていた。

この映画を見ることができてよかった。川と土と木々と森に恵まれたモンタナの自然の美しい映像は自分まで清められるようだった。色んな文化をヨーロッパから持ち寄って移民によって作り上げられた町と家族のお話。筋も知らず初めて見る映画だったので、次はどうなるのかいちいち予想をたてながら見ていった。ことごとく予想は外れた。

老境に入ったノーマンが語る子ども時代からの話は、厳しくも愛情溢れる家族愛と仲の良い弟ポールとの兄弟愛に満ちていた。その中心に常にあるのはフライ・フィッシング。メトロノームのリズムから学習する難しそうな川での釣りだ。幼い二人は父親から教わり、いつの間にか弟のポール(ブラピ)が釣りの天性を表す。川の中に立ち水面に反射される光を浴びるポールは天からの賜物みたいに美しかった。

二人の息子が大人になってから、父親は何気なく、ポール(ブラピ)は「姓(Maclean)を大文字にしたようだ」と言うシーンがある。MacLeanにしたのかMcLeanにしたのかよくわからないけれど、出自がスコットランドであることを意識してのことなんだろう。誰の出自にも敬意を表すことは、ポールのガールフレンドが先住民であることにも繋がっているように思う。美しい自然、釣りを愛するポールにとってその自然をそのままの形で大事にしてきた先住民への尊敬と感謝の気持ちがある。この映画は1992年公開なので、先住民問題はまだ意識化されていなかったろう。映画でも「インディアン」と言っていた。レッドフォード監督が意識していたかどうかはわからないけれど。

この映画が撮影された頃、ブラピは27~28歳だったろう。その前年公開の「テルマとルイーズ」でもキラキラ輝いていたピット。30歳までの人間の顔は天から与えられた子ども顔(何かで読んだ気がする)というのは本当だと思った。俳優ブラピはそれから思考し、天任せにしないで自分で大人の顔にしていったんだ(と、勝手に思う)。ポール=ブラピに備わっているユーモア、誠実、勇気、優しさが私は大好きだ。

子ども時代のノーマンを、まだ10歳に満たないジョセフ・ゴードン=レヴィットが演じていて本当にかわいくて上手かった!

少しセンチメンタルというかノスタルジーが前面に出ていた映画ではあったけれど、性格がよくて憎めない、光り輝くブラピを見て幸福感に包まれた。

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talisman

5.0タイトルなし(ネタバレ)

2025年9月24日
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チネチッタ

3.5圧倒的映像美で兄弟愛を描く

2025年9月19日
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鑑賞方法:VOD
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まる

5.0追悼レッドフォード、

2025年9月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

幸せ

そう、私たちは川のほとりにいる。

若い時から観ているが、
もう還暦になっても軽々しく思えないレッドフォードの
真面目さがわかる作品。
(真面目・地味で70年代に時計が止まった感覚、なのかもしれない。
サンダンス映画祭開催で多くの斬新な映画を受け入れても
レッドフォード作品の創作の刺激にはならなかったようだ。
でも、それがレッドフォードのオリジナリティである。
エンタメにしないけど、
詩的であり文学的であり、宗教を説きながら、縛らない。
レッドフォードらしい作品である。)

いまだに、
ブラピ超カッコいい〜!
だけでは終われない。
勿論、どのシーンもブラピはカッコいいし可愛いし、輝きまくっている。
(外見だけではない、魂の輝き。
繋ぎ止めてはおけない、するりと抜ける輝く煌めきのような魂。)
そんな主人公だから、だ。

亡くなった弟を『釣りの名人だった』という兄に、
父が『あの子は美しかった』と。
そのシーンを観るたび、僕は腹の底が何かに絞られるように涙が出る。
レッドフォードはあの美しかった時代のアメリカ、
美しかった家族愛、
人に乱されても生き続ける自然の豊かさを
描きたかったのだろう。
神が創った神の恵みを。

もうすぐ、
きっと僕も、この映画のラストシーンのように、
人生の流れのさまざまな思い出のなか、身を静かに置くだろう。
おぼつかなくなった指先で、神の恵みを探すだろう。

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なかじwithみゆ

4.0ブラピ様

2025年7月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

癒される

カワイイ

昨日、スティングを観たので
ロバート・レッドフォードさんとブラピ様コンビのを観たいと思い、こちらにした次第
ヒューマン系は苦手だし、釣りもまったくわからない、けど点数も良いので視聴。
今回は携帯で、フルHDで視聴してけど、
画面は小さいけど、とてもきれいな高画質だった。

ブラピ様がとても可愛くて
ジョセフ・ゴードンさんが、子役で出演していて、これもびっくり。

次もロバート・レッドフォード&プラピ様のを観てみよう

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seiyo

4.5川は静かに、そして今も確実に流れ…。

2025年5月16日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

泣ける

知的

癒される

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こっこ

4.5振る舞いの指標に

2025年5月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

癒される

本作でのポール(ブラット・ピット)の振る舞いは自分の中で指標となった。
自分の中でどんな問題を抱えていても決して表に出す事無く、どんな時も笑顔で接する。
だが本当の本当にどうにもならない時はそれを正直に話し、信頼のおける人の手を借りる。
最後のポールの笑顔。自分が心の底から打ち込める何かを持つ事が大事と教えられた。

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Kei6

5.0舞台はモンタナ

2025年4月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

監督ロバート・レッドフォードと言えば、モンタナ。何でそう思うんだろう。出身はサンタモニカらしいのに。
舞台のモンタナの川の景色がめっちゃいいけど、怖さも合わせもち、ブラピ演じる弟の危うさと魅力を感じつつ、お兄ちゃんのナレーションで話しは進んで行く。
30年前の作品なので、当然ブラット・ピットは若くて、これぞ美男で、出てくるたびに嬉しい。
こう言う雰囲気の映画は最近は少ない。
ハリウッド頼む!
いや、邦画でもいいから頼む!
こう言う感じが好きなんだけどな。

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りゅう

4.0ブラピの美しさが際立っている

2025年3月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

午前10時の映画祭で。大好きな映画。

4Kレストア版。92年制作で、私は、レーザーディスクもDVDも持っていたけど、スクリーンでは初めて。
とても豊饒な時間を過ごした。ブラピの美しさ。もう際立っている。

ブラピが、出始めの頃(「テルマ&ルイーズ」の一年前)で、作品そのものが、当時の美しいブラピに捧げたような映画。そしてフライ・フィッシングの美しさを讃えたような映画。

ロバート・レッドフォードの揺るぎない演出。美しい撮影(アカデミー撮影賞)。
編集もよかったので、何か賞を取ったかと思ったけど取っていなかった。

主役は、兄だけど、本当の主役は弟(ブラピ)という、凝っている脚本だった。
あと音楽も良かった(こちらはノミネートのみ)。

父役のトム・スケリット(「マッシュ」、「エイリアン」、「トップガン」)がなんともいい。
兄役のクレイグ・シェイファーという役者でよかったけど、その後あまり見ていない。

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mac-in

4.0it が指すものは?

2025年3月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

幸せ

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映画イノッチ

5.0細いテグス。太いテグス。 渓流の両岸で互いを想う、ノーマンとポールの物語。

2024年12月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

釣りは、もう何十年もやっていない。

けれど、
生まれて初めて自分の仕掛けに魚がかかった瞬間 (!)の、あの特別の興奮と驚きは、まるで昨日の事のように、この手が覚えている。

あれは小学校の裏の大きな池だった。
校門の前の小さな釣具店で、糸と,針と,浮きと,コメ粒のような鉛の重りを買って、見様見真似で 拾った棒っきれに結わえ付けた。
餌には庭で掘ったミミズを使った。

「 !!! 」

あの指先に伝わった突然の振動。
まさかの生き物の振動。
釣れるとは、これっぽっちも思っていなかったものだから慌てる。
僕は、全世界を征服したかのような驚きと、勝利の達成感で、池のほとりで上気して立ち上がってしまった。

釣りとは、
つまりこういう事なのだ。
陸上で肺で呼吸をしている我々人間と、
水中でエラ呼吸をする魚との、
この別々の裏側の世界に生きる者同士が、細いテグスで水面を挟んで、上と下でお互いの気持ちを読み合う勝負。
いつ切れるとも分からない、あちらにいる相手とこちら側の自分で、
繋がっている「命の糸」を引き合う行為なのだ。

兄さんのノーマンと弟のポール。
モンタナの美しい自然の中で、兄と弟が糸を垂れる。フライを投げる。
時に言葉を交わし、またお互いに黙り、風に吹かれ、瀬音を受けて、二人の間の間合いを感じながら。
彼らもまた、兄と弟として、慮り、反目し、
こうして見えないザイルを引き合っているのだ。

物理的にも、心情的にも、僕たちは相容れずに誰かと離れて暮らしている。そして
生者の国と死者の世界にわかたれている場合もある。

渓流の水辺に立つ男たちの、この「人生の縮図」をスクリーンに見ながら、僕も、父や弟たち、そしてうちの息子たちのことを思い浮かべていた。

一緒に生きることは出来ない人と魚のことわり。
あちら側への思い入れ。
細い糸の先に、水鏡を通して、
離れて生きる彼らのことを、
彼岸に渡った彼らのことを、
じっと想わされた作品だ。

どうだろう、
僕にとっては「初めて魚が釣れたあの日」よりも、僕ら小さい兄弟を連れてダム湖へ行き、何にも釣れずに帰ってきた父との一日のことが、
今となっては何よりの楽しい思い出。
もしかしたら僕の人生で、一番の思い出だったかも知れない。

・・・・・・・・・・・・・

レッドフォードが、グレイグ・シェイファーとブラッド・ピットをキャスティングした。
目の表情だけで演じられる繊細な俳優たちだ。
詩と光の奇跡がある。
流れてゆく人の命と、川への思慕が絶品である。

傷付きやすく、控えめで小心な兄。そして
奔放にして自由。時に兄の心を掻き乱す弟。
僕たちが「兄」であり「弟」であるならは、彼らの様子にはそれがよく分かるだろう。彼らの心の内と表情が、地味だけれど堅実で、
「家族のアルバム」のように楽しめる、レッドフォードならではの、いい映画だった。

「草原の輝き」=ウィリアム・ワーズワースの詩を、「つまらない男」と呼ばれて失意の中にある長男ノーマンと父親が、戸口で共に吟ずる場面はとても心に迫るものがあったが、
僕は、あそこでDVDを、一度途中で止めてしまった。
“なにか良くないこと”が起こるのではないかと、僕は胸騒ぎを抑えられなかったのだ。

モンタナ州。
スペイン語で「山の国」。
カナダに接する全米4位の巨大な土地。平原。そして高地。ロッキー山脈。
自動車のナンバープレートには「Big Sky」との愛称が。

アカデミー撮影賞受賞。

・・・・・・・・・・・・・

[メモ]

うちの子たちとは
近所の釣り堀に行ったっけね。
カツオ漁船よろしく、3人が入れ喰いで上げ続けるもんだから、針をはずす担当の僕は、大笑いの大忙しだった。
30分で30尾。大漁のニジマスだった。

覚えてるかな?
覚えてるよね。

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きりん

川の流れの様にと言うけれど

2024年9月17日
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鑑賞方法:映画館

 古今東西、川の流れは人生に例えられて来たけれど、時代を貫いて流れるこの映画を観ると、僕ももう河口近くに辿り着いたのだと感じる。でも川幅は今もって広がらず、淀んだ泥の河のままだ。

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La Strada

4.0切ない

2024年8月17日
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ジョニーデブ

3.0映像美は良い

2024年8月15日
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鑑賞方法:VOD

 ストーリーは家族や恋人との関係を描いたものだが、大した内容は無く、冗長で退屈なシーンも多い。

 しかし映像美は中々良い。アメリカの豊かな自然の中で、家族とニジマス釣りを楽しむシーンは観ていて心地良い。こういうアウトドアな趣味も良いなと思え、自分もやってみたくなった。

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根岸 圭一

2.0モンタナの大自然が美しい

2024年7月14日
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鑑賞方法:VOD

ブラッド・ピットも美しい。

だが、物語は冗長で退屈だ。まあ色々分かるよ。これこれこういうことを言いたいのかなぁと考えながら見るよ。最近90年代の若者ヒューマンドラマ系にハマって漁ってみたけど、同年代の他の作品と比べてもかなり上級者向けなのか、自分には退屈すぎ、長く長く感じた。こちとらこれを読み取っていい映画だなぁと思えるほど人間はできてないようだ。

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マルボロマン

4.0美しい

2024年5月13日
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鑑賞方法:VOD

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ゆい

4.5自然は変わらず

2024年5月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

美しいモンタナの大自然が印象的です。
兄弟が川に石を投げ続けるシーンは、子供の頃を思い出す。
意味もなく石を投げるのが楽しかったな。
家族も人の生き方も様々、様々に生きて死んでいく。
自然は変わらず、川はいつまでも同じように流れ続ける。

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koji
PR U-NEXTで本編を観る