Love Letterのレビュー・感想・評価
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この時代の
リアルタイムで鑑賞して、25年後に改めて再鑑賞。内容をかなり忘れていましたが、作品からこの時代の空気を感じて懐かしかった。岩井俊二はロマンチックですよね。こんな過去の初恋の話は、過去を忘れてしまう女性ではなかなか思いつきません。カメラは美しく、ミポリンも豊悦も美しい。
救われないのが悲しい
どこかに転がってるようでない、不思議で素敵なストーリーでした。
私なら脚本を過去を引きずってる女性藤井目線にします。
事実が明らかになったところで、婚約者の立場としては複雑ですし、女性の藤井は学生時代を引きずっていたわけでもないので、すっきりしませんでした。
成人男性の藤井が出なかったことが、驚きました。
周囲が語る話で想像するしかなくて、どれくらい博子のことを思っていたのかはっきりせず、鑑賞する側として中途半端な気持ちになってしまったのだと思います。
はっきりと博子のことを思ってるのが分かれば、中学時代の思い出として微笑ましく、この映画を鑑賞出来たのにな、と思いました。
博子のことを藤井に似てたから好きになったのか、博子が手紙をやりとりして変れたのかなど、分からないことがたくさんで、ずっと頭から離れませんでした。
博子の方に感情移入したので、婚約者が亡くなったことや手紙を出しても博子が救われる事実が出なかったことが、もやもやしました。
あと、豊川悦司の役と演技はどうしても好きになれなかったです。
藤井が好きだった人が秋葉を好きになるんだな。なんで?と思います。
樹が倒れて病院に運ぶシーンも不要だと思いました。
一生に一度は見ても損しない純白の物語。
ただただ名作。色々なところに色々な人の大切な思いが見え隠れするのが秀逸。思い出と今が交錯する美しい作品。一生に一度は見ても損しない純白の物語。
単純な設定を難しくした作品
この作品の設定は単純ですが、岩井俊二はそれを前半で難しくしています。
頭を整理しながら観ないと混乱する人もいるでしょう。だからこそ、この作品の世界を理解できた時の喜びがあります。
数ある邦画の中でもこれほど映画として完成している作品は珍しいです。
はっとするシーンたくさん
なんで中山美穂が二役なのか、最初名前を意識しないで見ていたら混乱したのだが、次第になるほど重要な意味があり、それが充分に活かされている内容で面白かった。中山美穂が好みじゃないけど面白かった。ハッとする素晴らしいシーンやカットがたくさあった。つくづく中山美穂じゃなかったら、当時なら牧瀬理穂の方がよかったし、とにかくこの映画での変な髪形はとても嫌だ。
時代を超えるラブレター
何回観てもいい。
岩井俊二監督の中では一番好きな作品。
べたなテーマだなと思ってたけど、
意外な展開で、最後鳥肌が立った。
学生時代を思い出させてくれる青春恋愛ドラマです。
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