Love Letterのレビュー・感想・評価
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英語の答案用紙の裏に書いた宮崎美子のCMシーンの落書きが印象的だった。これがラストへの伏線となるなんて・・・さすが。
豊川の口ずさむ「青い珊瑚礁」もいい。好きなシーンは浜中先生の記憶力!生徒の名前を全部覚えてるなんてすごいですよね。こんな先生なら生徒も幸せだ。それが図書係の少女たちに現れてるような気もする。「藤井樹カードゲーム」は面白すぎだ。
クレジットが全部英語表記だったり、途中流れていた曲もはっきりしないのが難点といえば難点。で、藤井(柏原崇)の英語の点数は27点・・・breakの過去形くらい覚えなさい!失恋には重要な単語なんだから・・・
もっと言いたかったことは「風邪は早く治しなさい!」ということ。中山美穂の二役演技をわかりやすく差別化するためだったのか、小樽での藤井樹はずっと風邪をひいていたし、終盤にはそれが元で肺炎に・・・と、ここまで激しい展開にするのか?とも疑問に思いつつ、最も描きたかったのが、藤井君の初恋の方だった。考えてみれば、偶然同姓同名の子に送った手紙から神戸の中山美穂の物語だとばかり感じさせておいて、実は小樽の中山美穂の初恋をノスタルジックに描いた物語だったというギミックがあったわけです。それがためにクマさんを殺してもいいのか?などと、心配もしたけど、クマさんもみぽりんも大丈夫だったみたいです。
地上波で放映されたのを見たのが最初だったけど、あらためて見直すと色んな想いが散りばめられていた。風邪についての感情が高まる中、BGMに“風”の曲が使われていたような気もしたのですが、使用曲のクレジットには何もなかった。岩井俊二ならどこかにジョークみたいな部分があってもおかしくないのになぁ・・・笑えるところは鈴木蘭々の超ロングスカートくらいだろうか。
岩井俊二監督デビュー作
この度、岩井監督最新作の「ラストレター」を観る前にWOWOWで放送されていたので岩井監督の代表作ということで鑑賞しました。25年前の作品ですがとても良かった。女優としても大活躍していた中山美穂さんの2役は、それぞれの役を上手く演じ分けられていて素晴らしく、物語の世界観を深く表現しています。当時の映画賞を多く受賞したのも納得の完成度でした。パソコンではなくワープロ専用機を使用していたのは時代の流れを感じます。
藤井樹
藤井樹(男性)の中学時代のやや無愛想な印象もあるエピソードは映像で沢山出てくる一方で、主人公に愛され、沢山の仲間に囲まれて魅力ある男性に成長したと思われる大人になってからのエピソードは関係者の口から僅かに語られる程度。
おそらくは、山に向かい元気ですか?と聞くシーンは、トヨエツが言うように一番の盛り上がりのシーン。
しかし、視聴者は、先に書いたように大人になってからの藤井氏を殆ど知らない状態なので、亡くなった後も藤井氏に心を寄せる主人公と気持ちが同期できず、短調な印象の映画と感じた。
ややこしい
中山美穂がある時は「ひろこ」と呼ばれ、ある時は「いつき」と呼ばれている。
実はよく似た顔の女性が二人いて、中山美穂が一人二役を演じているのだが、それがなかなか分かりずらい。
もう少し何とかならないのか。
ヒロインの溢れる感情に、心が満たされる佳作
今更ながら「ラストレター」の予習のために、Gyaoで観ました。
博子の切なさと、樹の甘酸っぱい思い出が交錯する、愛らしい映画でした。
岩井俊二の劇場用長編映画監督第1作と、比較的初期の作品だけあって、初々しさで満たされていました。
中山美穂や酒井美紀を、美しく捉える手腕は流石。
博子が山に向かって叫ぶシーンも、樹が相手の想いに気づくシーンも、スクリーンから溢れる切なさや恥ずかしさに、心が満たされました。
ただ、ストーリーの起伏のなささと、博子だか樹だか時折わからなくなる感じに、若干モヤッとしました。
ヒロイン達と同世代の頃に観ていれば、もっと感銘したかもしません。
おっさんになるまで、観そびれちゃって、すいません。
ラストレターを観てこれを観る
岩井俊二ラストレターを観ているのにこれを観ていないのは片手落ちな気がして鑑賞。
酒井美紀がかわいいなぁという感想程度で、ほかはちょっと。山に向かってオゲンキデスカー!はこっ恥ずかしい感じだなと思った。
いつか雪山とあの本に挑戦を
数年ぶり2回目。
綺麗な映像。雪景色だけでなく四季を感じさせる。そしてそれに合う音楽。
こういう感性の映画って最近だとなんだろう?
ストーリーに対して色々な意見があるけど、ファンタジーだと思ってるので自分は気にならない。
プルースト 失われた時を求めて
この本なら絶対に誰も手に取らないなと思いつつ、いつか挑戦してみるかな。
申し訳ない…
同僚に絶対キュンキュン(特に中学パート)するからと勧められて、満を持して(ハードル上げすぎて)鑑賞。
誰得なの?
博子の事はやっぱり女の樹に似てたから好きになったって印象。
博子は秋葉に好かれるけど男の樹が忘れられない。
女の樹は手紙で説明されるまで、同姓同名のクラスメイトと間違えられてるかもって思いもしないくらい男の樹の印象無し。
最後の図書カードで、実は男の樹は女の樹が好きだったのかもってオチでしたが、その感想が照れくさいって…。
恐らく感動シーンの博子の「お元気ですかー!」の連呼は笑ってしまった。
思った事は秋葉イイ奴だな、「幸せにして下さい」と劇中ガラス工房の生徒と同じ気持ちでした。
でも、セットは狙い過ぎでしたけど映像は綺麗でした。
って事で勧めてくれた同僚には感想言えないです、申し訳ない。
きれい。
BSフジにて初見。キャストがトレンディで時代を感じた。光石研若っ!笑
映像が本当に綺麗で、岩井俊二っぽい。冬でなければダメ。北海道でなければダメ。
ラストでやっと意味がわかり、かなり鈍感だった。だって酒井美紀と中山美穂は全然違うよ‥そういうことね。と。
「お元気ですかー、あたしは元気でーす」
・事故で婚約者の藤井樹を亡くした渡辺博子(中山美穂)は、今はない樹の住所に手紙を書いたら同姓同名の中学の同級生藤井樹(中山美穂)に届いた縁で文通が始まる
・少女漫画のように風に揺れるカーテン越しの藤井樹(柏原収二)
・同姓同名ゆえ何かとからかわれるふたり
・というかテストの答案を間違えて受けとったり、図書カードに似顔絵かいたり、下校中に紙袋被せるイタズラしたりと見れば見るほど藤井くんは藤井さん(酒井美紀)のこと好きじゃ~ん
・自転車置き場で幽霊のように佇む鈴木蘭々
・ブルマやペンフレンドという文化の懐かしさ
・中学の時好きだった子に似てたから博子を好きになったと知った博子の心情は複雑であろう
・淡い青春ではあるけど別に純愛ではないでしょ
邪魔せんときぃや、今いっちゃん良いとこや。
届くはずのない住所に送った手紙は事故で亡くした婚約者と同姓同名の女性のもとへ。2人女性の不思議な文通を描く
岩井俊二監督の長編第1作。
色が優しく、中山美穂の雰囲気もとても優しい。
過ぎる時間が心地よくておかゆみたいな作品です。(例えは良いかわかりませんが。笑)
何年かに一度観たくなる。
過去を取り返すことはできないし、自分の見えていた範囲で良かったこともきっとある。大事にすべきは「今」を過ごしてくれる相手。
ふとした瞬間に気持ちを支えてくれる音楽の使い方と心地のいい無言の瞬間が印象的な一作。
久しぶりに。
ひかりテレビを導入したので、
久しぶりに見ました。
トヨエツ&中山美穂好きなので
当時は満足のキャスティング。
年月が経過した今でも変わらぬおふたり。
中山さんの、ほんわかさ
魅力あるトヨエツでやっぱりいい映画でしたが
ストーリー面で−☆にしました。
すてきな映画ではあります♡
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