「救われないのが悲しい」Love Letter りりまるさんの映画レビュー(感想・評価)
救われないのが悲しい
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どこかに転がってるようでない、不思議で素敵なストーリーでした。
私なら脚本を過去を引きずってる女性藤井目線にします。
事実が明らかになったところで、婚約者の立場としては複雑ですし、女性の藤井は学生時代を引きずっていたわけでもないので、すっきりしませんでした。
成人男性の藤井が出なかったことが、驚きました。
周囲が語る話で想像するしかなくて、どれくらい博子のことを思っていたのかはっきりせず、鑑賞する側として中途半端な気持ちになってしまったのだと思います。
はっきりと博子のことを思ってるのが分かれば、中学時代の思い出として微笑ましく、この映画を鑑賞出来たのにな、と思いました。
博子のことを藤井に似てたから好きになったのか、博子が手紙をやりとりして変れたのかなど、分からないことがたくさんで、ずっと頭から離れませんでした。
博子の方に感情移入したので、婚約者が亡くなったことや手紙を出しても博子が救われる事実が出なかったことが、もやもやしました。
あと、豊川悦司の役と演技はどうしても好きになれなかったです。
藤井が好きだった人が秋葉を好きになるんだな。なんで?と思います。
樹が倒れて病院に運ぶシーンも不要だと思いました。
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