「30年目のラブレター」Love Letter またぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
30年目のラブレター
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最近はかつての人気歌手のコンサートにも良く行く。中山美穂も25年5月の千葉のコンサートを申し込んでいたが、当選発表前に訃報が届いてしまった。合掌。これがきっかけではないだろうが、このタイミングでの4kリマスター劇場公開は、再鑑賞したかったオイラには渡りに船だ。
大まかなスジは覚えていたがディテールは失念しており、初見に近い静かな感動を得られた。冒頭の長回しやロングの自転車入れ替わりとか、逆光を上手に使ったシーンなど、岩井俊二は最初から映画がうまい。
ラストシーン、やっぱり男樹が渡辺博子に声を掛けたのは女樹が忘れられなかったんだろうな、という一面幸福で一面悲しくもある回収でした。
あと、音楽のレメディオスがREIMYの事だとは当時は知りませんでした。とてもよかったです。
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