劇場公開日 1995年3月25日

Love Letterのレビュー・感想・評価

全79件中、1~20件目を表示

4.0図書貸出カードが懐かしい

2024年9月17日
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ジョニーデブ

3.0前日に見た「青春18×2 君へと続く道」の中で、台湾人の主人公とヒ...

2024年9月2日
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前日に見た「青春18×2 君へと続く道」の中で、台湾人の主人公とヒロインが台湾での初デートでこの映画を見ていたので、興味が湧いたので視聴

中山美穂の喋り方がなんか昔だなって思った

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zzzzz

4.5ふたりの樹

2024年8月26日
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泣ける

悲しい

楽しい

感想

愛している人の死から2年。

言葉が聞きたい。だから手紙を書いた。

返事が返って来ないと知りながら。

些細な思い込みから手紙の返事が返ってくる。

そこから知る大切な人の知られざる過去。

忘れていた過ぎ去りし思い出の日々。

人間の死生観。
死んだ人の事は残された人の記憶に残り続ける。

今を良く生きる事は、今はもういなくなってしまった愛する人の分まて生きていく事。

自分だけの、人に言えない秘密の思い出。

人の本当の想いはその時々の感情に覆われ複雑になり、素直に表現することが出来ない。

特に大好き人の思い出は。

.... .... .... .... .... .... .... .... .... .... .... .... .... ....

脚本と演出・描写が詳細に創り込まれており、いつ観ても素晴らしい。また劇中の音楽が良い。

若き日のふたりの藤井樹を演じた酒井美紀さんと柏原崇さんの初々しい表情と自然な演技、カット割の効いている正面から人を捉えた描写。中学校のクラスメイトの皆さんの表情を含めた各場面がドキュメントフィルムのようにありのまま捉えられており、特に樹が転校する日に樹の家に図書室で借りたマルセル・プルーストの失われた時を求めてを返して置いて欲しいと頼みにくる場面は大好きな場面であり、素晴らしい描写でこの映画の価値を高めている部分であると感じる。

及川役の鈴木蘭々さんは違った意味で記憶に残る演技であった。

豊川さんの演技は秀逸。中山さんの演技も自然で安定していた。

この映画を観ると30年前のあの頃の自分に戻れる。気がする。

今となってはとても懐かしい。

⭐️4.5

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Moi

5.0蜜柑の汁で炙り出したような初恋

2024年8月5日
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鑑賞方法:DVD/BD、VOD

「青春18×2」の2人が並んで観た映画は、
岩井俊二監督の「Love Letter」でした。
ずっと以前に観てますが、
感動したことと、
中山美穂と豊川悦司が出ていて、
豊川悦司がガラス吹きをしてたこと、
そして小樽の雪景色、
これだけしか覚えていませんでした。
名作の誉れ高いだけのことはありました。

2年前、婚約者を山でなくした中山美穂。
3回忌の法要で恋人・藤井樹(いつき)の中学の卒業アルバムを
見せられます。
咄嗟に住所を腕にメモ。
そこは小樽市色丹でした。
恋人を忘れられない博子は、小樽の住所に手紙を書き投函します。
すると藤井樹の名前の差出人から返事が来たのです。
博子は一瞬、樹から本当に返事が来たような変な嬉しさを
覚えます。
文通は続いて、秋庭(豊川悦司)が悪戯して、
「あんたは誰だ?」と書くと、同じクラスの女生徒・同姓同名の
藤井樹からだったのです。

この映画には悪意のないトリックが幾つか隠されています。
小樽に住む女の子の藤井樹の役は中山美穂です。
二役なんですよ。
そして博子は心の隙間を埋めるように、樹(中山美穂)に
樹(柏原崇)の思い出を書くように頼むのです。
★同姓同名で嫌な思いをたくさんしたこと。
★同じ図書委員をしたのに、一向に手伝わない彼のこと。
★交通事故で複雑骨折したのに、地区大会に出たこと。
★極め付けは、珍しい誰も借りていない本の図書カードに、
藤井樹の名前が最初に記される事、
彼はそこに喜びを感じていたのです。
(これは伏線でラストの落ちに繋がります)

小樽の女の子・樹は、同姓同名の彼の思いに、
それまでまったく気づいてませんでした。
博子が思い出を掘り起こしたことで、恋人の初恋を
炙り出してしまう。

本当に素敵なフェイントのあるラブストーリーです。
死んだ(遺体は山の中)恋人の過去、
同姓同名の同級生の女の子。

ラストの死者からのメッセージ。
是非ご覧になって、お確かめ下さい。

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琥珀糖

3.0二重(ふたえ)に撚(よ)られたらせん構図が生み出すしっとりとした情感の一本

2024年7月1日
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鑑賞方法:DVD/BD

<映画のことば>
渡辺博子さん。
あなたは、あいつのどこが良かったの?

亡くなって三回忌を迎える婚約者に踏ん切りをつけ、想い出としてだけ抱いて前に進もうという気持ちだったのかも知れません。
卒業アルバムから拾った、今はもう国道敷になっているという樹(いつき)君の住所に宛てて、博子が亡き婚約者にラブレターを送ったというのは。

それが、たまたま同姓同名で同性の樹(いつき)さんに受け取られたというあたりから、「岩井ワールド炸裂」とでもいうべき次第と相成ります。

踏ん切りをつけようとしたはずのラブレターだったのに、同じ世代を生きている樹さんによって、却(かえ)って亡き樹君への想いが募ってしまったといえる、ある意味では皮肉な構図なのですけれども。

そして、本作では「おまけ」として、クラスメイト時代の樹さんと樹君との仄(ほの)かな関係性も、本作の「二重(ふたえ)のらせん構造」として仕込まれていたのだろうとも思います。
ちょうど、遺伝情報(記憶)を伝えるDNAが、独特の二重のらせん構造を持っているように。
(たとえば、図書カードの裏面に、密(ひそ)かな細工をしても気づかれないよう、誰も借りないような本ばかりを借りて、最後の最後に、その本の返却をさりげなく樹さんに頼むような小細工だとか。)

そういうフアンタジーの効果も冴えて、観終わって、しっとりとした、それでいて溢れるようなたっぷりの情感の残る一本として、これも「岩井監督らしい」佳作であったと思います。
評論子は。

(追記)
作中では、本の返却を自宅で服喪中の樹さんに頼んだ時の樹君の表情が、評論子には、忘れられません。
図書カードの細工に樹さんが気づいてくれるか、くれないか、その期待と不安。
そのなんとも言えないような不安定な気持ちが、樹さんに対する「取って付けた」ような樹君の悔やみの言葉になり、その不安定な語調を感じ取った樹さんも、つい吹き出してしまう…。
その情感も、評論子には素敵な一本でもありました。

(追記)
作品の本筋とは何の関係もないことで恐縮ではありますけれども。
飛んでいる飛行機が、日本エアシステムの機体だったり、(博子の文通相手の)樹さんが使っていたのが、パソコンではなく、明らかにワープロ専用機だったり(シャープ製の書院?東芝製のルポ?)、往時を知る者としては、懐かしくもありました。
(JAS・日本エアシステムが日本航空に身売りをしたのは、後のことです。TDA・東亜国内航空の機体でなかっただけでも、まだ「新しい」ともいえるでしょうか。)

往時の樹君が走っていたグラウンドの写真を撮ってもらうにしても、動画で撮影してメールで送ってもらうのではなく、ポラロイドカメラを送り付けて頼むあたりも、その意味では、なかなか「味わい」がありました。

(追記)
「救急車の到着までに1時間」…冬場の北海道の地方都市なら、当時としては、あり得なくもないだろうと思います。
そして、状況としても、正に今、降りしきる雪の中で、何とかして道路を啓開して交通を確保しようと道路管理者(国道であれば北海道開発局?北海道道であれば北海道庁の小樽建設管理部?)が除雪車両を投入して必死の除排雪作業の真っ最中―。
そんな状況では、無理もないことでしょう。
いかに救急車とはいえ、悪路を走るにしては、ふつうのワンボックス車に過ぎないわけですから。
(ましてや、小樽は「坂の街」)
これも、小樽の色彩がたっぷりのエピソードでもあったと思います。
評論子は。

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talkie

4.0過去と現在進行形のラブストーリー

2024年5月15日
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幸せ

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Don-chan

3.5まるで少女漫画の世界

2024年5月13日
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幸せ

萌える

「青春18×2 君へと続く道」を観たら「love letter」が題材になっていて、そういえば「love letter」を観ていなかったなと鑑賞。
さすがの岩井俊二、少女の描き方が秀逸です。
少女漫画の世界だよ。

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キブン

3.0懐かしい映像

2024年5月11日
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別の映画を理解するために鑑賞。若かりし頃の豊悦はやっぱりよい。今は今でよいのだけど。配信でみたので、映画館で観たら、景色など、また違った印象になったかもしれない。

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カジ

4.030年前の岩井俊二作品

2024年5月11日
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泣ける

幸せ

萌える

岩井俊二作品が好きになって過去作に遡ろうと思いつつ、なかなか見る機会がありませんでしたが。ほかの作品でラブレターの話が出たので良い機会なので鑑賞です。

スタートからちょっとねじれていて、これがどういう意味なのか考えてしまいます。時間軸がズレている?想像しているキャラクターが入れ替わってる?死んでる人間が死んでない?逆に他にも死んでる?
などなどいろいろ考えてしまいますが、そんなに複雑ではありません。もっとピュアな物語です。
そういえば、あの岩井俊二監督の30年前だもの。

30年前のストーリーと絵作りは、ノスタルジックで今風ならエモい。昭和っぽい演技で、上手いとかそういうものでは無い。今ならもっと違った演技になるかと。

「ラブレター」の2つの意味と、、最後の終わり方。良かったですね。

前半は、昭和演出と演技の下手さに目が行きましたが、後半は泣けました。

多分、今夜ベットで噛み締めて、、明日はもっと良くなるのでしょう。岩井俊二監督作品ですから。

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だるまん

2.0話が出来杉くん

2023年12月31日
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プライア

5.0生きてるって素晴らしい絆の良さが映像化された傑作 大人でも感動する

2023年12月9日
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泣ける

興奮

幸せ

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チャン・パー

4.5過去の出来事の真実が明らかになることで、登場人物が救われていく温かみのある物語、そして鮮やかなラストシーン

2023年3月5日
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Kazu Ann

2.0記録用 1995年作品

2023年3月4日
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千恵蔵

3.5情景の映画と言える。

2022年11月29日
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岩井俊二監督の代表作。
ストーリーは独特のリズムで進む。そして、情景の映画と言える。
中山美穂が一人二役を演じるが、酒井美紀が、そのうちの一人である藤井樹の学生時代を演じている。
中山美穂と酒井美紀が頭の中でなかなか結び付かず、中山美穂が渡辺博子と藤井樹のどちらを演じているのか、わからなくなる。
どこか謎解きのようで、不思議な時間の感覚に身を委ねるべきなのかもしれない。
青春の軌跡はみずみずしく、いとおしい。

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caduceus

2.5『失われた時を求めて』は大変です。僕は4回試みましたが、まだ、読めてません。

2022年8月4日
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韓国とか日本人はこういう映画すきですね。
美男美女の恋愛ですからね。でも、僕みたいなモテない男にはファンタジーなんですよね。最初は良いけど、終わり近くに飽きてくる。それで、ベタな終わり方。ヘナヘナって感じですか。主人公の少女時代の女優とのギャプがあったように思えます。僕は少女時代の主人公を演じた女優さんが透明感あって良いと思います。最近はテレビや映画には出ませんね。もっとも、
今は45歳くらいになっているのでしょうが。

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マサシ

3.0ある意味時代の空気を切り取っていた

2022年7月9日
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ふとしたきっかけで再鑑賞。
ヒロインの渡辺博子は初鑑賞当時はあんな可愛らしい、守ってあげたくなるようなキャラクターはいないと思っていたのに、今見直すと印象が180°変わっていた。

好きな男性と死別し、忘れられないままその友達のアプローチを受け入れてしまう所、その彼が自分に好意があることを知りながら死別した恋人への愛を事あるごとに口にする無配慮な所、自分の勘違いで全く関係ない他人を巻き込みながらも、その人が同級生だと知るとエピソードを教えろとか、風邪引いてると知りながらグラウンドに行って写真を撮ってこいとか、自分で散々聞いておいてやり取りした手紙を丸ごと送り返してしまう所など、我儘で計算高く、自分の感情の為に他人を振り回す性格が随所に見られます。

しかし一歩引いて考察すると、当時はこういった「何を考えているのかわからない」「落とせそうで落とせない女性」「落とせないのにキスは受け入れる、押しに弱い女性」が世の男性にとてつもなく人気の時代だった事を思い出します。ちょうど裕木奈江などが全盛期の頃です。

そう言った意味では時代の空気を切り取った、興味深い作品だな、と改めて感じました。

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chao2suke

4.0映像美

2022年6月4日
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最初の5分で映像の美しさに引き込まれていた。
冷静に考えるとあり得ない話だし、セリフも???となる部分はあるけど、小樽の街並みや工房の風景、図書館、雪山、中山美穂など都会生活とは全く違う人や時の進み方、光、匂いなどでとっても満たされてます。
私にとっては、朝散歩に近いくらいリフレッシュできるので、またみたくなる映画。

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miozou

2.5久しぶりに再見したが

2022年5月3日
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そもそも酒井美紀の10余年後が中山美穂、という設定にムリがある。
演技が決して上手くはない中山に二役させたのも厳しいし、観客にニ役を区別させるために片方を風邪引きにしたのもお粗末。女の樹の父親エピソードも蛇足。また、渡辺博子が山に向かって叫ぶシーンは恋人の名前を呼ばないことに大きな違和感。
公開当時はそこそこ感動した記憶があるけれど今見るとイマイチでした。一応1995年当時は洗練された映画だったんだと思う。冒頭の映像とか雰囲気は佳作です。
加賀まりこは美しいと改めて認識。

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lll

2.5亡くなった恋人の事を「もっと知りたい、忘れられない」という気持ちは伝わってきたし、切なくなるのだが・・・・。残念

2022年3月14日
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ゆっくりランナー1号(名前を11/28変更しました)

2.5「かわいく、難しく、眠く」

2022年2月12日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

難しい

寝られる

途中3回くらい 寝てしまった

巻き戻して何回かみたが ?が多い。

同姓同名なのに同じクラスにするか?というとこはあるが笑
同じ苗字でも意識するのに同姓同名なら尚更だろう。

回想パートと現実パートとで構成されているが回想パートは青春時代の甘酸っぱい感じはよかった

見所は
中山美穂全盛期のかわいさ
雄大な大自然のカット
同姓同名の葛藤

鈴木蘭々なんて久しぶりに見すぎて笑った

豊川悦司はおじさんの印象が強いため若くてキスシーンをしてるとなんか怖かった。

もう一回みたら印象変わるかな?
正直評価が高い意味がわからん

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幕張豊砂の弟