ラスト・オブ・モヒカンのレビュー・感想・評価
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ダニエルデイルイスが主役なんだけど
見た時、映画館に私の他に2人しかいなかった。 タイタニックの合間に上映されてた。 まぁ、なんというか、ラストがなんの冗談かと思うストーリーだった。 地域の図書館でチラと見たら、児童文学では有名な名作らしいことが分かったが、どうやら映画とは話が違うというのが、表紙を見ただけで分かった。 それなのに、ダニエルからは目が離せない。きっとこの世界を救うのは、彼だと思いながらポーッと浸れる。 あと、これは男祭り。
壮絶な愛
原作はジェームズ・フェニモア ・クーパーの小説『モヒカン族の最後』 独立前夜のアメリカを舞台に、英軍大佐令嬢と、モヒカン族酋長の息子との愛を描く。 壮大な史劇アクションロマン! 子どもの頃から好きで好きでたまらない映画(;_;) 個人的に神映画だが、完璧な映画ではないので注意! まず、誤解のないよう史実との違いを。 本当はモヒカン族ではなく、マヒカン族なそうな(^_^;)原作で間違って使ったためそのままモヒカンが有名に… ラストとあるが、まだモヒカン族は少数ながらコミュニティーを作ってアメリカで生活しております(^^) また、原作とは主人公の設定もストーリーもだいぶ変更点があるので、別物として観るといいかも♪ このレビューは今月発売のBlu-ray版を元にしてるので、DVD版との違いを。 尺は117分から114分に。※ちなみに劇場版は112分 シーンで短くなったとこと消えたカットがあったかな。セリフもちょい変更。 ただ、画質大幅アップに挿入歌「I will find you」が復活! 質はポニキャニのDVDとは雲泥の差で↑ 特典は監督のオーディナリーつきとメイキング3本(^_^) 吹き替えがあればもっとよかったかな(*^^*) マイケル・マンと言えば『ヒート』ほか社会派現代劇クライムアクションものが有名なため、マンが史劇?ロマンス一見取っ付きにくそうだが(*_*; いいえ!取っ付きやすいんです(^_^;) アクションも凄いんです!!マンですから(笑) 1700年後半の話ではあるが、銃はあるので銃撃戦もとい戦闘シーンは臨場感が鬼! 監督の能力によるものも大きいのだが、撮影監督にマン監督の相棒ともダンテ・スピノッティを投入! スケジュールの都合で別の撮影監督が決まってたが、スピノッティの予定が空くと前任者を首にして任せたそうな(・・;) スピノッティは『ヒート』『LAコンフィデンシャル』の撮影も…腕はとんでもない(*_*; 戦闘シーンでは特に、「ヘンリー砦攻防戦」! フランス軍がイギリスの砦を攻めるのだが、大砲ドッカンドッカン(*_*; 火薬の量も素晴らしいが構図がまたよい(゜ロ゜; あとは、やはりラストバトル(;_;)ネタバレになるので書かないが、ある場面までセリフがまったくなく、音楽と戦闘が続く。 緊迫感と興奮が異常!(゜ロ゜;人によっては泣く(;_;) ※初めて観たときは感情移入しすぎて震えと涙が止まらず(*_*; どちらも映画史に残る?シーンなので必見(^^)b して、ストーリーは(やっと(笑)) モヒカン族3人(主人公、ウンカス、父)がヒロイン二人(コーラとアリス)を護送中のイギリス軍が敵対するインディアン軍団に襲われ壊滅寸前のところを助ける。3人強すぎ(^_^;) そして、いろいろあって(略しすぎ)主人公はコーラとウンカスはアリスと恋に落ちるのだが… 恋愛描写が少ないので脳内補完が必要(^^) 主人公たちも恋愛描写少ないが、ウンカスカップルは恋の進展にセリフすらないので、二人の表情、仕草、行動から読みとらねばならない! 2時間弱の映画にロマンス、アクション、インディアン悲史劇を組み込んだため、尺不足な面もある。※監督は当初3時間越えの映画も考えてたそうですが。 音楽は言うまでもなく神なので、サントラは買った方がよい♪ 役者もダニエルはかっこよすぎだし、ヒロインのマデリーンも超美女なのだが… まあ観ればわかるのだが、映画最高の見せ場は主人公カップルではなく、実はウンカス(エリック)カップルの壮絶な愛なのである(゜ロ゜; ウンカス特攻は涙なくして観れません(T-T) そして、アリス(ジョディ・メイ)の表情は観たら一生忘れられないシーンとなるでしょう(*_*) 父役ラッセル・ミーンズもイギリス人将校ウォディントンも男の生きざまをしっかり見せてくれ、もうたまりません(゜ロ゜) ラストも冒頭シーンを思いだし、対比させると、もうね… この映画がBlu-ray新品1000円台で手に入るとは(;_;) ワーナーぐっじょぶ!ポニキャニ許すまじ! 完成度自体は『ヒート』の方が高いだろうし、粗もある映画だが、それを考慮してもあまりある魅力があるという点では最上級の映画(^^)
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