「はた迷惑」ラスト・オブ・モヒカン こまめぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
はた迷惑
ダニエル・デイ=ルイスのこれでもかという役への没頭はすごい。そのための準備も半端ない。その結果切り立った崖を全速力で銃を3丁も持って駆け抜けるのだから、モヒカン族かというとどうなのか謎なんだけども、少なくとも現地で日々暮らしてた人感はある。
植民地の取り合いの戦いをイギリスとフランスがしているわけで、そのケンカに巻き込まれた北米原住民たち。
その煽りでの民族の戦いになるかと思いきや、アンガの個人的な怨恨に結果終始することとなり、ちょっと拍子抜けなところはある。
イギリスフランスも喧嘩をよその地でやらかすとは全くはた迷惑でしかない。
モヒカン族に育てられた白人で心はモヒカン。それはわかるのだけど、なんというか、結局は白人同士で恋に落ちてんじゃん…やはり選民的じゃん…て気分が拭えない。捻くれすぎだろうか。
それにしても親父強え。
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