「歴史大作の教科書」ラストエンペラー 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
歴史大作の教科書
今更褒めることすら恥ずかしいロレンス、風、ゴッドファーザー、タイタニックあたりと並ぶ映画史に残るスペクタクル大作です。
「君たち、大作っていうのはねえ、こやって撮るんだよ」的な正攻法です。
40年ぶりに観ましたが、豪華絢爛な画面と現在過去の交錯展開は完璧です。
ただ、満州帝国の設立経緯を知っていることが前提で話が進みます。例えば東洋のマタハリも出てくるのに全く説明がないので、知らないと彼女だということすらわかりませんし、教授が演じた甘粕正彦なんて昭和史では有名ですが普通の人は知りません。少し調べてから観た方がいいです。
そういえば初見の時はよくわからなかった。
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