劇場公開日 2024年1月19日

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「リマスター版鑑賞」悪魔のシスター たいちぃさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0リマスター版鑑賞

2024年1月19日
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鑑賞方法:映画館

シネマート新宿にて鑑賞🎥

師匠ブライアン・デ・パルマ監督のこの映画が「デジタルリマスター版✨で映画館上映される」となったら、とにかく観に行くしかない。……公開初日、会社休んで鑑賞ww

自分の学生時代には名画座では上映されなかった『悪魔のシスター』だったので、初見はVHSだったが衝撃的な出会いだった😱
デ・パルマらしい画面分割・覗き趣味なども見られ、あのウィリアム・“ウィンスロー・リーチ”・フィンレイ出演の上、シャム双生児の絡む殺人事件が個人的にはとてつもなく面白かった🤗

その後、DVDなどでもリピートしているが、「今回のデジタルリマスター版って、綺麗な映像が見られるかな?」などと思って観に行ったが、確かに旧作映画にありがちなイマイチ映像は皆無だったものの「当時の映像を綺麗にするのはコレが限界?」とまずまずであった。

何度も観ている映画なので、物語の細部には触れないが、オープニングロールを見ていて、「この映画も編集:ポール・ハーシュ、音楽:バーナード・ハーマンか……」と感慨深いものがあった。
とにかく「この映画をスクリーンで観られる幸せ」を感じた至福の時間であった💕

リマスター版での再上映なのでパンフレット販売は無かったが、リーフ販売があったので買ってきた。このリーフ、A3ぐらいの大きさがあって、カバンに入れるには折るしかないが折ることはできないので持ち帰りが大変だった(笑)
それでも帰宅後、リーフを広げてみると、なかなかの読み応えありOK。

ブライアン・デ・パルマ監督は学生時代(1970年代)から大好きな映画監督であり、一般的に情報公開されている作品は短編含めて全て鑑賞している。
日本で未公開&未ソフト化作品『Murder a la Mode』・『Do you know your Rabbit』・『Wise Guys』などは海外盤DVD輸入で購入して鑑賞するなど……。
デ・パルマ監督との出会いは『愛のメモリー』試写会であったが、その後、江古田文化で『ファントム・オブ・パラダイス』、旧文芸坐で『キャリー』を観て大大大ファンとなり、上映されるたびにデ・パルマ映画を鑑賞している🎥🙂✌️

デ・パルマ監督はヒッチコキアンであることを昔から発言していたが、「画面分割」・「スローモーション」・「ちょっとした特撮映像」などをデ・パルマ世界とすることで自分自身の映像世界の構築に成功したと言って良い‼️
したがって、ヒッチコック映画と比較する必要は全くない。
ヒッチコックはヒッチコックで素晴らしさを持っているし……。

しかし、映画館でブライアン・デ・パルマ世界に浸ることが、自分には本当に幸せな時間であることを再確認した👍

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たいちぃ