「椿には及ばないけど」用心棒 えらさんの映画レビュー(感想・評価)
椿には及ばないけど
『椿三十郎』がきっかけで黒澤作品を年代順に見てきて、ようやくその前作である本作に辿り着いた。
まず、椿が時代劇ながら全体的に朗らかで明るい雰囲気であるのに対して、思いの外暗くシリアスなことに驚いた。血も出るし。正直椿には遠く及ばないなあと思いながらもきっちり楽しめたので文句はほぼない。及ばないというか好みの問題なのでしょうが、やっぱりエンターテイメント路線の作品はノリが明るい方が良いなあ。椿は尺が100分以内に収まってるところも好きなのです。
決闘の前の向こうから歩いてくる三船のカットは素晴らしい!!
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