「まさに「なに?」なクリーチャー」遊星からの物体X うにたん♪(コロナが当たり前の世界)さんの映画レビュー(感想・評価)
まさに「なに?」なクリーチャー
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CGもない特撮でここまで気持ちの悪い作品を作り上げたと感心する。
下手なCGに比べても存在感が桁違い。
むしろCGで綺麗に作られても、あんなもん触りたくないし、近寄りたくもない…と感じるレベルになるかは別問題。その部分でこの特撮は凄い。
もはやB級ホラーと言う分野で区切れば絶対的名作である。
雨の後の筍みたいにはえてくる今時のB級ホラーではこれだけの興奮は得られない。
物語の中で採血して、ヒトなのかチェックするシーンは本当にドキドキする。
ラストシーンの白い息を吐く主人公と白い息を吐かない仲間を見て、どちらが?と言う所で終わっていくのは見終わった後も印象に残る。
前日譚が映画化したので改めて観る人も増えたが、回収してきた遺体やカミソリを持った遺体、切り出した氷の棺など、当時としても異様さは凄かった。
ビビって観なかった人も多いとは思うが観て損はない。ホラー映画はビビらされる位じゃないと勿体ないよ。むしろそれを観る権利を買ってるはず。
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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)さんのコメント
2021年2月18日
久々にレンタルして観たら、スタンダードサイズにシネスコで画面が入ってて、下に字幕、4:3のTVに合わせた古いタイプだった。作品とともにディスクにも時代を感じた。