もののけ姫のレビュー・感想・評価
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生きろ!見ろ!そして泣け!(圧巻のオールドジブリ①)
何回も何回も見た事が有るし、当時当然にスクリーンで見たであろう本作。
令和二年の2020年に、再び劇場にて公開のオールドジブリの秀作。
もちろん、見て参りました(`_´)ゞ
全然色褪せない、素晴らしい一作!!!
圧倒的な(手書きの)作画!
圧倒的な(久石譲さんの)音楽!
圧倒的な(絢爛な)声優陣!
圧巻の秀作(=´∀`)人(´∀`=)
ーーーーー
人類の文明が途絶えて幾年月。
人々は電気電波も無い、自然と共生する道を選んでいた。
東のとある村に、ある日。
祟り神となった猪が現れる。
村を護る為、若者アシタカは祟り神に弓を引く。
村は護れたが、祟りを浴びたアシタカは、その謎を解く為、西の村へ相棒のヤックルに跨り旅へ出る。
西の村では、木を切り森を拓き、タタラを踏んで鉄を作り、山の神々を追い出し、シシ神すらを駆逐しようとしていた。
ーーーーー
武漢ウイルス蔓延の昨今。
運が有って?縁が合って?再び本作に出会えた。
武漢ウイルスは?行き過ぎた現代文明に対する祟り神なのか?
それとも?そんな事は考え過ぎなのか?
風の谷のナウシカを見て?もののけ姫を見るか?
もののけ姫を見てから?風の谷のナウシカを見るか?
何にしても、ハンカチ握りしめて、みなさんも劇場に走って欲しい。
てか?
千と千尋の神隠しは、まだ分からなくも無いけど?
何で?
何故に?ゲド戦記を?再公開?
どう考えても?!
魔女の宅急便/紅の豚/ハウルの動く城/想い出のマーニーだろ!
ギリで?
崖の上のポニョ?だろ!?
ジブリグリーンは心に染み渡る度】☆⑤
ヤックルかわいい度】☆⑤
松田君も石田ゆり子さんも凄いけど‥
美輪明宏さんのモロは桁違い度】☆⑤
久石譲さんの一番の代表作は?
実はもののけ姫なのでは?度】☆⑤
和弓家?洋弓家?も鼻高々度】☆⑤
エヴァリビルドの会見で庵野監督は言った。
『エヴァは確かに二十年前で今更!て意見も分かりますが?
この二十年エヴァを超える作品が無かったのも事実です。
エヴァをやる意味は・・』
↑何と言う天狗ぷり!何と言う(ある意味での)真実!
この二十年。
ガンダムオリジンもヤマトのリメイクも攻殻機動隊シリーズもマクロスフロンティアも・・
サマーウォーズも君の名はも・・
↑全部、素晴らしかった!!!
でも!
やはりオールドジブリは圧巻!
宮崎駿御大、素晴らしき(=´∀`)人(´∀`=)
もののけ姫を見てから?風の谷のナウシカを見るか?
風の谷のナウシカを見てから?もののけ姫を見るか?
特別料金¥1100は安いぞ!
皆、スクリーンへ急げ!!!
コロナ禍の今だからこそ
人間の強欲のために森を破壊した結果によるウイルスのヒトへの「感染」は、まさにシシ神の怒りを受けた報いのよう。
森を破壊することに対する怒りを人の視点ではなく、先住するいきものの視点で描いている。対して、スウェーデンの若き某環境活動家の視点は、人間のエゴの範疇を超えていない。
人間の業に対する怒りだけではなく、自然賛歌の監督の想いも感じる。土や雨のにおいがスクリーンから伝わってくる。
アシタカは邑に残り、サンは森に還る、最後のシーンは深い。
そこから私たちはどう生きて来たんだ?
映画館でジブリを観ようキャンペーンで今公開中の「もののけ姫」
やはりこの作品も、映画序盤の
祟り神がアシタカの村を襲うシーンや
乙事主(おっことぬし)が率いる巨大イノシシ軍団、
山場の「でいだらぼっち」の変身シーンなどは
映画館の大画面で観る価値有り過ぎです!!
アシタカが武者たちと戦うシーンでは
首、腕チョンパシーンが衝撃的なので
人によってはちょっと苦手な方もいるとのことですが
もともとあまり小さな子供向けの話ではないので
お子様の年齢を考えて観に行ってくださいね。
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
岡田斗司夫さんのYouTube解説によると
「もののけ姫」は「風の谷のナウシカ」で
描ききれなかった部分を
人生最後の作品(当時の宮崎さんの心情)として
作った作品であるとのこと。
確かに「風の谷のナウシカ」を観て一週間後に
「もののけ姫」を観た時にその言葉実感しました。
「ナウシカ」でオームが押し寄せてくるシーン、
巨神兵のビームで多数のオームが吹き飛ばされるシーンなどは
「もののけ」でイノシシ軍団が押し寄せてくるシーン
イノシシ軍団が地雷で吹き飛ばされるされるシーンがほぼ一緒!
それでも新しい技術で作られた「もののけ」のイノシシは
「ナウシカ」のオームよりも臨場感があり
押し寄せ感がさらにリアル。
また、「ナウシカ」で子供のオームを
群れに返すナウシカのセリフや振る舞いと
シシ神の頭を「でいだらぼっち」に返す
アシタカのセリフや振る舞いがほぼ一緒。
どちらも人間と自然のせめぎ合いから
共存の道を探ろうとする主人公のお話で
ジブリも繰り返しそこを描いてきた。
今はグレタ・トゥーンベリさんのごとく
「だからそこから具体的にどうする?」
というところに世の中は進んで来た。
1997年製作のこの作品に感動した私たちは
その答えを考えてきたのだろうか?
そこにズド〜〜と重いものを感じてしまった。
@おすすめ鑑賞方法は?
「23年も経てば観てない人も多いはず
一回は映画館で観ておきましょう」
演出がすごい
何度見てもイイ。
映像が色あせない。
例えば、梯子を登るシーン、乗馬中の様子がネルヌル動く。
何より驚いたのは、演出力。
・ベストなタイミングで流れる音楽
・キャラの表情やセリフ
・戦闘シーンの迫力
祟り神は幼少期のトラウマなわけだが、今みても不気味である。そう感じさせるのは絵柄だけでない。挙動、音楽、設定にもある。
シシガミは神秘的でミステリアス。
アシタカとサンの微妙な関係性が良い。
とてつもない想像力がないと生み出せないシーンの数々。傑作だと思う。
鬼アシタカと賢いヤックルのバディが好き
ジブリ作品では、ほのぼのしたお話よりアクション満載の作品が好きなので、もののけ姫が劇場で再度鑑賞できたことが激熱でした。
日本人が描くリアリティな映像には美学的要素があり、それと合わせで音響・音楽の掛け合わせが躍動感があり最大の見どころです。
ジブリの後継者は○○なんて仰っている方々もいますが、比べる必要性はなく、特に心血を注いで頑張ってらっしゃるアニメクリエイターの皆様を尊敬します。
声優さんも当時違和感や批評があったかもしれないが、今は最高のキャスト人だったと思えます。
DVDは勿論持ってますが、また劇場の臨場感を味わいに観に行きたいです。
死生観
もののけ姫は映画館で観れなくて、丁度いい機会なので鑑賞。ストーリーや画像の美しさは言うまでもなく、モロの美輪明宏氏は有名だが、乙事主の森繫久彌氏には驚いた。サンの石田ゆり子さんもよかったなあ(個人的に)
名作
何度も視聴した事はあるが映画館でみるジブリ作品はやはり凄かった。
いつも映画を見る基準で鳥肌がたつか、帰ってからも他のことに集中出来なくなるくらい余韻に浸れるかで判断するが今回も両方を感じられた。
日本の映画はやっぱりアニメだ!✨
ナウシカと併せてこの機会観ておいて良かった
いよいよ終わりかなと、
もう一度行ってしまいました。
劇場の大音響はいいですね。
やっぱり、島本須美さんが劇中、緩急付けてくれてます!
生きてりゃ、なんとかなる!
これからも時々、リバイバルしてくれないものかな、、、。
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実は、公開当時は、あまり面白いとは思えなかったんです。
しかし、先日ナウシカを観て、とても良かった。
他の方のコメント観ると、もののけ姫を高評価なので、そんなんだったかな?という感じで、これは観ておこうといってきた次第です。
いやー、もうなんで、刺さらなかったんだろうと思うくらい、よかったです。
なんか、声優さんでない人が、結構声当てて、違和感があったのかもしれません。
しかし、今回は、そうなことも感じないし、動画も本当よく描かれているなあと思いました。さすが興業収入193億円!
最大の気づきは、島本須美さん演じるトキですね。
劇中、ふわっとしたところと、ピシッとするところを演じることができる声優さんで、素晴らしいです。
改めて、出演者皆さんの素晴らしさを感じました。
ナウシカを観た後、もののけ姫観ると、今更ながらその対比が面白いと思いました。本当、観といてよかったです。
大好きな映画に、今頃、ナウシカと併せて追加です!
好きなセリフは、
生きてりゃ何とかなる!
ですね。
忘れちゃいけないのが、久石譲さんですよね。
アシタカとサン、Amazonミュージックで見つけたので、しばらくは、余韻を楽しみます。
その後、千と千尋の神隠しも観たんです。
三本から感じたのは、
やっぱり、
生きてりゃ何とかなる!
どんなに苦境になっても、どこかに助けてくれたり、見守ってくれる人がいる。ってことでした。
ナウシカでいうと、ユパ、ミト、アスベルのお母さん
もののけ姫でいうと、トキさん
千と千尋の神隠しでいうと、りんさん、鎌爺さん
教育以上のもの
一生に一度はもののけ姫を映画館で。
身体が震えるほど心にささる。
学校教育以上の事を学ぶ作品として、時を超え親から子に伝えるべき作品。
何度見ても感動し、穏やかに凛とした気持ちにさせてくれる。
公開当時の10代の時に見た時とは、違う見方や感じ方をする。あれから20年経ち、僕は少しだけ宮崎駿が描いた物語の本質に近づく事が出来たのだろうか。きっと10年後に見ても、その年になって初めて気付くコトバやテーマがあるのだろう。
2020-24
「黙れ小僧!」と言われたくて。
『もののけ姫』を初めて観たときは、おそらく小学生。
怖い、という印象がなかなか消えず、2回目に観たときはもう大人になってからでした。
特にわんちゃん好きの私にとって、犬が傷ついていくのを見るのがつらかったからだと思います。
そして、ジブリ=トトロ、のほんわかイメージだった小学生の私。
冒頭から人の腕や首も吹っ飛ぶ。生き物が血を流して死んでいく。当時はまだバイオハザードにハマる前ですので、結構な衝撃。
飼っていたわんちゃんがいたので、きゅんと苦しくなったのを覚えています。
大人になってから観てみる。確かにまざまざと生と死に向き合わされる。
でも、見終わってみると、彼らの生き生きとした表情が瞼にこびりついて眩しくて、なんだか元気になれるのです。
自分の信念を曲げずに生きている姿。人生を紡いでいるという感覚。
生きる力をくれる、強い映画だったんだなと気付かされました。
その力が強すぎて、子供心に「怖い」という感情表現だったのかも。
それにしても生「黙れ小僧!」は震えましたよ。
目ギンッギンにしてあのシーンを待ち、マスクの下で口パクしました。たまらん。
とてもよかった
10年くらい前に見返して以来で、劇場公開時以来のスクリーン。コロナのお陰だ。劇場公開時は『ナウシカ』の焼き直しみたいだと思って、ちょっとがっかりした記憶がある。10年前に見た時はすごく感動して、今回は『ナウシカ』の二日後に見て、ナウシカに比べてアシタカのキャラが薄くてあまり魅力を感じなかった。サンも狼少女であんまり応援する気が起こらない。自然と人間の営みの両極端で引き裂かれるアシタカの立場で、宮崎監督も苦しそうで、見ているこっちも自然に肩入れしたいけれども、自分も文明の恩恵を受けているので居心地が悪い。矛盾を矛盾のまま居心地悪く描く。
ヤックルが健気でかわいい。エボシがクシャナと同じく手を汚して重荷を背負うタイプでかっこいい。
クレジットに電通があり、そのお陰でジブリが国民的大ヒットブランドになっていくのかな。大駄作の『ゲド戦記』まで大ヒットさせてしまうので電通はすごい。
どうにかなる、生きてさえいれば
このチャンスにと思って映画館で見てきました〜
ジブリ作品ひとつも映画館で見たことがなくて、ずっと見たい見たいと思ってたのでほんとに嬉しかった
子供の頃からアシタカが大好きで、もののけ姫っていう作品が大好きでした。
当時はたぶん何が起こってるかいまいちわからないまま、なんとなく好きだったんじゃないかなあと思います。
あらためて見てみると、時代背景が綺麗に歴史に沿っていたり、
特になんの説明もない登場人物の裏設定が所々で表現されていたり、
大きなテーマである自然と人間の対立についても大人になってからようやくちゃんと理解できた気がします。
思ったよりセリフも覚えてるとこ多くて思わず声が出そうでした。
何歳になってもそれぞれの歳で感じ方が変わってくる素晴らしすぎる作品だなと思いました。
何度でも失敗して、それでも周りと共に何度でもやり直して生きていこう
ってかっこいいこと思える作品です。
好きすぎて観れなかった映画をとうとう観てしまいました
ジブリ第三夜。
念願のもののけ姫をスクリーンにて。
この世界観こそ、魂に染み入る奥深い物語。
だからこそ、実は今までしっかりと最後まで直視出来ないで居たのです。
封切り当時は、結婚出産子育てと自分自身の生活から世界観がめまぐるしく変わった年だったため、後にDVDレンタルで話題となってから知ることになる。
テレビ画面でちょっと見ただけでも鳥肌ものなので、子供たちは平気で最後まで観てたのに実はついて行けず、一緒見た振りをしながら、毎回途切れ途切れで感動して、いつかきちんと観たいという想いが、かえってあまり観たくない映画となってしまっていた。
だからこそ、今回、初めて銀幕で、一観客として、最初から最後まで、全身全霊で観ることが出来ました。
ナウシカと千と千尋の神隠しときて、この順番でよかった。
とりあえず、わたしの中で宮崎駿が完結。
当時しっかり観たとて、とうてい及ばない知識が多少なりとも追いついての鑑賞でしたが、観応えじゅうぶんどころか、時代考察、歴史考察、自然科学の繊細な表現に対し微塵の妥協もなく、わたしの直感で確信している部分と響命し、震え、涙が出そうになる。
この映画をどう解釈しようと、どこにも正解などなく、みる年齢により受け取り方が違ってよく、子供たちも好きだし、わたしもカミさんも大好きなんだけど、まだこの先の人生で、何度も巡り会う気がする。
この時代に自分もいたのがわかるから。
サンがアシタカを助けて寝ていたのも、山中にある巨石群の洞窟だった。
まだ植林されてない自然林の苔生した湿原や、尾根の岩場。
タタラにデータラボッチにコダマ、シシ神、山の神、山犬、猪、アカシシ、乙事主。
そこに古代の縄文と弥生の壮絶すぎる人間ドラマ。
それがまだ、現代もつづいてる。
そんな、シシ神の居なくなった山に、今わたしは入っていって、その昔の面影をわけもわからずうろうろ彷徨ってる。
シシ神を感じたり、データラボッチやコダマを感じながら。
やっぱり、死んでないんだね、まだ。
生と死を司るシシ神だもの。
よみがえらせるのは、滅ぼした人間がやらなきゃならないんだ。
あの時代に生きてた感覚は、本当は未来なんだ、きっと。
※以下、評価5にした映画史上最高傑作10選+αの発表です
2001年宇宙の旅
惑星ソラリス
ブレードランナー
未来世紀ブラジル
ミツバチのささやき
ブリキの太鼓
時計じかけのオレンジ
裸のランチ
ウンタマギルー
ナウシカ
もののけ姫
ストレンジャー・ザン・パラダイス
バグダッド・カフェ
ドゥ・ザ・ライト・シング
全身で迫力ある"もののけ姫"を味わい感涙
宮崎駿監督の全エネルギーが詰まったスペクタクルな「もののけ姫」は、心の奥にまで訴えたい思いが伝わる素晴らしい作品です。
特にジブリ作品の中でも派手なアクションや所謂エグいシーンはあれど、それこそが観るものを惹き付ける魅力的な要素で「風の谷のナウシカ」の初期作品に通じるものがあります。
今になって映画館で観れたことは貴重な経験となりました。
TVでは伝わらない音響やキャラクター達の躍動感を味わえる事ができたので、本当に感動しました。
他の今上映しているジブリ作品も観に行こうと思います。
共存する難しさそして大切さ
ジブリ作品リバイバル上映として久しぶりに鑑賞した。
ジブリ作品を全て観てきたわけではないがこの作品は千と千尋と並んでジブリ作品の中で1番お気に入りの作品である。また劇場で観られた事に感謝したい。
この作品を当時劇場で観たのは小学1年生の時。これが不思議なことにあれから20年以上の時が経っても根本の感想は変わらない。もちろん一つ一つのシーンやセリフに重みを感じたり追求する事はあっても、根本の共に生きる難しさそして大切さというのをこの作品では深く胸に響く作品だと僕は捉えて楽しんでいる。
いわばこの作品は子供から大人まで同じような感想を抱きながら楽しめるまさにジブリ作品の中でも傑作ではないかと僕は評価している。
最大の構図としては人間VS森に住む動物や精霊たちなわけだが、この作品内では人間同士も争うシーンがある。
各々がそれぞれのテリトリー内で満足し生活してればよいのだが、人間には欲深さがある。新しい理想を描き、それらを実現できる技術を得ればテリトリーを広げ、時には動物たちが住む森を奪い、時には他所の村を襲い支配しようとする。
これらを止めるには、サン率いる森に住む動物達とその森を襲う人間達が殺し合うしかないと互いに考えるわけだ。
ただ殺し合いに制すればそれでいいのか。それはやはり違うわけだ。制したところで、必ず破れた側には恨みが残り復讐に囚われる。制したものはさらなる支配と暴力でこの先も制する事しかできないわけだ。
そこでアシタカはどうにか共存する事はできないか必死に戦うわけだが結果としてはアシタカの力だけではなしえず、シシガミ様を怒らせ人間をそして動物を、そして大地の一部を奪いゼロにし、残された者でもう一度やり直すチャンスを与えてこの作品は終わるのである。
この終わり方がこの作品の醍醐味であり一番好きなところである。
約2時間互いに戦い続けるわけだが答えは出ずに終わる。それは未来に託されるわけだ。
だからこそシシガミ様はモロの君や乙事主といった長年恨み戦い続けることで生きてきた者の命は休ませ、アシタカやサン、モロの子達といった共存しあえる事を成し遂げる力のある若い世代のもの達を生かしチャンスを与えて終わったんだと思う。
だからこそ愛し合っているアシタカとサンは最後は離れる事を決断したのだがそこは寂しい別れではなく、平和への一歩を踏み出した誇らしい別れだからこそ何度見ても胸に響く。
この作品は決してもののけ姫の世界ではなくまさに現実世界でも同じ事がいくらかあるだろ。
世界を見渡せば、いまだになくならない戦争はもちろんそうだが、一人一人の小さい社会、コミニュティを振り返っても互いに理解し合い共存し合えてる社会ばかりか。決してそうではないと思う。
互いに理解する事は本当に難しい事である。時には反する者が現れそういう者とも共存し合わなくてはいけない。多くの者はそれを我慢する事で共存する道を選ぶが我慢は積もり積もれば争いとなり本当の共存社会を作れたとは言えないことも多々あるだろう。
おそらくこのもののけ姫が製作された時も、そして今もまだまだ共存しあえる社会は成し遂げることができず、これからの課題でもある。
だからこそこの作品を見て、共存する難しさを感じながら同時に共存しあえる大切さ美しさも感じながら諦める事なく挑戦し続ける事が大切なんだとこの作品を観ると毎回思い胸が熱くなる。
名作はいつまでも名作。
ジブリの中でもここまでグロテスクさがあるのはなかなかないのではないだろうか。
初劇場で観ると映像の凄さに鳥肌が立ちました。
子供の頃はビデオを買って観て、何度見ても飽きない作品で、まさか大人になって劇場でやっていただけるとは夢にも思わなかった。子供の時と見方が変わるのも楽しい、個々のキャラクターのかっこよさ、言葉の深さがとても沁みました。
"生きろ"本当に好きな言葉。
劇場で観ると新たな発見が
特別上映中だったため観賞した。公開当時は幼かったこともあり、劇場で観ることのなかった本作。テレビでは幾度も観たが、劇場で観ると臨場感や迫力が増し、より深く楽しむことが出来た。
今更ながら、エボシの庭で長が話すシーンで長が泣いていたことに気付いた。大したことではないが、こうした発見があるだけでも劇場で観た価値はあったと思う。
劇場版で観れて嬉しい!
子どもの頃見て興奮したけど、大人になってから観ると更にいい。アシタカが泣いた理由もエボシが神殺しに加担した訳も家族思いだったサンの優しさも、よく見える。こんなにも廃れない作品は稀有で古典のように受け継がれ続けていくと思う。
今だったら声優さんはこの人かなと考えるのも楽しいかも。
全200件中、101~120件目を表示