劇場公開日 1997年7月12日

「劇場でこそ映える最高峰のジブリ作品」もののけ姫 月子さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5劇場でこそ映える最高峰のジブリ作品

2020年6月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

子供の頃に不可思議でドキドキする物語でも、大人になると観る視点が変わり初動から胸を鷲掴みにされ涙しました
宮崎駿監督の世界、久石譲さん音楽、関わったクリエイターの方々、全て震えるほどの感動を再度頂いた
キャラクター達の個性がより鮮明にインプットし直され、バックボーンも含め考察している自分にも驚き
アシタカはとにかく小柄な体型だが男の中の漢!ジブリの中でも一番好きな男性キャラクターです
そして、勇ましいサンや母性愛のモロ、未来の礎になろうとするエボシ、ナウシカの声優もされていたトキにさえも愛しくて仕方がない

クライマックス、あれは津波
欲を出した人間は愚かな竹箆返しに襲われる
当時は難しい内容だったが今なら分かる
劇場でこそ味わえる臨場感を堪能出来、幸せでした

(ただジブリ作品での声優の選出はいつも私達とのズレを感じさせ、演者の上手い下手が別れてしまうのが惜しい)

月子