皆殺しの天使
劇場公開日:2024年10月5日
解説
「アンダルシアの犬」の異才ルイス・ブニュエルが1962年にメキシコで手がけた作品で、ある邸宅に閉じ込められたブルジョワたちがたどる意外な運命を、ブラックなブルジョワ批判を交えつつ描いた不条理劇。
オペラ観劇後に晩餐会に招かれ、ノビレ夫妻の邸宅を訪れた20人のブルジョワたち。晩餐を終えた彼らは客間にすっかり腰を落ち着かせ、夜が明けても全員が帰る方法を忘れたかのように客間を出ることができなくなってしまう。そのまま数日が過ぎ、水や食料も底を突いて命を落とす者まで出現。ブルジョワたちの道徳や倫理が崩壊していく中、事態は異様な展開へ転がりはじめる。
第15回カンヌ国際映画祭では賛否両論を巻き起こし、同映画祭の国際映画批評家連盟賞を受賞。日本では1981年に劇場初公開(フランス映画社配給)。2017年、36年ぶりにリバイバル公開(アイ・ヴィー・シー配給)。2024年、特集上映「シュルレアリスム100年映画祭」でも劇場公開(トレノバ配給)。
1962年製作/95分/メキシコ
原題または英題:El angel exterminador
配給:トレノバ
劇場公開日:2024年10月5日
その他の公開日:1981年8月1日(日本初公開)、2017年12月23日
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ルイス・ブニュエル
- 製作
- グスタボ・アラトリステ
- 原案
- ルイス・ブニュエル
- ルイス・アルコリサ
- 脚本
- ルイス・ブニュエル
- 撮影
- ガブリエル・フィゲロア
- 美術
- ヘスス・ブラーチョ
- 音楽
- ラウル・ラビスタ
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レティシアシルビア・ピナル
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エドムンド・ノビレエンリケ・ランバル
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アリシアジャクリーヌ・アンデーレ
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レアンドロホセ・バビエラ
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コンデ医師アウグスト・ベネディコ
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クリスティアンルイス・ベリスタイン
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ルセルアントニオ・ブラボ
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執事フリオクラウディオ・ブルック
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アルバロ大佐セサル・デル・カンポ
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シルビアロサ・エレナ・ドゥルヘル
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ルシアルーシー・ガラルドー
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アルベルトエンリケ・ガルシア・アルバレス
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フアナオフェリア・ギルマイン
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アナナディア・アロ・オリバ
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ラウルティト・フンコ
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フランシスコハビエル・ロヤ
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エドワルドハビエル・マッセ
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ベアトリスオフェリア・モンテスコ
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リタパトリシア・モラン
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ブランカパトリシア・デ・モレロス
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レオノーラベルタ・モス