劇場公開日 2017年3月25日

「あの世とこの世の境、すぐそこにいる精霊の世界。」ミツバチのささやき とみいじょんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0あの世とこの世の境、すぐそこにいる精霊の世界。

2023年8月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

萌える

「7歳までは神のうち」とは、日本での話と思っていたが、スペインにもあるのだろうか。

スペイン・フランコ政権下での、鄙びた村での話。
スペイン・フランコ政権下と聞いて、『パンズ・ラビリンス』を思い出す。
現実と空想の境界線があいまいな点は同じだが、
『ミツバチのささやき』の方が、より現実に根差している。
  (とはいえ、軍部とゲリラの抗争は『パンズ・ラビリンス』の方がはっきりと描かれているが)
なのに、『ミツバチのささやき』の方が豊かなイマジネーションが広がるのは、どういうことだろうか。

フランコ政権下の検閲を逃れるために、メタファーを使っていると聞く。

だからか、ほとんど説明がない。
映像やわずかな台詞・音楽・音響から、鑑賞者が読み取るしかない。
その映像も、素朴な風景画。
わずかな登場人物。
行間ならぬ、映画が醸し出す雰囲気を読み取る・イメージすることを求められる。
”映像詩””絵本のような”という感想も頷ける。

どなたも絶賛されるように、主人公・アナがかわいい。
おしゃまに見える姉・イサベルもよい。

そして、ふりまかれる死のモチーフ。
 誰に書いて、投函しているのか、返事の得られない手紙。
 どこかに連れて行ってくれる / 連れていかれる / 何かを運んでくる汽車。
 生気のない乗客。
 映画『フランケンシュタイン』。
 「ねえ、どうして少女は殺されたの?怪物は殺されたの?」アナの疑問。
 線路での遊び。ねえ、事故るよと、ハラハラと。
 毒キノコ。
 キノコの宝庫である山に目をやれば、靄がかかり…。『パンズ・ラビリンス』を思い出す私は、靄が煙に見え、メルセデス達が隠れているのではないかと思ってしまう。
 学校での勉強。教えてもらっている内容…。「大切な器官」と焦点を当てられる”目”(フランケンシュタインつながりで、”脳”だと思ったのに)。何を見るのか。
 井戸の周りでの遊び。余程暇なのだろうと思う反面、いつ、井戸に落ちてしまうのかとハラハラする。井戸もこの世とあの世をつなぐ橋。(ex.『赤ひげ』)
 首を絞められる猫。
 傷から湧き出てくる血。
 西洋絵画には必ずと言っていいほど描かれる骸骨にわざわざ焦点を当てる映像。
 反応しない姉。
 焚火での遊び。これも危ないよと、ハラハラと。それだけでなく、サンファンの火祭り→メキシコの死者の祭りをも連想させる。日本でも、仏教の修行等の一環として行っているし、世界各国であるようだ(Wikiによると、適切に行われる限り、火傷を負う危険はないようだ)。
 負傷した逃亡者。
 ちらつくピストル。
 銃撃戦。
 死体。
 こびりついている血。
 フランケンシュタインとの邂逅。
 あの世とこの世をさまようアナ。
 医者・薬。
  …。
物語は淡々と、エピソードやシーンはつながりが特にあるわけでもなく、日常を単発的に拾っているように進むのだが、静かな静かな緊張感が持続する。
何かが起こりそうで起こらない。そんな展開に引っ張られる。

その展開をつなぐのがアナ。
この世とあの世に境目にいるかの如く。

”殺される”ことの意味すらよく解らなかったのか。
小屋にいる逃亡者に、なんのためらいもなく、近づくアナ。
逃亡者を精霊=フランケンシュタインに見立てているのなら、映画の少女と同じように「殺される」と怖がってもよいのに。
未知なるものに惹かれていくあの年代。世の中は、善意溢れるもの・キラキラしたものであふれていると思っていたあの頃。
 それが…。(食肉とかは屠殺しているだろうから、血が流れているだけで何があったかはアナにもわかるであろう)
 しかも、父が…(と誤解)。
 初めて、本当の恐怖を感じるアナ…。

それでも、目覚めたアナは、イサベルに教えてもらった呪文で、精霊に呼びかける。
このシーンの、幻想的で美しいこと。
心に残るラスト。
誰に呼びかけているのだろうか。
誰が答えてくれるのだろうか。

蜜蜂。働きづめの一生。働いた報酬は、女王蜂どころか、人間に搾取される。
フランケンシュタイン。”死体”の寄せ集め、しかも脳は犯罪者のもので作った化け物。結局、少女を殺してしまう。
 フランコ政権の暗喩としている解説もある。
”あの世”と”この世”は、フランコ政権下での生活と、フランコ政権下以外での生活のことも意味しているのか?
同時代を生きたスペインの観衆には、言葉にしなくとも共感し、それと気づくモチーフだったのだろう。

水辺で出会ったフランケンシュタイン。
 無垢なるものとしてのメタファーか、人間が作り出した化け物(≒フランコ政権)として見るかによって、意味づけが変わってくる。

とはいえ、そんな当時のことを知らなくとも、アナの物語としても永久保存版。
 ”死”というものが、”あの世”がどんなものか、怖れと好奇心で満ち溢れていたあの頃。
 ちょっと危険な遊びをして叱られたっけ。
 精霊はすぐそばにいて、怖い反面、会いたかった、あの頃。
 会えない代わりに、妖精の本とかを夢中で読んだっけ。
 そんな日々を思い出させてくれる。

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

よくわからないことだらけで、推測で補う映画だが、私にとっての最大の疑問は、イサベル。DVDについていた解説を始めとして、私が読んだ解説は”死体ごっこをしていた”とする。
 ”死体ごっこをしていた”だけなのか?
 実は、あの時、死んでいるのでは?
 焚火越えは、死者であるイサベルたちだけが参加できる遊びなので、アナは見ていただけなのでは?
 布団でのおしゃべりも、映画を観た日は”会話”していたが、”あの日”以降は、イサベルが一方的にしゃべっているだけで、”会話”にはなっていない。
 朝食シーンでも、両親とイサベルの会話はない。
 実は、死んで精霊となってそこにいるのでは?

 だから、医者は「アナはまだ生きている」と強調したのではないか。
 ラストのシーンで、イサベルのベッドが片付けられているのは、そういうことではないのか。

 朝食のシーンで、イサベルもカップを抱えていたのは、
 しばらくイサベルもベッドで寝ていたのは、
 母が、イサベルが死んだことが受け入れられなく、イサベルが生きているようにしていただけなのではと思ってしまった。

そうすると、ラストでアナが呼びかけていたのは、精霊となったイサベル?

この点だけは、監督の解説を聞きたい。

★ ★ ★ ★ ★

(2024.4.5追記)

上記の疑問に対して、いろいろな方が様々なコメントをくださいました。おかげ様で、考察が深められました。レビューサイトの醍醐味と嬉しくなると同時に、皆様に感謝いたします。

その中で、レビュアーのiwaoz様が町山さんの解説をコメントに記載してくださいました。ありがとうございます。

町山さんの解説(監督たちの言葉)、
「姉は、フランコ政権下で生まれて、現状に問題意識の無い若者たち。」
「監督曰く『私はアナ』というセリフは、スペイン国民に対して、希望を捨てずに新しい国を作っていこう、という呼び掛けだったらしいです。」
を頭に置きながら、
 ”イザベルは死体ごっこをしていた。”→「現状に問題意識の無い若者たち」に見えるが、実は処世術で死んだふりをしているだけ。そしてアナは精霊となった逃亡兵かフランケンシュタインに呼びかけている?
 ”イザベルは死んで精霊になった。”→「現状に問題意識の無い若者たち」の魂は一度死んだが、「希望を捨てずに新しい国を作ってい」く国民として再び蘇るように呼び掛けている?
 と考えると、そこにも監督の強烈なメッセージを感じてしまいます。
 焚火を飛び越える遊びも、イザベルが象徴している人々はこういう現状にいるよということなのか…。

下手に表現したら殺されるかもしれない状況の中、検閲に対する目くらましを用いてもなお、それでも発信したいメッセージ。監督のパッションがとても強い映画なのですね。
 本当に知れば知るほどという映画だと改めて思いました。

とみいじょん
komasaさんのコメント
2024年4月5日

共感ありがとうございます。新たな気付きと共にとても興味深く拝読しました。
検閲下で作られた事による抽象性と熱量で、監督の願いを長く世界中に伝え続ける事となった凄い作品だと改めて感じました。

komasa
りかさんのコメント
2023年12月26日

今日『エル・スール』も観ましたが、スペイン内戦は、朝鮮韓国とまでは行かなくとも、親子や家族で別れ別れになるほどのものだったらしいですね。フランコ政権派かそうでないかで生死にも影響するぐらい、らしく。フランコ政権に目がいっているイサベルみたいな人たちへのアナの語りかけですか。もう一度観ます。🦁

りか
りかさんのコメント
2023年12月26日

こんばんは♪
コメントしていただきましてありがとうございました😊
観ていたつもりでしたが、アナがイサベルのところに行ったのは、
音がしたから、そうですね、とみいじょんさんの3つの可能性、推察恐れ入ります。イサベルへのアナの呼びかけが大事なのですね。
Iwaozさんのコメントは拝読しておりました。が。もう一度観ないと、と感じました🦁

りか
りかさんのコメント
2023年12月26日

こんばんは、
早速コメントいただきましてありがとうございました😊
いろんな説があるようで、断定はできないですね。
ベッドも亡くなっていたならベッドごと取り除くかも、ですが。私も安静にする為に別室にイサベルを移した、とも思いましたが、わかりませんね。

そもそも、なぜ死んだ真似?をさせたのか⁉️

以降、アナとイサベルは会話しないし別行動です。火渡りの時アナは傍観者。イサベルを「問題意識無い若者」とするなら、スペインの未来への方向として淘汰され、アナのような未来へ向けてしっかりと考え生きて行こうとする存在が増えていくのは明るい未来への兆し、ととれるかと思いました。

レビューにあるサンファンの火祭りが死者のものなら、日本の火渡りより意味合いが近いかと思いましたが。
とみいじょんさんは、だいぶ前からイサベルは亡くなっていたかも?というお考えでしたか?それなら何の事件も無くイサベルが亡くなっていることとも合致しますが。
本作を作るにあたり、わからないようにバレないように、と知恵を集結していたなら、ちょっとやそっとではわからないという結論です。
「問題意識の無い若者」はいらない❗️という呼びかけでしょうか。

りか
りかさんのコメント
2023年12月25日

こんばんは♪
お久しぶりです。今日また観ました。
やはり、イサベルは亡くなっていたように思えました。そこの部分しっかり観たつもりです。見つかったアナの見舞いに来た時ベッドの寝具は無く、イサベルが話すだけでアナとの会話ではなかった。
あの火🔥を飛び越すのは、死者だけなのですか。ドクターの話も。
なぜ亡くなりその意味することは何でしょう?気になりますね🦁

りか
りかさんのコメント
2023年12月2日

すみません、またうっかり、
共感していただきましてありがとうございました😊

りか
りかさんのコメント
2023年12月1日

こんばんは♪
ご丁寧にお返事していただきましてありがとうございました😊
人の生死に生きた年月は関係無いですね。親御さん、二重三重の苦しみなのですね。
問題意識の無い若者が生き返ったら、どうなるのでしょう?
私は、頭の中がこんがらがっておりますので、とみいじょんさんのレビューを再読させていただき、考えたいと思います。
今後とも宜しくお願いします🤲

りか
りかさんのコメント
2023年11月30日

すみません、共感抜けていました。失礼いたしました🦁

りか
りかさんのコメント
2023年11月29日

立ち入ったことお聞きしまして
すみませんでした。
ご不幸があると辛いですね。
まだこの世で数年しか生きていなかったのに。
失礼いたしました。

りか
りかさんのコメント
2023年11月29日

こんばんは♪
コメントをいただきましてありがとうございました😊
レビューとコメントからとみいじょんさんの優しく誠実で謙虚なお人柄が伺えます。
このレビューを書いておられてなぜご謙遜なさるのかと思ってしまいます。書いていただいている点に留意して次回鑑賞させていただきます。🌸🦁

りか
りかさんのコメント
2023年11月27日

後になりまして失礼いたしました。
よくわかるレビューを書いていただきましてありがとうございました😊
イザベル、あの時本当に亡くなった、と思っていたら、生きていたし、‥と思っていました。
また12月に放送があるのでしっかりと観ます。
ありがとうございました😊

りか
りかさんのコメント
2023年11月27日

こんばんは♪
たくさんの方々の貴重なコメント、拝読させていただきまして、大変うれしく思います。
ありがとうございました😊

とみいじょんさん、『男と女』のレビューでも思いましたが、
何をするかわからない予測不能の子供達の行動に、目を配り気を揉みご心配なさっておられる様子、
文章にもあげられて子供をとても大事になさると思いました。

りか
とみいじょんさんのコメント
2023年9月20日

iwaoz様

共感と、町山さんの解説を教えていただいてありがとうございます。
レビューが見当たらなかったので、私もこちらにお返事いたします。

監督のパッションがとても強い映画なのですね。
と、同時にフランコ政権の恐ろしさ、それでも発信したいメッセージ。
感銘しました。

また、イザベルの件、一理あるといって下さってありがとうございます。

町山さんの解説(監督たちの言葉)、
「姉は、フランコ政権下で生まれて、現状に問題意識の無い若者たち。」
「監督曰く『私はアナ』というセリフは、スペイン国民に対して、希望を捨てずに新しい国を作っていこう、という呼び掛けだったらしいです。」
を頭に置きながら、
イザベルは死体ごっこをしていた。イザベルは死んで精霊になった。と考えると、そこにも監督の強烈なメッセージを感じてしまいます。
 焚火を飛び越える遊びも、イザベルが象徴している人々はこういう現状にいるよということなのか…。

本当に知れば知るほどという映画ですね。

とみいじょん
ぷにゃぷにゃさんのコメント
2023年9月16日

iwaozさん
とみいじょんさんのところでお返事するのもナンですが、レビューまだのようなので、ここで失礼します。
町山解説内容を教えていただき、ありがとうございます。
なるほど、子ども映画として通したとは!
でも、わざとわからなくしても、うっすら何か言おうとしてるのは伝わりますよね。
ゲルニカ…ピカソも怒りのあまり絵にしちゃいました。
人間とは恐ろしい生き物であると同時に、美しいものも作るし、共感したり優しさも持ってるし、複雑ですね。

ぷにゃぷにゃ
iwaozさんのコメント
2023年9月16日

とにかく検閲が凄まじく、簡単に殺される時代だったので、ここまで分かりにくく作られたそうです。
検閲をくぐり抜ける為に、フランケンシュタイン映画をモチーフにした子ども映画という事で企画を通したとの事で、思った事をそのまま描こうとしたら即殺される時代だったそうです。
フランコ非道行為の一つ、ゲルニカ爆撃は、自国民を他国に依頼して殺させる人類史上類を見ない犯罪行為だと町山さんも紹介していました。

iwaoz
iwaozさんのコメント
2023年9月16日

監督曰く「私はアナ」というセリフは、スペイン国民に対して、希望を捨てずに新しい国を作っていこう、という呼び掛けだったらしいです。
原題の「蜂の巣の精霊」の蜂の巣とは当時の混迷したスペインを表しているそうで、変換すると、「スペインの魂」という意味にもなっている、とのことでした。
父親と2ショットで写っている髭のおじさんは、当時の哲学者ミゲル・デ・ウナムーノでフランコにおそらく殺された人物だそうです。

iwaoz
iwaozさんのコメント
2023年9月16日

町山さんの解説ですが、死体ごっこについて解説はありませんでした。
フランコが死亡した後に監督やスタッフが作品の意図を解説しているそうで、町山さんはそれを元に解説しますと言われてました。
姉の死の可能性についても言及はありませんでしたが、個人的にはとみいさんの見立ては一理あるし、納得できました。^ ^
監督は、スペインの内情の糾弾と希望を4人の家族で表現したらしいです。

iwaoz
iwaozさんのコメント
2023年9月16日

町山さん解説では、監督の発言を元にされており、
父は、フランコ政権に負けたインテリ階級。母は、今ではなく過去にすがる人々。姉は、フランコ政権下で生まれて、現状に問題意識の無い若者たち。アナは、現状に納得せず、自分の感性に従って、より良いスペインを目指す新しい希望となる人々。
をモチーフとして、フランコ政権下のある少女の日常を描いたそうです。^ ^

iwaoz
ぷにゃぷにゃさんのコメント
2023年9月11日

昨日、午前十時の映画祭で再見しました。
なるほど、イサベルのベッドは片付けられてました。
死んでるのか、生きてるのか、どちらにも取れるので、多分どう判断しても自由だと思います。
町山氏の解説が、1週間だけだったようで、解説なくあっさり終わってしまって拍子抜け。
解説聞いてみたかったなぁ。

ぷにゃぷにゃ
ジョニーデブさんのコメント
2023年9月8日

イサベルが既に死んでいたとはかなり衝撃的なんですけど…。「シェーン」のラストで既にシェーンは死んでいたという解釈みたいな。
言われてみれば確かに腑に落ちる点も多いですね。

ジョニーデブ
momokichiさんのコメント
2023年9月3日

イザベルのベッドが片付けられている点は当方もかなり引っかかりました。「イザベル亡くなってる」か! 医者の台詞もあいますね。
他にもたくさんの気づきが得られたレビュー(もはや解説)でした。
ありがとうございました。

momokichi
KENZO一級建築士事務所さんのコメント
2023年8月26日

 とみいじょんさんへ
野菊=お墓は、ある意味偏ったイメージでしょうから、「野菊の如く…」の有田紀子の愛らしさ・健気さに浸るべく、とみいじょんさんも機会がありましたら是非御覧下さい。
また、改めて神話のことまで教えて頂き、ありがとうございました。
私にも心理職の友人がおりまして、日々発達障害の子供達のために奮闘しておりますが、とみいじょんにおかれましても、悩める方々にとって死が身近にならないように御活躍されますことを御期待申し上げます次第です。

KENZO一級建築士事務所
KENZO一級建築士事務所さんのコメント
2023年8月26日

 とみいじょんさんへ
度重なる丁寧なコメント、本当にありがとうございます。
私の稚拙な想像から、とみいじょんさんには大変な御面倒をお掛けいたしてしまいました。
北山修ドクターの心理分析での「冥界」の話では、一瞬、彼の深層心理的には実は…とのまたまた短絡的な想像が働いてしまいましたが、これまでの丁寧なとみいじょんさんの教えで、「花嫁」の作詞の真相への誤解は解けておりますので御安心下さい。
因みに、私は古い人間ですので、「野菊の墓」での私の見た“民さん”は、とみいじょんさんとは逆に「野菊の如く君なりき」の有田紀子だけです😊

KENZO一級建築士事務所
マサシさんのコメント
2023年8月26日

自分でも何言っているのかわからなくなる事があります。
ごめんなさい。訂正は直ぐにいたします。勿論、間違いがある場合です。

マサシ
KENZO一級建築士事務所さんのコメント
2023年8月24日

 とみいじょんさんへ
またまた長文の御意見を頂いてしまいました。確かに菊の花を手向けることが死出の匂わしでは皇室に失礼ですね😊
話は変わりますが、私が皆様のレビューに「♥共感」させて頂くのは、
・正に同意見で共感した時
・私が鑑賞時に得られなかった新しい気付きを教えて頂いた時
・少し評価は異なるのだけれど、フォローさせて頂いている方に、「御意見を拝読しましたよ」と伝えたい時
なのですが、悩むのは、そんなフォローさせて頂いている方とのかなり意見の相違があった時の「♥共感」のクリックです。というのも、その後に単なるお返しの「♥共感」を無理に頂いているのではないかと思うことがあるからです。
ですから、とみいじょんさんにおかれましても、なんだこいつ、全くの意見相違にも関わらず「♥共感」を送ってきて、なんてことがありましたら、寛大に御判断頂けましたら助かります。
今後とも宜しくお願いいたします。

KENZO一級建築士事務所
マサシさんのコメント
2023年8月24日

大変に共感をすると同時に色々解釈されて、『アナが可愛い程度ではない』事に大変に感銘しました。

マサシ
KENZO一級建築士事務所さんのコメント
2023年8月20日

 とみいじょんさんへ
また、色々と教えて頂きました。
北山修の話は知っていましたが、なぜ夜汽車での旅立ちだったのか、なぜ花嫁衣装が墓にたむけるような野菊だったのか、個別に聞いてみたかったですね😊
それにしても、とみいじょんさんの細やかな鑑賞力には驚くばかりです。
「ミツバチのささやき」は小生の数少ない5つ🌟の作品の1つですが、ますます奥深い大切な作品になってしまいそうです。

KENZO一級建築士事務所
ぷにゃぷにゃさんのコメント
2023年8月19日

共感ありがとうございます。
イサベル死亡説とは、新しい視点ですね!
もう一度見直す楽しみができました。
いろいろ考察できる映画って、やっぱりいい!

ぷにゃぷにゃ
KENZO一級建築士事務所さんのコメント
2023年8月18日

 とみいじょんさんへ
イザベルが死んでいる?
はしだのりひことクライマックスの
「花嫁」の嫁ぎ先の相手が実は
死んでいる、みたいな衝撃の視点に、
次回の鑑賞時の新たな課題に楽しみが
増えました😊

KENZO一級建築士事務所