劇場公開日 2017年3月25日

「アナとイザベル姉妹の魅力につきる」ミツバチのささやき ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0アナとイザベル姉妹の魅力につきる

2021年7月4日
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ジョニーデブ
トミーさんのコメント
2024年8月30日

共感&コメントありがとうございます。
姉については自分もそういう匂いを感じました、突然身の回りの人が居なくなるのが内戦ですかね。性の匂いもムンムンでしたが、自分がよく解らなかったのがずっと手紙を書いてる母親。

トミー
とみいじょんさんのコメント
2023年9月10日

共感とコメントありがとうございます。

『シェーン』にも、そういう解釈ありますね。
 私自身は、『シェーン』のレビューにも書きましたが、シェーンは生きている派です。

この映画の方は「言われてみれば確かに腑に落ちる点も多いですね。」と言って下さりありがとうございます。
 私が現時点で確認した、DVDについていた解説や、新聞特集記事・レビューでは「死体ごっこ」としているものが多いです。でも、ベッドが片付けられていることに触れているものがありません。
 アナの治療の為に、イザベルは別の場所で寝ているという説明も成り立ちますが、ベッドを片付けるのか?と、疑問が残ります。
 「アナはまだ生きている」と医師がいうことについても、母が手紙を焼くのは、手紙を出していた相手が死んだからとする解説もあるので、そちらとの兼ね合いでこういう言い方になっていて、死んだのはイザベルではないのかもしれません。

とにかく、如何様にもとれるように、直接的な表現のない映画なので、正解は監督に伺うしかないのかなと思っています。

 とはいえ、本当にこの映画の最大の魅力はアナとイザベルですね。

蛇足:スペイン内戦についての明確な表現がないのは、検閲を逃れるためだと、DVDの解説にありました。同時代にこの地で生きている人たちにとっては、逃亡者を映し出すだけで、わかったのかもしれません。

とみいじょん