劇場公開日 1938年8月3日

「爆発的ではない笑い」赤ちゃん教育 チャーリーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5爆発的ではない笑い

2015年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

幸せ

今のコメディの感覚とは、だいぶ違っているので、最初は観ていて、そのリズム感に戸惑ったんですけど、時間が経つと、このスクリューボールコメディに可笑しみを感じられるようになりました。でも単にコメディであれば、やっぱりルビッチとかの方が面白いですかね。
とはいっても、これだけコメディのアイディアが満載で、少しも飽きさせないのは、さすがホークス監督ですね。
そうしたコメディ要素より、むしろ私が驚いたのは、一瞬、キャサリーン・ヘップバーンが美しく映されている時でしたね。ヘップバーンが失意で泣いた後にケーリー・グラントに愛を語るシーン! そこでの二人の構図が何だか感動的なほどに美しくて魅了されました。

チャーリー