劇場公開日 1989年3月11日

ミシシッピー・バーニングのレビュー・感想・評価

全23件中、21~23件目を表示

4.0差別問題

2017年3月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

目を背けてはいけない問題が生々しく描かれている。実際の事件を元にしたノンフィクションでなかなか見応えある。とても考えさせられる作品だった。

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ジンジャー・ベイカー

3.5ひとつの映画の形

2016年3月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

知的

決して演出がうまいというわけではないんです。また圧倒されるようなショットがあるわけでもないんです(例外はオープニングの家バーニングのショットか)。でも、稀に見るほどに惹き込まれるストーリーテリングだったように思います。
やっぱり黒人差別という歴史的事実、しかもつい最近の1960年代の話っていうんですから、いやがおうにも身に迫るものがありましたね。歴史的な重みで畳みかけるっていうかね。
アラン・パーカー監督の作品は初めて観たんですけど、一番有名な『ミッドナイト・エクスプレス』も観てみようかしらね。

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Charlie

4.0ほんの数十年前までアメリカはこれだけ無法地帯

2013年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波、CS/BS/ケーブル

怖い

興奮

難しい

総合:75点
ストーリー: 75
キャスト: 75
演出: 75
ビジュアル: 70
音楽: 70

 ディープ・サウスの人種差別は近代国家とは思えないほどのものだったという話も聞くし、この映画で行われていたようなことが実際に十分起きていたのだろう。町長も警察も裁判所もみんなが差別主義者なのだから、焼き討ちがあろうと殺人があろうと好き放題やり放題。突然夜に家に押しかけて黒人を引きずり出して集団暴行したり、家に火をつけたり、そのような社会での差別をそのまま直接取り上げていて迫力がある。
 そのような敵対的な環境ではありきたりの方法で捜査が出来ないとなれば、非合法なきついやり方も容認してしまうというのも当然という気がする。その手の役をさせたらハックマンはまさに適役で、結果を出すためには手段を選ばずのたたき上げの捜査官を演じ、しっかりと吼えてこの閉鎖的社会に風穴を無理やり開けていた。

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Cape God
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