魔女の宅急便(1989)のレビュー・感想・評価
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パンツを見せながら空を飛ぶ変態魔法使いキキの成長物語
非常に面白かったです。 パンツを見せながら空を飛ぶ変態魔法使いキキの成長物語です。 映像、 音楽、 ストーリー、 どれも最高でした。 家族全員で楽しめます。 家族全員がパンツを見せながら空を飛ぶ変態少女に寛容なら。
自分の居場所の確立
ジブリはどの作品もやたらと労働をするシーンが多い印象がある。この魔女宅も擦り切れるほど見ているが自分の好きな分野(空を飛ぶ)を生かすことで自分の居場所を作っていくというメッセージは働く者や社会に出たての人に響く。最後の「落ち込むことはあるけどこの街は好き」というセリフが印象的。
雰囲気作りが上手いですねぇ
坂から見た街並みとか、生活感が感じられる小物や生活用品・・・世界観だけで心地よい気持ちになります。
ストーリーはパッと見王道の青春モノなんですが、最後の飛行船のくだりとかは何を表してるのか分からず、ハッピーエンドの形に持っていくためだけのものに見えました。
ジブリ美術館の予習
夢が満ち溢れてる。
こんな題名からなにから
夢と希望に溢れてそうな作品は
ジブリを観よう!ってならなきゃ
観なかったかもしれない。
なんだよ!魔女が宅急便するだけなんて!面白くなさそう!と。
しかし、中身は魔女というだけで
普通の思春期の女の子の葛藤の話。
ジジが話せなくなるのが
私事のように悲しかった。
以上。
魔女であることも、空を飛ぶことも、夢のまた夢でも、キキの純粋さとか...
魔女であることも、空を飛ぶことも、夢のまた夢でも、キキの純粋さとか健気さに、ほんとにこういう世界とか街があるんじゃないかなって思える。
音のない演出が冴えてましたね
ひとりで宮崎駿監督を回顧してみる企画であります。
驚いたのは、無音での演出。緊張の高まる場面を無音で描く場面が多々あって、これはおもしろいなって感じましたですね。
あいかわらず、空を飛ぶシーンとか、自転車で疾走するシーンとか、早さを感じさせるシーンは秀逸で、観ていて興奮が高まるんですけど、ちょっとこの作品では控えめなのが残念でしたかね。
キキの成長譚であるわけですけど、その葛藤もも少し詰め切れてないような気もしましたね。あとは最後の気球船。もっとも迫力が出せそうだったんだけど、意外とあっさりしてたかな。
・・落ち込むことも有るけれど・・私、この町が好きです!!!
言わずもがなの名作!!!
ジブリベスト5に入る・・解説すら要らない至宝!
実写化されるみたいだけど・・不安の方が大きいかヽ(^o^)丿?
ユーミンの音楽は・・どうしてこんなにジブリにハマるんだろう?
主人公のCVは現江戸川コナン
黒猫ジジはバタコさん
いちいち細かいトコまで気が利いてる⌒(^・^)⌒
見ろ!そして泣け(^O^)♪
星☆評価は・・
劇場公開1800円基準で(*^^)v⑤
DVD買う度 ◎◎◎◎◎
モ1回見たい度 ◆◆◆◆◆
おすすめ度 *****
デートで見る度 ◇◇◇◇◇
観た後の行きたいお店】
グーチョキパン屋
観た後の食べたい一品】
ニシンとかぼちゃのパイ包み
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13歳になった魔女は修行の旅に出なければならない・・
南・海の見える町での修行を始める新人魔女キキは、黒猫キキと宅急便の仕事を始める・・
優しいパン屋の夫妻・・
おしゃれなデザイナー・・
馴染みの老婦人・・
若手の女性画家・・
そして・・
空と飛ぶ事が大好きな少年・・・
様々出会いと別れを経て、キキは素敵な魔女になっていく・・。
ジブリはこうでなくっチャね(*^_^*)♪
伯爵・・
品質保証作品!!!
見るべし!泣くべし!
さりげない名作
子供の頃以来、久しぶりに鑑賞しましたが、何度見ても良いものは良いですね。
もうだいぶ内容を忘れているかと思いましたが、全て記憶の底に残っていて、あの頃の感動が自然と蘇ってきましたよ。
それプラス、当時はキキと等身大の目線で楽しんだだけだったのが、今では大人側から見た目線でも楽しめたりと・・・名作って本当に色褪せないものだし、色々な楽しみ方があるものなんだなと、感慨深い思いで一杯になりました。
とは言え、他の名作と言われるジブリ映画と比べれば、少々趣が異なると言うか、とにかくシンプルな内容になっていましたよね。
まあ言ってみれば魔女修行している様子を描いただけの映画ですから、冷静に考えれば名作と言うには程遠い内容な気もするのですが、これがどう考えても名作と思えてしまうのですから、当時の宮崎マジックは本当に凄かったなと、改めて思わされた次第です。
特にサラリと見る側に主人公が魔女と言う設定を違和感なく受け入れさせる業なんかは特筆物でしたね。
そして終わってみれば、成長して行く少女の姿に感動している自分がそこにいると。
名作であると主張しない、さりげない名作・・・久々に見て、心が洗われました!
オープニングの「ルージュの伝言」、そしてエンディングの「やさしさ包まれたなら」、ユーミンの曲なくして名作にはなり得なかったことも付け加えておきましょうか。
やさしさに包まれたなら、目に映る全てのことはメッセージって・・・映画の内容そのもののようで、じんわり余韻が残ります・・・あぁ心地良い!
実写化されるみたいですが、大丈夫なんでしょうか・・・。
美しい街並みの中の何気ない日常の描き方が秀逸
総合:85点
ストーリー: 80
キャスト: 85
演出: 85
ビジュアル: 85
音楽: 85
重い主題や壮大な内容の多い宮崎映画の中で、意外なほどに小さな物語。ただの13歳の少女が魔女の修行のために家庭を出て社会生活を始めるだけ。だがそんなありきたりの日常生活の描き方がとても優れている。
まず魔女の設定が面白い。魔女といえば怪しい魔術を使ったり悪いことをしたりという印象が強かった。でもこの作品では魔女は魔術を使うただの職業の一つであり、社会に普通に認知されている。魔女は少々特別な存在ではあるものの、決して怪しい悪魔の手先ではない。魔術が使える以外は普通の女の子、その修行の旅立ちと現実社会での生活というのは、魔女というものをすごく身近な存在にさせてくれる。時々は年齢相応に幼い態度をとる主人公キキだが、くじけそうになっても一生懸命に努力する姿に好感が持てる。
そしてスエーデンの都市を参考にしたと言われる美しい街並みと風景は、キキでなくてもここに住みたいと思わせる。そこで繰り広げられる何気ない日常の出来事や人との触れ合いの描写が、久石譲の柔らかく軽快な音と共に描かれる。地球の危機もないし命懸けの障害もない。だがそのありふれた光景の一つ一つに、少女の新しい生活の小さな物語があるのだ。そんな描写がすごく気に入っている。
もちろん鉄道に乗ったり自転車に乗ったり、そして言うまでもなく空を飛んだりする描き方が爽快なのは宮崎アニメの伝統の長所。
反面、あまり気に入らなかったのが登場人物の科白の不自然さ、特に笑うところ。例えばパン屋のおソノさんやウルスラがキキとの会話の途中で突然笑い出したりするのは、自然な会話というよりも何か誇張されたわざとらしさを感じる。大学生の演劇部部員が劇の台本どおりのタイミングでわざと笑いましたというような、そんな大袈裟な雰囲気のように見えてしまう。ここがもっと自然な会話だったらもっと良かったと思います。
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