マーズ・アタック!のレビュー・感想・評価
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異星人ものがこんなに豪華でいいのか
観たいもの全部見せてくれる映画だった…・
豪華でキャラが多いのにだれも迷子にならず、ぜんぶ回収してくれた印象。
ワンシーンでそれぞれの個性がわかるのが凄いのと、いやな奴はおもしろいくらい報復受けるのですっきりします。
しかも面白いんよ、半犬人とかね…。
彼女をああしようと考えtティムバートンのアイデアの勝利ですな。
ジャックニコルソンもよかったなあ。
ティム・バートン監督、渾身のお馬鹿映画
火星人襲来はH・G・ウェルズ以来いくつものバリエーションが作られてきているのだがコミックと実写の融合、頭でっかちの骸骨人形におしゃれなガウンをまとわせた奇天烈な風体はもはや常人の理解を超えている、風体ばかりか性格最悪、やることなすことお下劣でペテン師でサディスト。対する人類代表、夫人は強気だが大統領はらしからぬ穏健派、お約束の御用学者にハト・タカ将軍たち。主役からチョイ役までこれでもかと言わんばかりの豪華キャストにワンちゃんまでお馬鹿三昧。ティム・バートン監督は功成り名も遂げて自分へのご褒美か、童心に帰って好き勝手の限りを尽くしています。自身もアニメ出身、東宝特撮の大ファンだそうで着想のヒントやゴジラ映画のワンシーンまで使ってくれています。シューティング・ゲームマニアの兄弟がシークレットサービス真っ青の大活躍、子供たちには大うけ間違いなし。一見プラスチックの水鉄砲にしか見えないが熱線銃の威力は絶大、一瞬で理科標本、お約束の核ミサイルも屁のかっぱ(定番のシールドを使わなかったのは流石)、ついに人類全滅か・・。火星人の弱点は免疫性が相場ですが、生身ではパンチで倒れるし普通に弱い、今回の落ちは音波ならぬ人の声、昔、エラ・フィッツジェラルドが声でグラスを割るCMがヒットしたのでエラのレコードかと思えば、お婆ちゃんの愛聴盤、直観的に納得できるスリム・ウィットマンのファルセット、「インディアン・ラブ・コール」。なんとも超贅沢なB級もどき映画でした。
ティム・バートンの悪ふざけ
最高に悪趣味で◎
真面目にみちゃだめなの! 暇な時とか時間が空いた時にポテチを食べな...
オタクの怨念を感じる。
火星人襲来!アメリカ大統領が仲良くしようと接見すると、火星人はいきなりレーザー兵器で人間を残虐し始めますよ。
冒頭、「なんかBBQの匂いがしない?」って話してる最中に、燃えた牛の大群が走って来るシーンで心を鷲掴みされました。
で、火星人達に対して、なんか取り敢えず仲良くしませんか?と「We Are The World」的な対応をするアメリカ大統領(ジャック・ニコルソン)の目の前で、「グエグエ」いや「キエキエ」?いや違うな、「キエッキエッ」?うんにゃ「ギエッギエッ」? と(鳴き声に拘りをみせてすみません)、奇声を発しながら人間を殺しまくる火星人に爆笑!
淀川先生が「彼(ティム・バートン)みたいなオタクにお金を出す人がいるハリウッドって、凄いね」と仰っていました(笑)
本作からは、アメリカなんかー、勝ち組(と思い込んでいる奴)なんかー、全員、滅んでしまえばいいさー!!!!というオタクの凄まじい怨念を感じます(笑)
なので、オタクに片足突っ込んでいる私は、スカッとするのです。
しかし、あの宇宙人の弱点が、アレなんて。そのセンス、なんなん?
もう、なんなん!?
ガーガー
大物役者が沢山出演して惜しみなくアッサリ殺されていく贅沢なSFコメディ映画。
ブラックユーモアたっぷりで、その方面が苦手な人には少しキツイ作品かもしれません。
又、古いSF映画のオマージュがタップリだそうですから、若い世代や映画観賞数の少ない人では益々楽しめる要素が無いのかもしれません。
宇宙戦争もそうですが、宇宙人が攻撃してくる目的が全く分からないって所は恐いですよね。
B級SF映画好きなら観ろ!
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