劇場公開日 1997年3月

「オタクの怨念を感じる。」マーズ・アタック! さぽしゃさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0オタクの怨念を感じる。

2015年8月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

火星人襲来!アメリカ大統領が仲良くしようと接見すると、火星人はいきなりレーザー兵器で人間を残虐し始めますよ。

冒頭、「なんかBBQの匂いがしない?」って話してる最中に、燃えた牛の大群が走って来るシーンで心を鷲掴みされました。

で、火星人達に対して、なんか取り敢えず仲良くしませんか?と「We Are The World」的な対応をするアメリカ大統領(ジャック・ニコルソン)の目の前で、「グエグエ」いや「キエキエ」?いや違うな、「キエッキエッ」?うんにゃ「ギエッギエッ」? と(鳴き声に拘りをみせてすみません)、奇声を発しながら人間を殺しまくる火星人に爆笑!

淀川先生が「彼(ティム・バートン)みたいなオタクにお金を出す人がいるハリウッドって、凄いね」と仰っていました(笑)

本作からは、アメリカなんかー、勝ち組(と思い込んでいる奴)なんかー、全員、滅んでしまえばいいさー!!!!というオタクの凄まじい怨念を感じます(笑)

なので、オタクに片足突っ込んでいる私は、スカッとするのです。
しかし、あの宇宙人の弱点が、アレなんて。そのセンス、なんなん?

もう、なんなん!?

コメントする
夏斗