「SFというよりサスペンス色の方が強い。」ペイチェック 消された記憶 だいすけさんの映画レビュー(感想・評価)
SFというよりサスペンス色の方が強い。
フィリップ・K・ディック原作。ジョン・ウー監督という異色作。
記憶操作(消去)というSF要素を盛り込んだサスペンス作品です。
フリーのエンジニアである主人公は、企業機密に関連する仕事を専門に
引き受けていました。
ただ、その代償として大金を得る代わりに、仕事をしていた2ヶ月間の
記憶を消去するという契約で。
ある日、3年間という長期の仕事の依頼を受けるんですが・・・
数少ない手がかりを基に真相を追いかける展開は、正しくサスペンスです。
主人公が無実を証明するために奔走するという展開が、いつのまにか
もの凄くスケールの大きな話になっていくんですけど、
そこがなかなか面白かったですね。
ジョン・ウー監督作品ではお約束の「鳩」もちゃんと登場します(笑)
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