「静かな良作」ベルリン・天使の詩 ふわりさんの映画レビュー(感想・評価)
静かな良作
「午前十時の映画祭14」TOHOにて鑑賞。
90年代にレンタルビデオかスカパーか忘れたが、見た記憶がある。モノクロ画面、天使の話でサーカスのシーンがあったな…ぐらいで内容をさっぱり覚えていなかった。
「PERFECT DAYS」を鑑賞した頃、改めて今作を見たいと思った。ここのところ、ヴィム・ベンダースとウォン・カーウァイ作品が、よくリバイバル上映されるので良い機会と映画館へ。
天使は町中の人の心に耳を傾ける。
誰しも不安や悩みがある様が描かれる。天使ダミエルはサーカス団のマリオンに恋をして、自らも人間の世界へ。
昔友人が、あなたのそばにも天使がいる、見守ってくれる人がいる…みたいな事を言ってこの映画をオススメしていた。それもそうだし素敵な恋の話でもあるが、この時代の世相も反映した、新しく生きる事を始める話なのかなーと思った。
途中少し眠くなったが~~持ちこたえた。退屈な天使の世界(無垢な子どもにも通じる世界)から、触れあえて感じられる有限の人間の世界へ。
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初めてダミエルがコーヒーを飲むシーンでは、自分もコーヒー片手にしてたので一緒に飲んでみた。
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