「LOTRとサウンド・オブ・ミュージック」プリティ・プリンセス2 ロイヤル・ウェディング kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
LOTRとサウンド・オブ・ミュージック
2005年当時、前作も見てないし、王室だけのストーリーなんて興味が無かった。しかもディズニー映画だし、完全にスルーするつもりだったんですが・・・
最初からちょっと緩い展開・・・前作のあらすじ部分なんかを数十秒で紹介しているものの、すぐに忘れてしまったくらいだ。いきなり、日本の皇室でも話題になっている“女性の王位継承問題”が話題の中心になり、30日以内にしなければならない政略結婚とライバルとなる男性が出現・・・どこかで聞いたことあるような内容だし、興味は役者の演技とお笑いの方向に移ってしまった。ちなみに30日というのは甘いような気がした・・・『プロポーズ』なんて次の日までだったし・・・
よく考えてみたら、好きな映画ベスト10に入る『サウンド・オブ・ミュージック』と『ロード・オブ・ザ・リング』の俳優が出てることだし、アンドリュースとジョン・リス=デイヴィスに注目してみた。と、考えていたら、いきなり二人のメイド、ブリギットとブリギッタというオマージュ(?)があった!もちろん『サウンド・オブ・ミュージック』に出てくるトラップ一家の三女の名前。何だかうれしくなってきた。パジャマ・パーティでのジュリー・アンドリュースの歌は良かった。もしかして、『サウンド・オブ・ミュージック』の曲が登場するか!と期待したけど、さすがに歌うはずないですよね。
『LOTR』のギムリが出てることから、もしや仲間のオーランド・ブルームがサプライズ・ゲストとしてカメオ出演するかもしれないとワクワクしながら観ていたら、ニコラスが若干似ていることやアーチェリーが得意なくらいでしかなかった(惜しかったなぁ)。やはりディズニーは著作権がうるさいところだから、パロディなんてあるはずもないですよね・・・
そんな感じで、アンドリュースの歌だけで満足して、ストーリーはどうでもよくなってきたところへ意外なカップルの誕生!・・・結構いいプロットになっていたなぁ。まともに鑑賞しなかったことを反省いたしました。
【2005年3月映画館にて】