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「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」を配信している動画配信サービス(VOD)

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「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」の動画配信サービス(VOD)・視聴方法をまとめてチェック!

自宅で、旅先で、移動中に…、
見放題やレンタルなどサブスクで「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」を楽しむ方法をまとめて紹介します!

配信サービス 配信状況 料金
見放題 月額2,189円(税込)~ 今すぐ見る
U-NEXT

おすすめポイント

映画/ドラマ/アニメ/電子書籍を観るならU-NEXT(ユーネクスト)。名作はもちろん最新作も!豊富な作品の中からお好きな動画を見つけて、是非お楽しみください。

配信形態

見放題 / レンタル / 購入

無料期間

31日間

月額料金

月額2,189円(税込)

ダウンロード可否

可能

複数端末同時視聴

可能
※最大4台まで同時再生可能

特典
(ポイント付与等)

毎月1200ポイント付与(購入・レンタル・コミック購入・ライブ配信チケット購入・映画館で使用可能)

支払い方法

クレジットカード(Visa/Master Card/JCB/アメリカン・エキスプレス/ダイナースクラブカード)、キャリア決済(d払い/au PAY(auかんたん決済)/ソフトバンクまとめて支払い/ワイモバイルまとめて支払い)、楽天ペイ、Amazon.co.jp、Apple Account、Google Play、ギフトコード、U-NEXTカード

全作品数

340,000本

見放題作品数

300,000本

映画作品数

見放題17,700本以上/レンタル1,200以上

ドラマ作品数

見放題5,400本以上/レンタル680本以上

アニメ作品数

見放題5,800本以上/レンタル260本以上

※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。


ブルジョワジーの秘かな愉しみ

解説・あらすじ

「アンダルシアの犬」「皆殺しの天使」などの巨匠ルイス・ブニュエルが、ブルジョワたちの奇妙な日常を毒の効いた風刺を交えながら軽やかなタッチで描き、1973年・第45回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞したコメディ。南米某国の駐仏大使アコスタはテブノ夫妻らと共に友人宅やレストランで食事をしようとするが、その都度奇妙なトラブルが起こり、なかなか食事にありつけない。欲求不満状態でいらだちながらも悪戦苦闘するブルジョワたちの滑稽な姿を描きながら、彼らの特権的地位に由来する高慢さや偽善や腐敗を浮かび上がらせていく。出演は「フレンチ・コネクション」のフェルナンド・レイ、「去年マリエンバートで」のデルフィーヌ・セイリグ。
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4.0
投稿日:2024-11-03
ルイス・ブニュエル監督作品、キネ旬ベスト1974年度6位
少し前に『自由の幻想』見て「面白い」と感じてから、もっとブニュエル作品を見たくなって購入しましたが、本作はまず「難しいぃ~」というのが鑑賞直後の感想ですかね。
というか「私ごときがブニュエル作品を語ること自体がおこがましいにも程がある」って気になってしまいましたよ(苦笑)
でも分らないと思いながらもつまらないと感じる事もなく、この辺りが私の限界点なのかなぁ~って思いながら見ていました。
しかし、これがフランス流のユーモアなんでしょうかね?大笑いするでもなく、だからと言って真剣に受けとめるのも野暮な様な気にもさせるしで、庶民にとっては分かり難い部類の作品だと思います。
まあ、タイトルからして“ブルジョワジー”の物語ですから、対極である無産階級の私が分かり難いのは当然なのかも知れませんね。

ここまで書き進んでふと思ったのが、今までSNSで何百回も言ってきた私が映画好きになった入り口であるアメリカンニューシネマと本作が同時代の作品であった事と、あの十代の私でも理解出来たニューシネマのメッセージと本作のメッセージとは何が違うのかって事です。そう考えると別の視点で色々なものが見えてきそうな気がしました。
本作で何度か挿入されるシーンで、主人公達男女三組が何故か歩いている一本道がアメリカンニューシネマのロードムービーのシーンと重ね合わさり、ひょっとすると似た様なメッセージが含まれているのかも知れないという(ブニュエルがアメリカンニューシネマを意識していたのがどうかは不明ですが)要するに、逆視点からの社会(有産階級)批判は確実に描かれていて、更に人間考察へのもっと深い部分にまで及んでいたのかも知れないという気がしてきます。
そこに着目すると、私が最近になってブニュエルが気になり始めた理由が何となく見えて来たような気がします。

ここから少し本作から脱線した話になりますが、10代の頃ニューシネマなどに傾倒し自分の社会の中でのポジションの様なものが薄っすらと見えて来て、自分の能力や性格なども考えると、恐らく一生うだつの上がらない労働者階級の中の底辺で生きなければならないのだろうという未来予想が出来上がっていましたが、戦後の日本ではどんな階層であっても、贅沢をせずに酒・煙草・ギャンブル等々の中毒性のある身を亡ぼす恐れのあるモノから遠ざかり堅実に労働力を提供していれれば、衣食住は何とかなるし適度に趣味も持てる位の暮らしが可能な事も分かっていました。
そしてそういう暮らしを続けながらこの歳になり、他のSNSにて他人から見ればとんでもなくショボくしょうもないDVD購入の自己満足話を長文で書いたりと、こういう自分を俯瞰して見ると、この映画に出てくるブルジョワ連中の滑稽なグルメ話とスケール感は全く違えど、結局同じ人種じゃないかと思えるような愉しみ方をしている事に驚いてしまうのですよ。言うなれば“プロレタリアートの秘かな愉しみ”なのでしょう。
そう考えると、この映画の滑稽さがまさに自分に跳ね返ってくるようで、どんな時代のどんな階層の人間であろうと、人間の持つ本質というのはそんなに変わるものではないと、ブニュエルは薄笑いしながら私に向けて言ってるような気がしましたね。
鑑賞日:2024年11月2日 DVD/BDで鑑賞

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