ブルースチールのレビュー・感想・評価
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主人公も犯罪者も背景の説明が不足している
総合:55点 ( ストーリー:45点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
1人の女性新人警察官の経験と成長の姿を描く作品かと思いきや、初日にいきなり精神異常者の殺人狂につきまとわれる話。設定はかなり大胆だが、物語はかなり無理があるし、登場人物の背景が説明不足でわかりづらい。
ジェイミー・リー・カーティス演じるメーガンは、警察学校を卒業してから彼女の1人の人としての姿が映し出される。少ない友人のことと、上手くいっていそうにない家族のことと苦労がありそうだが、そのことにはあまり触れられない。この部分までは彼女本人の物語なのかと思って観ていた。
そして初日の勤務でいきなり強盗犯に出くわすことで、物語は異常者ユージンとの対決の構図へと様変わりする。だがこの成功した投資家のユージンが、どんな人物でどんな背景があってなぜ彼がここまで突然の異常犯罪者になったのかについての説明はない。だからなぜこんな展開になるのかという疑問を持ち続けながら観ることになる。数々の都合の良い展開についても同様で、偶然に頼ったりどうやってそんなことをしたのかという内容が続く。脚本は粗くて出来は良くない。
この作品は犯罪を真面目に取り上げたというよりも、ジェイミー・リー・カーティスをいかに目立たせるかという目的ありきで作られたような印象を持った。だから犯罪についての考証が浅いのかな。
監督はその後『ハート・ロッカー』『ゼロ・ダーク・サーティ』等で有名になるキャスリン・ビグローだが、まだまだこの当時では実力不足。
ピストルバンバン
2023年3月25日
映画 #ブルースチール (1990年)鑑賞
#キャスリン・ビグロー 監督、#ジェイミー・リー・カーティス 主演のポリスサイコスリラー?こんな人警官にしたらあかんよ
しかも、いくら金持ちでも疑われないのはおかしいし、警察が無能すぎる
拳銃の魅力にとりつれた男の悲しいお話でもあった
追い込み方がホラーっぽい
導入部からの前半は良い感じ。犯人が知れてからサイコサスペンス、後半はサイコスリラーの趣。FBI異常犯罪TV版ほどの丁寧さもなくちょっと残念。犯人の異常性を追求するのか、観客の想像に委ねるのかどっちつかずだなあ。
主人公の冒頭のピカピカの革靴、ラスト攻防のスニーカー、印象に残るこのシーン対比は絶妙。
摩天楼の夜間飛行シーンに胸が締め付けられる。
ストーリーが崩壊している。 拳銃強盗を射殺するも、犯人の銃が誰かに...
ストーリーが崩壊している。
拳銃強盗を射殺するも、犯人の銃が誰かに盗まれた。できるか!拳銃突きつけられた店員もよく覚えていない。よほどのアホか!
そして持ち去った男は主人公といい仲に。もうええやろ!その後もアホな展開が続きに続く。
この手の話で映画を成り立たせる為には、主人公が強烈に魅力的でなくてはならないが、それもなし。すぐ寝るだけ(笑)
すぐ寝る女に警鐘を鳴らすには良い作品かもしれない(笑笑)
BSテレ東吹替版鑑賞
エリート知能犯との戦い
ジェイミーリーカーティス扮するニューヨーク市警新人婦人警官メーガンターナーは、巡回中に強盗事件に遭遇し見事射殺したが、犯人の持っていた拳銃を店の客が持ち逃げした。現場に銃が無かった事から過剰防衛と判断されたが、その拳銃で連続殺人事件が勃発した。
ブルースチールとは拳銃の隠語だと言う事だが、どうもアメリカでも拳銃を持つと人が変わってしまう人種もいる様だ。でもエリート知能犯と警官が偶然タクシーで乗り合わせるなんてちょっと短絡的だったね。
主演女優のジェイミーリーカーティスは、丹精で表情豊かな美人女優だね。
ホラー映画以外のジェイミー・リー・カーティスを初めて見たが・・・
やっぱりホラーだった?と思ってしまうほど、彼女のキャラを生かしたポリス・アクション。メーガンに撃たれて即死したコンビニ強盗から44マグナムを奪って逃げた男ユージーン。steelをstealした?という英語のダジャレなのかと思った序盤から、人が死ぬ顔を見たくて連続殺人を犯すようになったヘンタイだ。
金の相場師という仕事だったユージーン。人の不幸の上に成り立つ職業だと自嘲気味だったことも狂気に至る原因のような気がしたけど、一種の快楽殺人と決定的な証拠を残さない割にはメーガンに近づきすぎたうえに、彼女との一騎打ちに持ち込もうとするようになる。
特に面白い趣向は弾にメーガンの名前を彫り込んだこと。メーガンが犯人になるように仕組んだとは思えないほど明らかに挑戦的な手口だったのだと思う。
後に『デトロイト』や『ゼロ・ダーク・サーティ』で成功を収めたビグロー監督だけあって、画面に大写しになる表情や拳銃を中心に引きの映像がほとんどなく、時には効果的にスローモーションをも取り入れ、ビグローらしさを感じてしまう。ただし、ストーリー的には女性警官対偏執的殺人犯という他を寄せ付けないほどの個人対決なので、好みが分かれてしまいそう。原点は西部劇なんだろうか・・・
正義との対比
個人評価:3.8
シガニー・ウィバーに次ぐ、強い女性の象徴ジェイミー・リー・カーティス。
流石のキャスリン・ビグローだけあって、一コマ一コマの空間はリアルだったが、90年作なだけに演出の古さや、犯人のディテールの曖昧さが感じられる。また濡れ場を不必要に入れたがる時代を感じる演出も違和感がある。
しかしながら、正義を行使する事と、殺人鬼の狂気とを重ね、上手く対比させた作品だ。
無駄の無い高濃度
再々…見。
新米女警官が神出鬼没のスーパー変態男に逆に追っかけられながら、全然逮捕できない、変な逆鬼ごっこ。
画はブレラン影響下。
男根隠喩の拳銃を男女が取り合いぶっ放し合う様をマッチョな女性監督が喜々として撮った傑作。
100分の短尺が正しい。
無駄の無い高濃度。
タイトルなし
ジェイミー・リー・カーチスが若い。カット割や銃撃音など所々古いと感じるが、それ以外は昔の映画と感じず見れた。前半引き込まれるが後半になり、ロン・シルバーのサイコ感が増す中、ストーリーの粗さが目立つ。あんだけ警官の主人公が狙われてるんだから、普通その後、警戒や保護監視
されるところ、無防備で、両親宅や自宅まで侵入されないだろし、相棒となった刑事といきなり恋仲にはならないどう
女性監督では唯一アカデミー賞を受賞してる監督 との謳い文句で鑑賞 ...
女性監督では唯一アカデミー賞を受賞してる監督
との謳い文句で鑑賞
この映画で受賞したのかと思ったら違うんだね
そりゃこれでアカデミーとれたら驚愕やけどな
何から何まで受け入れられず
なんでそうなんの?の連続で、
早送りで見ても退屈さがマシにならない…
私には合いませんでした。
強盗を射殺するも、犯人の拳銃を奪われてしまった為正当防衛が認められずに謹慎することになった主人公。その主人公にサイコなストーカーが近づいて関係を持って・・・と言うストーリー。
「面白い」「面白くない」ではなく、「不愉快」「気持ち悪い」と感じられた映画。何がって、登場人物が漏れなく「不愉快」「気持ち悪い」
犯人、犯人の弁護士、主人公の両親、主人公の上司、バーべキューで主人公を振った(?)会計士、皆「不愉快」で「気持ち悪い」。そして何より主人公が「不愉快」で「気持ち悪い」と感じられるキャラクターです。
虚栄心が強くワガママ、感情的で猪突猛進。そのくせ、最後は女を出して甘える。
自ら狙われていることが分かっているのに勝手な行動を行って周囲に迷惑をかける。先輩に手錠をかけて、死の危険に陥れる。護衛を殴りつけ(体重差無視の一発KO)自ら囮になったばかりか、市街地で銃撃戦。そもそも、最初のスーパー強盗も、同僚を呼び署にも連絡をいれてから対処すれば、拳銃を奪われることなどなかったはずで、身勝手な行動をとり周囲に迷惑をかける人物です。
ストーリーや設定も今一。連続殺人事件なのに、相応しい捜査体制とは思えない描写で警察学校出たての警官が主力として捜査します。犯人は主人公の周囲にいると分かっているのだから、新たに出来た恋人位フルマークすれば良いのに、まともな尾行すらつけていない。サスペンスとしても三流と思えます。
で結局、不愉快さと気持ち悪さだけが残った作品でした。
女性警官と無差別殺人犯の息詰まる死闘にハラハラ!
レンタルした「HDニューマスター版」DVDで鑑賞。
ジェイミー・リー・カーティスがカッコいい!
新人警官のはずなのに初っ端から波乱続きで、だんだんとベテランの風格みたいなものが出て来ました(笑)
女性警官への偏見に悩み苦しみながらも、制服に袖を通し犯罪都市ニューヨークの夜に立ち向かう姿に女性本来の逞しさを見た気がしました。
銃の圧倒的な強さに魅了された、という面においてはメーガンもユージーンも同じ。その“強さ”への憧れの方向性の違いが両者を隔てていますが、そのボーダーは紙一重だなぁ、と…。メーガンもユージーンのような狂気へ落ちていた可能性もあったのかもしれないなと思いました。だからこそ、無意識の共通点からふたりは惹かれ合ったのかもしれませんねぇ…。
決別後の対決は手に汗握るもので、始終ハラハラしっぱなしでした。知能と狡猾さでなかなか尻尾を掴ませないユージーンに腹立たしさを覚え、メーガンの捜査の綱渡り感の危うさに気を揉まされました。そして、ユージーンのエスカレートする犯行と気持ち悪いぐらいの執着に怒りが大爆発! クライマックスの“ブルースチール”同士の死闘が秀逸の極みでした。
制服の青、拳銃の鉄。新米NYPD婦警
デジタルリマスターなのか古さを感じない。ハッキリクッキリ。
リボルバーのドアップのオープニング
昔見た時のイメージよりかなり細く見える。
女が警官?っていう揶揄
銃撃音と効果が凄い
なぜ警官になった?て3回ぐらい聞かれる。
獣のようなレイプ
ニューヨーク
摩天楼の夜景度々。ツインタワーも映る
最後はやはり制服姿になって
しかし彼は不死身か⁉
拳銃が大砲みたい
前半良くて後半ムカつく
前半の見事な緊張感あふれる雰囲気作りは後半には皆無になっていて、イライラさせるぐらいの粗い展開だった。
後半はセックスと暴力だけで引きつけようとしていたとしか思えない。
銃社会や犯罪都市へのアンチテーゼという肯定的な見方をしないと、時間の無駄にさえ思えてしまう。
ただ、前半の吸引力は半端ない。それだけに見終わった後のだまされた観もまた半端ない。
ひどい映画だ新人の警察官が勝手に暴走とどめを刺すまで発砲するのか?...
ひどい映画だ新人の警察官が勝手に暴走とどめを刺すまで発砲するのか?発砲現場から銃と男が消えてしまうアメリカのポリス少しとろい(お笑い)
女性警官の歴史は浅い
1990年製作、主人公(ジェイミー・リー・カーティス)は偏見の残る女性警官になる。
初出勤でスーパーの強盗に出くわし、犯人を射殺してしまう。
ところが犯人が撃とうとしていた拳銃が見つからない。
たまたま居合わせたサイコな男が隠し持って姿を消したらしい。
このサイコ男に付け狙われることに。
監督はキャスリン・ビグロー、粗いけど面白い。
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