劇場公開日 1989年10月7日

「穴熊。」ブラック・レイン Noriさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0穴熊。

2014年11月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

幸せ

松田優作ばかりが声高に評価されていたようにも思われる本作、改めて高倉健('14.11.10逝去)の存在の大きさを再確認。

上司とNYPDの狭間で板挟みとなる、中間管理職の悲哀。
組織に縛られ、思うように行動できない、踏み出せない、忸怩たる思い。
一歩踏み出した漢の佇まい。
ラストのハニカミ。
様々な顔の高倉健を愛でることのできる秀作。

ストーリーは単純です。が、ここに描かれている日本における集団と個の概念自体は、ややステレオタイプ的でありながら、的は外していないように思いました。

Nori
トミーさんのコメント
2023年11月29日

役名がマサなのが小物感で嫌でした、ケンでいいのに。

トミー