「オスカー作品賞はじめ5部門を受賞した70年代を代表するハードボイルド アクションの大傑作!!」フレンチ・コネクション Jettさんの映画レビュー(感想・評価)
オスカー作品賞はじめ5部門を受賞した70年代を代表するハードボイルド アクションの大傑作!!
ニューヨークとフランスを結ぶ麻薬密輸ルートの摘発に命をかける刑事や捜査官たちの熱い闘いを描く実話の映画化
実録ものらしくドキュメンタリータッチの重厚な映像と見事な編集で冒頭からグイグイ引き込まれ、あっという間の1時間45分でした
主役の刑事コンビ、ジーン・ハックマンさん演じる血気盛んな熱血漢ポパイと彼とは対照的なロイ・シャイダーさん演じる常に冷静沈着なクラウディのバディっぷりが素晴らしく人間ドラマとしても見応えがあります
そしてなんと言っても本作で最も有名な見どころは、ニューヨークの地下鉄で逃走する悪党をポパイが徹底的に追い続けるくだり
ポパイは追跡の途中で通りかかった車を止め強引に奪い、そこから伝説となった悪党の乗る高架上を走る列車と高架下を大爆走するポパイの乗るポンティアック ル・マンのカーチェイスシーンが激撮されています
当時ウィリアム・フリードキン監督がこだわって敢えて事前申請なしのゲリラ撮影で臨んだ結果、映画史上に残る大迫力のリアルカーチェイスシーンとなって仕上げられ、現在でもスティーブ・マックイーンさんの『ブリット』(1968)と双璧を成すカーアクション映画の代表格として語られる大傑作中の大傑作となりました
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