「尾行と追跡」フレンチ・コネクション 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
尾行と追跡
中盤のカーチェイスにラストの銃撃シーンを除いたら尾行と追跡のみ!!
その中に張り詰めた緊迫感がハラハラ、ドキドキってより冷静にどうなるんだ?って興味の持続力が保たれる演出描写。
渋い雰囲気が映像全体に漂い猪突猛進が如く一直線に突っ走るG・ハックマンが格好良い。
アメリカン・ニューシネマ特有の主人公が破滅する物語では無いが明らかに破滅型なポパイにオチは達成感も何ら身にならない終わり方が70年代アメリカ映画の良さであり堪らない。
A・パチーノがR・シャイダーの役を演っても面白かったような「スケアクロウ」ではないけれど。
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