フィールド・オブ・ドリームスのレビュー・感想・評価
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何回見ても泣けてしまう。
レイがテレンスマンに会いにいって、野球場に行く。一度別れた二人だが車をテレンスマンが塞ぐ。グラハムの文字と声を聞いたとテレンスマンがレイに告げる。あんたも見たのか!このシーンに胸が踊った。タイムスリップしてグラハムに会うシーンもドキドキしたが、その後に若き日のグラハムを車に乗せるいうサプライズにまた胸が高なった。グラハムがルーキーとして打席を経験した後に、レイの娘の手当のためにグラハムが野球場を出て医者にもどる。このシーンにも感動した。
そして、クライマックス。私には何もないのか?とジョージャクソンに行ったそのあと、ついに、それを作れば彼はやってくる。の真実が明らかになる。
ついに父が現れる。涙涙。涙なくして見れない。最初は呼べなかったレイも父さんキャッチボールしない?と。
素晴らしい野球映画。アメリカ人が本当に野球を愛してることが伝わる映画。
それにしてもケビンは野球が上手い。さよならゲームの映画でも思ったが、投げ方も打撃も一流のようだ。他の本物の選手のほうがかすんでしまう。
失ったものたちは帰ってくるーー若き日の父に姿をかえて。
アメリカ映画のこころを持った、美しいラストシーンが素晴らしき哉!
カナダ人作家W・P・キンセラの初長編小説「シューレス・ジョー」を、39歳のフィル・アルデン・ロビンソンが監督したアメリカ映画らしい秀作。アイオワ州に住む極普通のアメリカ人レイ・キンセラが神の啓示を受けて、トウモロコシ畑を野球場にしてしまうことから起こる奇跡のファンタジー映画。不思議なくらいに説得力を持ったストーリー展開をして、アメリカンドリームがベースボールというスポーツに象徴的に結び付くところを美しく描き切っているのに感心すると共に、家族の絆について考えさせ胸を打つ物語に魅了されてしまう。思えば、フランク・キャプラの名画「素晴らしき哉!人生」にある、生きることの素晴らしさ、辛くとも人生を諦めてはいけないこと、そして夢を常に抱いていることのシンプルなメッセージが感じられて、優しさに溢れた”アメリカ映画のこころ”の復活をロビンソン演出に観る。歴史的な大リーグ事件の名選手を登場させ、60年代の人気作家サリンジャーを加えて、ラスト家出したレイが理解できず反発したまま死別した父の幽霊とこころのキャッチボールをするシーンの美しさが、夕景に浮かんだ車のライトの長い列の果てしないアメリカの希望の光に支えられて、感動のあまり涙でスクリーンが霞んでしまった。映画史に遺る素晴らしきラストシーンとして、いつまでもこころに残るであろう。
男として生き甲斐を見出せずにいた主人公レイのケビン・コスナーの誠実な演技、エイミー・マディガンの感情を抑えた妻役、シューレス・ジョーを演じたレイ・リオッタの真摯なまなざしと、物語の本質に溶け込み役柄を全うしている。傑出は、テレンス・マンを演じるジェームズ・アール・ジョーンズの深い語りとアメリカの過去を背負った重みと、無名の大リーガー選手ムーンライト・グラハムを演じたバート・ランカスターの古き良きアメリカを知った渋さ。気落ちしたレイを説得し勇気付けるテレンス・マンの台詞に作者の熱い思いが重なる。そこに、この映画の語りの優しさがある。
不思議な声のために農場を減らして 野球場をつくる決断もすごいし そ...
不思議な声のために農場を減らして
野球場をつくる決断もすごいし
その冒険心を理解してくれた
妻の心の広さ、支えにも感動。
いくら破産しても信じてやり遂げた
お父さんはかっこよかった!
娘の女の子もめちゃめちゃ可愛い!
野球好きだからとってもよかった!
本当に大切なもの
“If you build it, he will come.” アメリカの良い意味でのファンタジードラマ
日本人も野球は好きだが(私はあんまり好きくない)、日本人の野球に対する想いとアメリカ人の野球に対する想いは少し違うように思う。アメリカ人の野球に対する想いを理解できないと、この映画を本当には理解できないのかも知れない。何せここでは、早く死んだ父親とキャッチボールをしたかった男がその(無意識の)夢を叶える迄を丸々一本の映画をかけて描いているのだから。
爽やかな登場人物達に心洗われる
妻の厳しくも優しい献身的な姿が可愛らしい
旅の仲間の活動家が少しずつ心開いていく様子も可愛らしい
主人公の子どもももちろん可愛い
そして、現れる幽霊たちの野球を楽しむ姿も可愛らしい
登場人物全てが可愛らしく感じる
なぜだろうと考えてみると、きっと、大人になるにつれ失われていく無邪気さや純粋に何かを楽しむ心持ちを皆が持っているからではないだろうか
一回り以上も年上の登場人物達でも何かに夢中になる姿は少年のままで、そんな可愛らしいおじさん達の掛け合いがたくさん詰まった、優しく、爽やかな空気の流れる、心洗われる名作である
40超えたオバサンだからこの映画の良さ解るかも
凄く評価が分かれている様ですが感じ方は人それぞれ、酷評してる方のレビューも幾つかは何故評価が低いのか?という理由頷ける物が有る。
確かにツッコミ所は満載だけど40歳も過ぎると若い頃を思い出したりアレコレと自分の生きてきた人生を考えたりしてるのでツッコミ所より全体的なノスタルジックな雰囲気に目頭が熱くなる。
有り得ねー!とゆう設定よりも『あの頃のこんな情熱や後悔と…』
色々思う事が有った、私は面白いぐっと来たと言える映画でした。
泣けた
ベースボールはアメリカ
音楽愛を感じた
If you build it, he will come
広大なトウモロコシ畑で親の代から野球好きの男レイ・キンセラが神の啓示(?)を受ける。シューレス・ジョー・ジャクソンがやってくる??あ、やってきた。野球場はアッというまに出来て、ふと球場を見るとジョー(レイ・リオッタ)がいた・・・
娘の学校で有害図書排除の集会があり、ナチっぽい母親がテレンス・マンの著作を有害図書に指定したいと演説してる。「オズの魔法使い」や「アンネの日記」まで有害にしてるらしいからなぁ・・・“彼のを癒せ”というふたつめの啓示。それをテレンス・マンだと信じてレイは行動を起こす。しかし、その人物とはムーンライト・グラハム(バート・ランカスター)だったのだ。テレンス・マンも同じく声を聞いていたのだ・・・彼もまた野球で芽が出ず医者になっていて既に故人。
オールマンブラザーズの「ジェシカ」、ドゥービーの「チャイナ・グローブ」、そして全編に流れる美しい音楽。ストーリーそのものよりも音楽に癒される。父親に野球を託されるが、夢がかなわなかったキンセラ親子。
評価の高い
この作品。ハズレはないと思ってましたが、微妙です...
悪くはない、とは思います。が、感動作なら他にもたくさんあると思うし、野球界追放もそれほど不幸指数が高いとも思われないし。
ただ自分がアメリカ人だったならもっと共感できるなにかがあったような気がします。
外国の映画を観る以上、大なり小なり立ち塞がる言葉、文化、歴史、伝統の壁。
その壁を意識しないで済むことも多いですが、そうでないこともあります。
この映画のテーマは普遍的なものですが題材である野球が根付いてないイギリスやフランスの人が、アメリカ人と同じ感慨をこの映画から受け取れるとは思えません。日本人にとっては、野球は馴染み深くはあるものの、やはり歩んできた道程は異なり、文化として見た場合の位置付けも異なります。
この映画はアメリカ人とそれ以外の国の人とで、感情移入の度合いが大きく異なるタイプの映画だと思います。
地味だけど、
憧憬と思い出
公開時、まだ20歳前後だったと思うのですが、当時はこの映画の良さがわかりませんでした・・・
でも中年となり自分の父親が亡くなった今見て、ラストシーンでじんわり泣きました。
古き良きオールドアメリカンへの憧憬と亡き父親との思い出を思い起こさせる映画でした。
自分の体験と重ねられない方には、さっぱり意味の分からない映画かもしれません。
しかしケビン・コスナーが若い!
当時、色んな映画でキャスティングされてて売れっ子でしたよね〜
ウォーターワールド、パーフェクトワールド、JFK等々。
懐かしいね〜(^^)
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