劇場公開日 1999年12月11日

「ダークでナイトメアな世界観」ファイト・クラブ シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ダークでナイトメアな世界観

2021年11月27日
iPhoneアプリから投稿

悪夢のような心理ドラマで、強烈な世界観が魅力的です。主人公の平凡な青年が正体不明の男と出会ったことで、世界が少しずつ異形のものに変化していく過程が、妙に生々しいです。こう言った悪夢世界は、同じデヴィッドでもクローネンバーグが得意そうだけど、フィンチャー独特の硬質で冷たい映像もいい感じです。しかしなによりもこの作品は、ブラッド・ピット、エドワード・ノートン二人のそれぞれのキャラを生かしたどハマり演技なくして成立しません。マッチョな魅力にあふれるブラピもさることながら、ノートンの内面的演技も鬼気迫ります。

シネマディクト
talismanさんのコメント
2021年11月29日

確かに!キャスト、どはまりですね。ハンニバルつながりでノートンを知ることができたのでもっと面白く見ることができました!

talisman