「芸術ポルノ映画」愛のコリーダ フェイ・ウォンさんの映画レビュー(感想・評価)
芸術ポルノ映画
まず、言うまでもなく、どエロい。もうほぼAV。絶対に一人で観ましょう。
昔の日本の女性や風景の退廃的な美しさが存分に味わえる映像です。特に女性の着物の裾からちらりと見える生足がとても官能的で、谷崎潤一郎の刺青を思い出しました。
阿部定役の松田暎子さんは元々寺山修司の劇団「天井桟敷」のメンバーだったそうです。それにしても恐ろしいほどの演技力(もはや演技と言って良いのか?)だなあと思いました。
この映画は芸術なのか?ポルノなのか?
個人的には両方だと思います。映像はとても美しく芸術的ですが、やはりどエロいので。官能的な芸術映画であり、芸術的なポルノ映画でもあると言えます。
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