「波乗り青春映画の金字塔」ビッグ・ウェンズデー 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
波乗り青春映画の金字塔
60年代〜70年代の古き良きアメリカの文化が描かれた最高な波乗り映画。
お決まりな自宅でのパーティ、ドンチャン騒ぎが類を見ない程に酷い有り様で黙って本を読んでいる母親?の懐の深さに感服。
マットが起こすメキシコでの大乱闘に闘牛士の如く車の玉突き事故とアセった表情が同じなのが可笑しい。
ラストの波乗りシーンは圧巻の一言で大迫力な映像とサーファー達が羨ましくもあり魅入ってしまう。
物語前半の青春を謳歌している場面が徴兵を逃れるシーンも含めてテンポ良く進み70年代を迎えた後半からの時代には逆らえない寂しさが。
マットが落ちぶれてしまった切っ掛けと立ち直る描写がイマイチ不透明な気も!?
波に乗れたら最高だろうと強く思わせる青春映画。
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