劇場公開日 2001年3月17日

羊たちの沈黙のレビュー・感想・評価

全197件中、101~120件目を表示

3.5ジョナサン・デミ

2021年4月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

アカデミー賞見たあとすぐ見た。

極度の切望とは、ないもの、欠乏しているもの、つまりは孤児でいうところの親からの愛情とか、を求めるものかと思ったけど、近くにあるものだったから違った。

羊たちの沈黙ってタイトルも、羊を逃がそうとしたけど逃げない、動かないってゆう意味で沈黙ってことだから、「出口なし」とか「砂の女」みたいなことかなーって思ったけど、見た感じではジョディアスターの無力さみたいなものだったから、違うかーって思った。アンソニーホプキンスが悲鳴はやんだ?って聞くから、アンソニーホプキンスのおかげでビルを捕まえられたとかなら、なるほどってなったけどそうじゃなかったから違うし。

ジョディアスターが「見られる」、ジョディアスターを「見る」、シーンがめちゃくちゃ多かったのは、さっき書いたないものを切望するって考え方なら納得できた。男は女の体を持ってないから求めるし、逆に女は、男の体を持ってないから求める。

映画界は男社会で、映画監督自体が男の方が圧倒的に多いから、おのずと優れた映画監督も男の方が多いことになるのはあたりまえで、作家というのは、小説家も映画監督も、自分の中にあるものを原点として芸術品を作り上げるものだから、映画においてセックスシンボル、たとえば「レオン」のマチルダとかが女なのは自然のことで、それは間違っても、この世界において、性の対象は女であるということにはならない。女にとっての性の対象は男だから、女の作家が作るセックスシンボルは男だろうし。

このことはすごく救いになる。特に、僕のようなモテない男には。

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Y

5.0【物事の本質に目を向けろ】

2021年4月26日
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興奮

知的

知性が高く紳士的で、妖しい魅力がある猟奇殺人犯のレクター博士。ただ残虐なサイコパスなだけじゃない、その二面性に惹きつけられてしまう。

本当に異常者なのではないかと感じるくらい狂気に満ちた目。素晴らしい演技。

レクター博士が血を浴びたまま音楽を堪能するシーンが印象的。

レクター博士とクラリスの間に芽生えた精神的な繋がりは、奇妙だけど恋人と似たものを感じる。

ー以下ネタバレー

誠実で純粋なクラリスをトラウマから解放させるために、ビルとクラリスの過去のトラウマを客観視させて事件真相の手助けをする。

クラリスはトラウマを乗り越えようとFBIに入る。ビルはトラウマに囚われて猟奇的殺人犯に。

この映画のメッセージはトラウマや痛みを愛して乗り越えること、だと思う。

「クラリス、子羊たちは鳴きやんだか?」
タイトルの意味にも繋がるラストシーンのセリフが心に響く。

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ayk

4.5レクター博士の登場時間は数十分。えっ!?どれどれ、と再視聴してみた...

2021年4月14日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

怖い

レクター博士の登場時間は数十分。えっ!?どれどれ、と再視聴してみたら、あらっ。ホントだ。衝撃的な脱獄シーン等、記憶の中ではレクター博士一色だったから意外。エンディングでの「これから古い友人を夕食に…」はレクター博士の食事=殺人から、チルトン殺害を示唆していそうだ

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movie freaks

5.0クラリス、子羊たちは鳴き止んだか?

2021年4月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

この映画は凄い映画でしたね。何といってもクラリスとレクターのやり取りが素晴らしいです。レビュータイトルはレクター博士からクラリスへの最後の電話の会話からのものです。レクターの卓越した能力、クラリスの正義感と野心。クラリスはレクターの能力を利用して連続殺人鬼であるバッファロービルを捕まえようとしますが、レクターはタダでは動かない。クラリスの底に潜む原体験を聞き出します。そしてレクターの脱走。その凄まじい脱走方法。その後クラリスと殺人鬼の対決。いや、思い返しても凄い映画だったなと思います。この映画以降、レクターのような天才サイコパスの悪役がどれほど出てきたか。でもレクターほど衝撃的な悪役は出ていないと個人的には強く思います。

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sumire

4.0名作は色褪せませんね

2021年3月6日
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ドラマ版ハンニバル見てるとこちらのハンニバルもみたくなるんですよね、てかもう何回見たことか。
ドラマを見てからだとまた違った視点から見られます。
レクター博士の存在感もすごいがジョディフォスターのクラリスは新米感がありつつ、芯の強い役柄にしっかり合っている。
ハンニバルのジュリアンムーアもよかったけどやはりクラリスと言えばジョディフォスター。
変態犯人を追い詰めるFBIがミスリードされ、クラリスの方が本物の扉を叩く、この今はよくあるパターンも見た当時はかなりの緊迫感、今見てもハラハラするね。
なにより変態犯人の暗視スコープは変態感増しますなあ
そんな頻繁にでてきてないんだけどね
何度見ても面白い作品ってのは存在してるもんだね

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まあ映画好き

4.0誰が観ても良い作品だと思う。演出も凄かった。

2020年12月19日
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誰が観ても良い作品だと思う。演出も凄かった。

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おれ

5.0久々に見たが、やっぱり凄い

2020年12月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

興奮

知的

月並みな感想だが、アンソニー・ホプキンス演じるレクター博士は圧倒的な存在感で我々を魅了する。

ジョディ・フォスター演じるクラリス捜査官との、もはや精神的な繋がりは恋愛関係とすら言っても過言ではない。

そしてこの作品を見るたび毎回思うのだが、誘拐されて穴の底に閉じ込められた上院議員の娘キャサリンは、パニックを起こしているとは言え、助けに来たクラリスに対して罵詈雑言を浴びせて、マジでキャンキャンうるさい(^_^;)

あと、クラリスの同室(?)の友人がめちゃカワイイ事には、今回やっと気づいた( *˙ω˙*)و グッ!

また数年後にTVで放送されたら見ようと思う。
それくらいの頻度がこの作品にはちょうど良い。

※誤字、言葉遣いを一部訂正

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プリズナー No.6

5.0ハンニバル・レクター

2020年12月10日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

原作は重厚な作風のトマス・ハリス、サイコスリラーでアカデミー賞を取ったのはジョナサン・デミ監督、ジョディ・フォスターが最高のクラリス役を演じ、知的なサイコパスとしては以後、右に出る者はいなかったアンソニー・ホプキンス、という映画の神が舞い降りた作品。
手配中のサイコパスを訓練生のクラリスがレクター博士と協力して追い詰める。
痛みやにおいが伝わってくる映像はすごい。
残念ながら次作でクラリス役は交代してしまう。

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いやよセブン

4.0美貌のジョディフォスターとアンソニーホプキンスの怪演

2020年11月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ジョディフォスター扮するFBI実習生クラリススターリングは、トップクラスの成績でアンソニーホプキンス扮する異常者で凶悪犯の囚人で精神科医のハンニバルレクターの心理分析の手伝いをして欲しいと頼まれた。どんな物も受け取るなとか柔らかい物しか渡してはいけないとかガラルに近づくなとか注意事項を聞いてクラリスはレクターに会いに行った。話題は、皮を剥ぐ連続殺人犯バッファロービルの話から始まり質問状を渡したが、レクターはクラリスの分析を始め昔レクターの患者だったモヘットを探し出せと指示した。クラリスは、10年間開けられていないモヘットの貸倉庫を調べたら生首が出て来た。首の主はレクターの元患者だった。レクターは、バッファロービルの心理分析をやれと言った。果たしてクラリスは無事にバッファロービルの捜査に役立つ事が聞き出せるのか? ジョディフォスターは最も好きな女優でここでも魅力的だったが、アンソニーホプキンスの異常さを全面に出した怪演に恐れおののいたね。

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重

4.55回目でも面白い

2020年10月18日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

興奮

5回目でも面白い

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ホンマサ

3.5噛めば噛むほど系

2020年10月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

一回観賞しただけでは良さが分からず、
何度も観て、良さがどんどん分かっていく映画。

噛めば噛むほど系。

子羊たちの泣き叫ぶ声、
井戸?に入れられたキャサリンが叫ぶ声が、
子羊の鳴き声に重なる。

凶悪犯罪者と、FBI捜査官研修生の奇妙な信頼関係が
不思議と惹かれます。

凶悪犯罪者は、人肉殺人という「超」がつく犯罪者で
FBI捜査官研修生は、美貌の女性という
何とも興味をそそられる設定がいいですね。

でもグロテスク要素がすさまじいので(個人の意見ですが)
少し防御をして、その上で観賞するのをお勧めします。

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Danny

4.5深い衝撃に戸惑う

2020年9月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

友達に勧められて鑑賞しました。

一言で言うなら、試しに軽い気持ちでレンタルして観ていただきたい価値ある作品です!

心臓が徐々にドキドキして、まるでホラー映画を観ている感覚に陥りました。
鑑賞後は嫌な感じとか気持ち悪くなることが全然せず、全体的に品良く仕上がっていました☺︎ そして上質の芸術作品の片鱗を観ているような…

それはやはり、名優のアンソニーホプキンスさんと知性高き美しいジョディフォスターさんの痺れる演技だからなのかなと思います。
また、心理的に観ている視聴者を追い詰めていく最上級のサスペンススリラー傑作映画でもあります。表現すらできないくらい素晴らしい!!

本作は世界的な名誉ある米アカデミー賞や英国の権威ある賞などを沢山授賞しました!!

映画ファンでしたら、必ず納得できる作品の一つになるはずです😊

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ccc

4.0レクター博士の狂気が凄まじい。

2020年8月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

レクター博士の狂気が凄まじい。

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たろう

5.0文句なしの「名作」でした。

2020年8月10日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

連続猟奇殺人犯を追うFBI研修生が、過去に猟奇殺人を犯し収監されているレクター博士にアドバイスを貰う為に交流する物語。

素晴らしい作品でした。
まずサイコサスペンスとして秀逸です。エロにもグロにもアクションにも逃げず、精神の闇へと入り込んで行きます。レクターとの問答で自らの精神を暴かれるクラリス。特に、題名の元ともなった「羊」についてクラリスが話すシーンは、映画史に残したいような名場面でした。

クラリスを演じたジョディ・フォスターが素晴らしかった。「透明感」と言う言葉が似合う風貌。性的な視線を浴びることに嫌悪感と戸惑いを滲ませる表情、レクターとの問答に恐怖を感じるシーン、クライマックスでの緊張感溢れるシーン。どれをとっても素晴らしい演技でした。
レクターを演じたアンソニー・ホプキンスも素晴らしかった。相手の心の奥底まで見透かす視線、残虐なことを日常のことのように語る喋り口、そして血にまみれながら浮かべる恍惚とした表情。どれをとっても、レクター博士そのものでした。

ベタ褒めしていますが、気になったところを2点だけ。
レクターが脱獄を企図するシーンは、途中でオチが読めてしまいます。少し冗長に感じたので、もう少し端折った方が良かったかもしれません。
逆に、クラリスが、同僚の女性研修生とビルについて語るシーンは、もう少し深めて欲しかった。少し簡単過ぎるように感じます。

ただ、何れにせよ、作品全体への評価は揺るぎようがなく、文句なしの私的評価5の作品です。

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よし

4.0一気に引き込まれる展開

2020年7月19日
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鑑賞方法:VOD

この作品を観るために、もう一度、U-NEXTに再登録した。

FBIの女性研修生が、精神異常の犯罪事件の助言を求めるために監獄にいるこれまた異常な元精神科医と会話をする。

自身のトラウマを語るかわりに助言をもらって、犯罪事件の糸口をつかみ、間一髪犯人を捕まえる。

若きジョディ・フォスターのキリっとした表情とアンソニー・ホプキンスの異常な演技が映える。全般的に次に何が起こるのかハラハラさせるような展開で一気にみれた。

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菜野 灯

3.5演技は凄いけれど…

2020年6月8日
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怖い

ジョディ・フォスター演じるクラリス。暗さと繊細さ、強さと臆病さ、品のない美しさ、といったものが絶妙で、見ていて飽きなかった。
アンソニー・ポプキンズは、わたし的には人格者の役のイメージが好きなので、少し残念。彼の、吸い込まれるような迫力は凄い

どうせなら犯罪者の心理や背景も迫ってくれればもっと深みのある映画になったのに、と思う

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あまおと

5.0最高に頭の良いサイコパス

2020年6月5日
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レビューなんて見ないで兎に角見てくれ!
って言いたくなるサイコパス映画。
もう、レクター博士が最高にかっこいい。
犯罪者なのでかっこいいって言ってはいけないのだろうけどかっこいいんです。
クラリスとレクター博士のやりとりに目が離せない。
終わった頃には応援している自分がいる。

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なまむ

5.0レクター博士、怖いよ〜

2020年6月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

私にとってはサイコサスペンスの最高峰。
アンソニー・ホプキンスの極上の演技と気丈に立ち向かうヒロインのジョディー・フォスターの対比が申し分ない。
その後もサイコスリラーの作品は数多く生まれているけど、この作品を超えるのは難しいかもしれないですね。

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Iwarenkon

4.0【殺人鬼のレクター博士に引き込まれてしまう】

2020年5月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

知的

難しい

・過去にも「ハンニバル」などと併せて鑑賞しましたが、久しぶりに改めて鑑賞。1991年製作のアカデミー賞受賞作品映画。

・約20年も前の映画であるにもかかわらず、今でもしっかり愉しめる素晴らしきサイコサスペンス映画。

・FBIの訓練生のクラリス(ジョディ―フォスター)と、獄中にいる元精神科医の殺人鬼ハンニバル・レクター(アンソニーホプキンス)の関係性で紡がれていく物語。若い女性を殺害して皮を剥ぐ猟奇殺人事件の捜査に行き詰ったFBIがレクター博士に犯人捜しの助言を受けようとするが、その役割をクラリスに任せたところから物語が始まります。

・この映画は、「匂わせる」ことでこちらに考えさせることに徹底した映画だと思います。
 - 冒頭の「苦しさ、悶え、痛み、痛みを愛せ」という看板
 - レクター博士がたかが訓練生のクラリスの過去にこだわる
 - レクター博士「物事の本質を探れ」のセリフのシーン
 - ラストシーン「古い友人と夕食を…」 などなど

・こちらが思考せざるを得ない状況で物語が進んでいくことで、共感度や恐ろしさが観ている側にどんどん積み重なっていきます。その起点となるのが常にレクター博士。それ故、本来は殺人鬼であるはずのレクター博士に嫌悪感を抱くどころか共感できてしまいます。この妙が映画に引き込まれてしまうポイントでした。

・書籍版のハンニバルも読みましたが、レクター博士は「純粋」「思慮深い」「誠実」「親切」な人に対しては敬意を示した行動をとる性格を持っています。反対に、それらに欠ける人には敬意を欠いた行動をとります。それがいわゆる殺人鬼ハンニバルレクターの一面となります。この二面性を知ったうえで映画を観ると、アンソニーホプキンスの「匂あわせ」具合な演技と演出がピックアップされて見えてきてなお面白いです。それだけ、ホプキンスさんと監督が、レクター博士を考察し緻密に映画を作っていったことが想像できます。

・観れば観るほど味が出て、観れば観るほど「本質」が見えてくる映画だと思います。私もまだまだ「本質」にたどり着けていない気がしますので、これからもたまに鑑賞させていただきます。

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3104arata
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