劇場公開日 2001年3月17日

「金字塔作品の比較でいうと、擦られすぎな分、古さも目立つ。」羊たちの沈黙 ソビエト蓮舫さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0金字塔作品の比較でいうと、擦られすぎな分、古さも目立つ。

2025年5月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

この作品も、サイコスリラーの金字塔とか、
ホラーサスペンスの金字塔と言われる、名作中の名作。

ただ個人的な感想では、今見るとなんとな〜く、古臭く、古ぼけた感じで見えるんだなあ。

金字塔比較で言えば、「十二人の怒れる男」よりも、
レクター博士風のキャラや設定の模倣作品の数が、比じゃないほどに多数ある事、
いい意味で擦られ過ぎて、後世の作品にブラッシュアップされた結果、色褪せたように見える事、
世の中にサイコパスが溢れかえっている事、
主人公のクラリス以降、女性の地位や社会活躍の場が一気に増えた事など、
様々な要因があると思うが、目がこなれてきたから、
私のように、今見るとそうでもないな、、、
と感じる人もいるような気がするようなしないような。。。

基本はレクター博士にアドバイスを仰いで、刑事らしき人が街中に出て事件を追う構図だから、
街の世相やら時代の雰囲気やらの影響も多々受ける分、90年代前半っぽさが、古臭く見えてしまうんだなあ。
なので、うつらうつらしながら鑑賞した。

それでもレクターの衝撃やヤバさは凄いのだけれど。

ソビエト蓮舫
PR U-NEXTで本編を観る