ヒズ・ガール・フライデー

劇場公開日:

解説

敏腕女性記者ヒルディは上司であり元夫でもあるウォルターに堅実な保険業者ブルースと結婚すると報告する。ヒルディに未練を残すウォルターは、最後の仕事にと死刑が確定している警官殺しの冤罪事件の取材を無理矢理引き受けさせ、あの手この手で結婚を妨害しようとするが…。史上おそらく最も速いペースの喜劇映画と称されるスクリューボールコメディ。

1939年製作/92分/アメリカ
原題:His Girl Friday
劇場公開日:1986年9月19日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0新聞記者って、その在りかたからしてコミカルなテンポ良さが合うんだな...

2023年7月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

新聞記者って、その在りかたからしてコミカルなテンポ良さが合うんだな。スクープのためならヒョイヒョイ風見鶏な感じが、高速スクリューボールとマッチして面白かった。

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ouosou

3.5ハリウッドが最も輝いていた時代

2023年4月16日
iPhoneアプリから投稿

情報媒体の多チャンネル化が進みきった現代からすると、新聞が文字通り全ての情報を一元的に掌握していた時代があったことさえにわかには信じ難い。少なくともいち記者の記事一本で死刑囚を檻の外へ解放させられるような力はない。自社利益のために情報をでっち上げたり隠匿したりなどという横暴も今じゃフリーのジャーナリストだの暴露系Youtuberだのに瞬時にすっぱ抜かれて大批判を食らうこと間違いなしだ。しかし本作の時代においてはそうした新聞社の腐敗体質を含めてメロドラマに加工できてしまうくらいには大衆側に余裕があったことが窺える。1940年代、それはフランク・キャプラなんかが加担した戦争礼賛的なプロパガンダ映画はあったにせよ、マッカーシーの赤狩り旋風が吹き荒れる前のハリウッドが最も自由な時代だ。オーソン・ウェルズ『市民ケーン』みたいな名誉毀損ギリギリの内幕モノが公開に漕ぎ着けたのも、オールオッケーな時代の空気ゆえだろう。受け手も作り手も各々がアメリカ式の「自由」を最大限享受しながら伸びやかに映画とその受容空間を作り上げていたのが1940年代という時代だ。ただ、その「自由」が黒人や女性への憎悪と蔑視を内包したマッチョ的なものであることには留意しなければならない。

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因果

3.0戦前の新聞記者

2022年2月13日
iPhoneアプリから投稿

中盤まではめちゃくちゃ面白かった。
終盤はややご都合かな

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ipxqi

4.0記者魂とは・・・

2020年9月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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odeonza
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