ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼのレビュー・感想・評価
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演技力で引き込む、驚愕のスリラー
天才俳優と天才子役の組合せは申し分なくて、序盤から一気に世界感に引き込まれます。
謎の自殺をした母親、トラウマにより精神を病んだ娘、生活を取り戻そうと苦悩する父親。
“この家には何かいる”
ラスト15分、驚愕の結末に身震いする戦慄のショッキングスリラー。
とにかくダコタ・ファニングの演技力が凄すぎる。
言いたいけど言えない。
皆を危険にさらすわけにはいかないもどかしさが凄い。
不穏な空気の人々や振り回されるデ・ニーロにより、ドキドキな展開が終始続くなかなかのスリラーでした。
イマジナリーフレンド?
もういいかい…?
暗闇にドキリと迫る恐怖、見えない狂気に対する心理戦、そして、最後の大どんでん返しのチャーリーの正体。ストーリー展開としては、観るものを引きつける要素を多分に含んだ、一流のサスペンス・スリラー作品だと思います。
主演のロバート・デニーロは、サスペンス作品の猟奇的な役には、安定感があるし、『宇宙戦争』でトム様の娘役でも好評だったダコタ・ファニングの演技は、恐怖に取り憑かれた少女を見事に演じていました。
但し、残念なのは、本作の様々な場面が、これまでの名作サスペンスのいい所どりのようなシーンばかりということ…(笑)
バスタブのカーテンや斧で殴るシーンは、明らかに『シャイニング』、見えない友達チャーリーと遊ぶ子供は『ポルターガイスト』、実はそうだったの、と思わせるどんでん返しのオチは『シックスセンス』や『アナザー』等々…。サスペンス・スリラーの王道を全て取り入れたような作品でした。
そうした意味で、この一本だけをみれば、そこそこ楽しめる作品でしたが、映画ファンからしたら、オリジナリティに欠けていたのは否めない。出演者も主役以外の役者に厚みがなく、犯人や結末は、途中から予想できてしまったのも残念でした。
この共演を違う作品で熱望
知ってから観る楽しみ方もあるんだなぁと思った。
ラストまで騙されるか。。
最初のシーンからなんだか好きそうな雰囲気がした作品で、どんなジャンルの作品なのか調べた事が…本当に残念でならない。
クールポコ状態になってしまったのだ。
ネタバレレビューが一発目に出てしまって恐怖感が半減。これからレビュー書く時には気をつけようと思った。ただDVDには別エンディングがあると知り興味がわいたのだけは感謝します。
それは、さておき。。
この作品について
なによりの魅力は子役の子。惹き付けられました。
あの瞳…あの雰囲気…父役のロバートデニーロの存在感がかなり薄くなります。
内容は、、
ん〜…………
このシーン必要なんだろうけど、微妙かなと。鑑賞者を騙すにはパンチが浅い。
もっと騙しきってほしかったのが正直な感想。←まぁ…ネタバレ見ちゃってたけども。。
とりあえず、なによりの被害者は友達になれなかったあの女の子ではないだろうか。
登場からラストまでその子の気持ちばかり考えてしまった。
ダコタ・ファニングが、デ・ニーロを圧倒
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