「前から観たかったシドニー・ルメット監督の名作。テレビがメディアの頂...」ネットワーク miniさんの映画レビュー(感想・評価)
前から観たかったシドニー・ルメット監督の名作。テレビがメディアの頂...
前から観たかったシドニー・ルメット監督の名作。テレビがメディアの頂点だった時代の話だが、現代社会にも通ずる根深いテーマ。名優たちの演技のぶつかり合いがすごい。特に『ジョーカー』など後の映画に影響を与えたというキレっぷりのピーター・フィンチ、仕事に陶酔し怒涛の早口長台詞を披露したフェイ・ダナウェイ、僅か5分40秒の出演でインパクトを残したベアトリス・ストレイトは、それぞれアカデミー賞主演男優賞(受賞前に亡くなった)、主演女優賞、助演女優賞(出演時間歴代最短)を受賞。仕事と私生活に翻弄されるウィリアム・ホールデンや、助演男優賞ノミネートのネッド・ビーティ(『トイストーリー3』のロッツォの声!)も豹変ぶりが面白かった。パディ・チャイエフスキーの脚本賞と合わせ4部門受賞。
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