「ウルトラバイオレンスの衝撃」時計じかけのオレンジ SpicaMさんの映画レビュー(感想・評価)
ウルトラバイオレンスの衝撃
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えっらそうにしてるけどお前ら全員カスやし!
キューブリック監督か当時の若者たちか、誰か知らないが、とにかくおこ💢な映画だった。
スノッブなインテリ層、マスコミ、老人、権力者、オサレ女子、etc。
怒れる若者達は激しい衝動や暴力に突き動かされ、ultra violenceによって制裁を下す。悪事の限りを尽くす。英国で問題作とされ、長い間上映禁止とされていたのも納得の酷さ。
世論対策か、後半、主人公は一人天誅を受けるのだが、その仕置きがまた壮絶で、満身創痍の俳優さんには同情しかなかった。そして。
やっぱお前らカスなのは変わんねえ!みたいな反骨精神に溢れたラスト。
下品ギリギリまで毒を盛った刺激の強さ。洒落乙バイオレンス映画の系譜はここから始まったのだろう。
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