「後に浦沢先生の漫画「MONSTER」の主人公設定のモチーフにもなったと思われます。」逃亡者 孔明さんの映画レビュー(感想・評価)
後に浦沢先生の漫画「MONSTER」の主人公設定のモチーフにもなったと思われます。
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優秀な外科医として名を馳せていたキンブル。だがある日、パーティから帰宅してみると片腕の男に妻が殺害されていた。
警察はキンブルを妻殺しの犯人として逮捕。起訴され裁判で有罪を宣告され死刑が決まる。
護送される途中、囚人たちが反乱を起こしてバスが横転。列車が衝突する大事故に繋がり、ドサクサで逃亡することができた。
しかし、追跡者ともいうべき連邦副保安官が執拗に彼を追い詰めていく!
無実の罪で追われる主人公。周囲は敵だらけ。友人・知人も当てに出来ない孤独な戦い。
真犯人を探し出すために手掛かりを求めてシカゴへ。網を張って待ち構える警察の包囲網。
その「網の目」を果たして潜り抜けられるのか???
妻を惨殺した犯人の片腕の男は病院で治療を受けていたはず。治療歴から真犯人を割り出せるのか?
懐に飛び込むというか、灯台下暗しとでもいいますか、警察官のウヨウヨいる場所に平気で顔を出すキンブル。
警官たちもまさか探しているキンブルが警察署に平気で現れるなんて考えないので正に意表を突いた心理戦。
これは後に浦沢先生の漫画「MONSTER」の主人公設定のモチーフにもなったと思われます。
・天才外科医
・無実の罪
・逃亡生活
・真の目的
圧倒的な物量作戦と人海戦術に頼る警察VSフットワークのよさと優秀な頭脳で対抗する主人公の物語はスリリング!
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