トータル・バラライカ・ショー

1993年、フィンランド、レルシンキでの野外コンサート。
レニングラード・カーボーイズとロシア退役軍人の楽団と合唱団とダンサーが、欧米ポップス、R&R、ロシア音楽を演奏して、会場も盛り上がる、平和なライブ映像。
「デライラ」を熱唱し、ロシアダンサーの踊りをバックに、会場全体で合唱。
ロシア音楽は、伸びやかな歌声を聴かせてくれる。
「悲しき天使」は、肩を組みながら皆んなで歌う。

コンサートを楽しめました。
平和を願って。

・ヴォルガの船曳き
イリヤ・レーピン
国立トレチャコフ美術館

・Stairway to Heaven
レッド・ツェッペリン

その他もロシアの民謡沢山出てくる♥

『黒い瞳』はロマの民謡♥
『悲しき天使』メリー・ホプキンはなんとなく似ている。当たり前でした。ロマの民謡が原型。
ロシアの民謡つうけど、ロマ（ジプシー）の音楽なんだよね。この監督はそれが言いたいのかなぁ？
あっけなく、終わっちまった。ソ連が崩壊して２年後。チェルノブイリが事故って６年後。

ー　レニングラード・カウボーイズって、アキカウリスマキの映画用のバンドかと思ったら大間違い。無茶苦茶格好良い。
　　更に驚くのは旧ソ連退役軍人の大音楽隊のソロで歌うオジサンの伸びのあるボーカルの凄さである。
　　ヴォルガの舟歌や、カリンカや、ダークアイズと言ったロシアの超有名な曲の格好良さよ！！
　　レニングラード・カウボーイズも、ボブ・ディランのノッキング・オン・ヘブンズ・ドアを披露したり、感動的なのは両バンドが肩を組みながら歌うロシアの歌謡曲を原曲とした「悲しき天使」の大合唱シーンである。
　　観客の数も半端なくって、(七万人って、記載がある。）レッド・ホット・チリ・ペッパーズのコンサートかと思ったぞ！！
　　いやあ、アキ・カウリスマキ監督の人脈なのか、何でこんなに凄いコンサートが実現したのか、誰か教えてくれい！！－

出だしホール会場での演奏かと思いきやフェス並みの大歓声、フィンランド・ヘルシンキの上院広場に７万人が集まった観客の迫力と総勢１７０万人のロシア赤軍合唱団の存在感に圧倒させられる、主に民族音楽を中心に聴き覚えのある曲も多数、民族衣装で踊る圧巻のダンサーたちが楽しくも肝心のレニングラード・カウボーイズ面々がミュージシャンとしてしっかり演奏する姿に『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』やその続編である『レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う』で見せたコミカルでトボけた印象から程遠く格好良いバンドとしての佇まいに渋さが増す。

アキ・カウリスマキの創作から架空のバンドとして始まったレニングラード・カウボーイズ、本作のコンサート自体はバンドからの発信だったのか？カウリスマキが映画として企画したものだったのか？それとも旧ソ連の退役軍人側から？？

ボブ・ディランの「天国の扉」はガンズ・アンド・ローゼズがカバーしたアレンジに似通っているような！？