天地創造
解説
旧約聖書のエピソードを映画化したスペクタクル巨編。天地創造、禁断の木の実を口にしたアダムとイブ、ノアの方舟の建造、バベルの塔、ソドムとゴモラの都の滅亡、といった有名なエピソードが豪華スターの顔合わせで描かれる。ノアの大洪水のシーンは圧巻。
1966年製作/174分/アメリカ・イタリア合作
原題:The Bible
スタッフ・キャスト
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2022年12月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
なるほどアダムとイヴね。カインとアベルか、わっ!、殺しよった。ノアの方舟か、動物入下船シーンとかよくこんなの撮れました、すごい。ここが1番面白かった。
休憩後が今一つ。バベルの塔からはあまり知らないのでどんどんと眠気が(笑)
にしても、神って悪いやん!完全に選民やん。こんな神を信じてるの?「息子を捧げよ」と言われて捧げる、そんな人間にはなりたくないもんです。
宗教って、全て人間が作り出したもの。他人に支配されているのと同じです。
2022年11月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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ガキの頃テレビで見た。ウィキペディアでは、1978年の月曜ロードショーとの事。故荻昌弘先生の解説をなんとなく記憶している。
ノアの箱舟とバベルの塔は良く覚えていた。
ノアの箱舟の逸話はヒュー・ロフティングの『ドリトル先生と秘密の湖』と同じだと思った。ドロンコが出ているって、感動したのを覚えている。
バベルの塔のイメージが頭に焼き付いていたので、ピーテル・ブリューゲルの『バベルの塔』が好きになり、10年位前に日本に来た時、10回位見に行った。
『聖書』は何度か読んでみたが、『出エジプト記』まで読んで、挫折している。
2022年6月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
今ならCG組み合わせも可能だけど、1960年代これだけの大作はハリウッドしかなかっただろう。豪華な大スタジオと山岳地帯のロケーション、動物プロ、動員エキストラ、まさに夢をスクリーンに実現するような観客たちの感動は優に想像できる。記憶のかなたに、本作の劇場看板が蘇る。実体か何かの映像記憶か。
そうか、旧約聖書のエピソードをオムニバス的にしているのか。それはそれでためになった。
若きジョージ・C・スコット、エバ・ガードナーの美しさ、監督自らの軽妙な演技、色々な趣向があって大スケールだけでなく飽きさせないエンターティメントに仕上がっていると思う。
2021年6月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
『旧約聖書』を壮大なスケールで映像化したTHEハリウッド・スペクタクル超大作。
創世記の1章から22章までの有名なエピソード…と言っても日本人にはピンと来ないかと思ったら、
神による7日間の天地創造~あらゆる生命の誕生、
最初の人類アダムとイヴ~禁じられた果実を食べエデンの園追放、
その子カインとアベル~人類最初の殺人、
ノアの方舟~大洪水、
バベルの塔~塔の倒壊と世界や人々の分別、
ソドムとゴモラ~都の滅亡、
…などなどなど。
知識不足で終盤のエピソードのアブラハムと、その息子イサクの生け贄はほとんど知らなかったが、それでもよく知ってるのもあれば何となく聞いた事ある程度など、意外と知っていた。これも古今東西の映画を見続けている賜物。
本作だけでも聖書の勉強になる。
邦画でも東宝特撮が総力を結集した『日本誕生』があったが、何もかも桁違い。
開幕の天地創造シーンは、よくぞ見つけたと思う大自然映像の数々。
ユーモラスなのは監督ジョン・ヒューストン自ら演じるノア。本作で唯一のコミカル味付け。
動物たちが方舟に乗るシーンは極力本物。さすがに肉食動物は合成…って、本当に乗ってる??
特撮を駆使した洪水シーンは圧巻。舟外から聞こえる流された人々の阿鼻叫喚は地獄絵図。
洪水シーンのみならず、バベルの塔倒壊、ソドムとゴモラの都の滅亡シーンなど、圧倒的スケール!
ハリウッド・スペクタクルの醍醐味を充分に堪能出来る。
大抜擢された黛敏郎の音楽が素晴らしく、本作でオスカーノミネート。日本人として誇らしい!
肉親殺し、他者支配、征服、神の領域にまで手を伸ばそうとする人の強欲、傲慢。
しかし、それと同じくらい痛感する神の恐ろしさ。言い付けに背いたからと楽園追放。地上に人の悪が蔓延ると、大洪水で洗い流し、塔や都を滅する。極め付けは、純粋な子供を生け贄に…。
最後は救済。
これは戒めか、教えか。