劇場公開日 2025年4月4日

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天国の日々のレビュー・感想・評価

全63件中、1~20件目を表示

4.0この内容の密度と深度でたった94分なの凄くないですか?!

2025年4月29日
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村山章

4.5マリック監督監修の4Kレストアで、表情はより繊細に、風景はより美麗に

2025年4月3日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

知的

たまたま数年前NHK BSにてフルハイビジョン画質で放送されたレストア前の「天国の日々」の録画が手元にあったので、見比べることができた。夕暮れ時の麦畑でのシーンを日没直前の約20分間に撮影するなど、自然光を活かした映像でほぼ全編が構成されているため、従来版では表情や風景に薄暗い膜がかかったように感じられるシーンもあった。テレンス・マリック監督が自ら監修した4Kレストア(修復)により、膜がきれいにはがされて見通しが格段によくなった印象だ。リチャード・ギア、ブルック・アダムス、サム・シェパードら主要キャストの表情からはより繊細に感情が伝わり、麦の穂の黄金色が風に揺れて微妙に変化するさまなどの風景もより美麗に見えるようになった。

劇場に足を運ぶ前に4Kレストアの効果を知りたいという方は、“『天国の日々 4K』修復前・後比較映像”で検索してYouTube動画を見てみるといい。これは1080p画質だが、4Kのテレビやディスプレイが手元にあるなら、"Days of Heaven 4K trailer"で検索してみよう。やはりYouTubeで英語版予告編の1分半と2分の4K動画2バージョンが見つかるので、より高精細な映像で4Kレストア版の美麗さをチェックできるだろう。

なお、題の「天国の日々」(Days of Heaven)は聖書に由来し、「天が地を覆い尽くす日」を意味するのだそう。ほかにもイナゴの襲来などのように聖書を元にした要素がいくつかあるので、物語に込められた寓意をより深く理解するには、鑑賞後にでも関連情報にあたってみるといいだろう。

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高森郁哉

4.0イナゴ

2026年1月1日
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燃え上がる炎にへばりつくイナゴの影が浮かび上がる。タイトルとは真逆のこの世の地獄を見るようでもある。
酷く罪深い話であるが、そこに言葉は足さない。残酷に進む展開になす術はない。地獄へと堕ちていく。しかし、それでも女は生きていく。生きていくしか選択肢はない。

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Kj

3.5当時のアメリカ映画らしい映画

2025年12月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

当時のアメリカ映画らしい映画

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kazu565

3.5映像は圧巻

2025年12月7日
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鑑賞方法:VOD

どのシーンもとにかく美しい。丁寧に作られている。素晴らしい音楽と映像。これは劇場で観たら最高だと思った。
一方ストーリーは単純な三角関係のお話。各人物に関しても、話の展開的にも、非常に淡白で、え?えー?と思う間に終わってしまう。良く言えば古典的な物語。それにしてもストーリーに深みは無い。もしかしたら、これも監督の意図するところなのかも。複雑な話は必要無いと。更に、どこが天国!?…いやこれも、敢えて皮肉を含ませた題名だったのかな?

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K.I

4.0やればできるのに

2025年7月21日
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100%映像美の映画です。
大正時代のテキサスを舞台にしたありきたりの三角関係を描いているだけなので、ストーリーも脚本も凡庸ですが、なんと言っても全てのシーンの構図、アングル、色彩の素晴らしさに圧倒されます。
この数年後、世界映画史上に輝く最低映画「ツリー・オブ・ライフ」を撮ってしまったのが実に残念です。

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越後屋

4.0何もない、でも美しい

2025年6月27日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

癒される

美しい田園風景の中で繰り広げられる金と男と女の物語。話の筋的にはこんな女いないだろ(普通だったらリチャードギアはさっさと捨てて、農場主と幸せに暮らしましたとさ)と思いますが、映画なのでそれはそれ。何もない麦畑の情景ばかりですが、1時間半飽きさせない物語と美しい映像です。

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FormosaMyu

5.0イメージが機能を放棄して、お飾りに

2025年6月2日
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鑑賞方法:VOD

本当に嫌味ったらしくて、真の偽善。それがこの映画だ。
非常に不愉快だった。
映っているもの全てが嘘だ。本当のものではない。現実は天国でも地獄でもなくそんなに簡単で極端な話ではない。それを湾曲し、金持ちと貧弱が女をめぐって争う話に仕立てている。
語りのみがイメージを語り、イメージが装飾としての役割しか果たしていない。
ラジオドラマかな?

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悠

3.0若い頃のリチャード・ギアをみようと劇場に足を運んだが、サム・シェパ...

2025年5月26日
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鑑賞方法:映画館

単純

若い頃のリチャード・ギアをみようと劇場に足を運んだが、サム・シェパードの方が印象に残ってしまった。
映像は抒情的ですばらしかったが、話しの内容はそれほどでもないように感じた。

今の日本をはるかに超える格差社会では、リチャード・ギアが演じる男の浅はかさも、女たちのしたたかさも、許容の範囲というところなのだろう。

冷静に考えてみればそうとうに酷い話だけれど、貧しいひとの目線にたてば、たいしたことではないよ、と言われてしまいそう。

与えられた厳し境遇で、生き抜こうとすれば、こういうこともあるさ。

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うさぎさん

4.5映画館で観るべき映像。特にクライマックスの炎のシーンに圧倒された。

2025年5月22日
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鑑賞方法:映画館

映画館で観るべき映像。特にクライマックスの炎のシーンに圧倒された。

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sakiyeah1970

5.0映像が美しい映画

2025年5月18日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

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tracy

3.5圧巻の自然美&映像美!!

2025年5月17日
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ひでちゃぴん

4.0「天国から見た、人々の日々」もあるかも

2025年5月6日
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かばこ

3.0映像美だけの映画だ。ドラマ部分は弱い。

2025年5月5日
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映像だけに絞れば、名作。ミレーのように美しい。しかし、物語は唯の不倫話で、たぶんそうなるであろう結末で終わった。私の期待値が高すぎた。

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いなかびと

4.0雰囲気のある映画だった

Mさん
2025年5月4日
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M

3.5輝かしい映像の向こうにも手前にも、世界が広がっていた

2025年5月4日
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鑑賞方法:映画館

アメリカが第一次世界大戦への参戦に踏み切る前の1916年、テキサス州北部の広い農場を舞台にした物語。この映画のポイントは、リチャード・ギア扮するビルと一緒に、シカゴから流れてきた妹のリンダ(扮しているのは都会の自然児リンダ・マンズ)が、ナレーターを務めたことにあったのではと思った。テレンス・マリック監督の前作「バッド・ランズ」と同じくセリフを少なくし、その分、ナレーションとして語られる手法がとられていた。

特に気になったのは、リンダが語った予言、前半には「最後の審判」が出てきた。後半の初めでは、悪魔が悪さをしたと聞こえた。その直後、一度は農場を去ったビルが舞い戻ってくる。一体、何のために。ビル、リンダと共に農場に流れてきた美しいアビー(ブルック・アダムス)を、ビルは愛しているのに妹と偽って若き農場主チャック(サム・シェパード)と結婚させた。そのチャックに死期が迫っているためだろう。案の定、旧約聖書に出てくる災難がやってくる。ただ、ナレーションの効果だろうか、比較的さらっと描かれる。

確かにモリコーネの音楽もよかったが、農場での小麦の収穫の後、フィドルを使ったアイリシュの音楽や、黒人の労働歌が聞こえた。西部の開拓に囚人として動員された、黒人による、ジャズの先駆けになったと思われる労働歌が想い出された。

そうなのだ、このセリフの少ない映画では、深刻なドラマよりも、ネストール・アルメンドロスによるひときわ美しい映像の一瞬が頭に残り、その分、背景にあるものを思い出させてくれる。おそらく、脚本を書いた若きテレンス・マリック監督の頭の中には、第一次世界大戦の前後に、東欧や南欧からアメリカにたどり着いた移民のことがあったのだろう。一つ気になったのは、テキサス州の北部は(秋にタネをまいて、春から初夏に収穫する)冬小麦の産地ではなかったか。ロケを行ったカナダのアルバータ州だと、ずっと北方に位置しているから(春にタネをまいて秋に収穫する)春小麦の産地だと思うけれど。

この映画は、撮影のあと、編集に2年以上もかかったようだ。本作品は、発表された頃の時代(1978年)を直接描いているわけではないのに、その10年間を代表する映画と言われている。すると、映画が作られたのは、ヴェトナム戦争の終焉の後、アメリカが一番苦しかった頃であったことに思い至る。川本三郎さんが見抜かれたように「大西部のお伽話」とすることで、一瞬の映像が長く記憶に残り、背景となった第一次世界大戦当時の西部だけでなく、それぞれの人が映画を観た頃をも思いださせたのではないか。幾重にも、奥行きの感じられる映画だった。

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詠み人知らず

4.0世界一美しい映画

2025年5月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

癒される

ドキドキ

予告編の「世界一美しい映画」の言葉につられて鑑賞しました。
全くそのとおりです。
とにかく、舞台となるテキサスの広大な麦畑の、
いや、麦畑に降り注ぐ光線の美しさに90分間釘付けでした。

ストーリーは恐ろしくドライな恋愛ドラマです。
物語としてはちょっと感情移入しにくいキャラたちの恋愛模様が描かれるのですが
若き日のリチャード・ギアを始めとした美形キャストたちがこの上なく美しい風景の中で繰り広げるドラマは、もうストーリーとかキャラとかどうでもいいとさえ感じました。
ただただ美しさに魅了されるばかりで。
その中でも唯一の胸キュンキャラは語り部である主人公の妹役でした。
いや~彼女のウルトラドライさに萌え萌えでした。

映画って本当にいいものですね。
余談ですが、パラマウントのマークって当時はこうだったのですね。

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さとうきび

5.0天と地の物言わぬ相克そして融和

2025年5月3日
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鑑賞方法:DVD/BD、その他、映画館

「光は白銀の葉にやどり、梢こずえを雲と化し、妙なる調べをつむぎつつ、行ったり来たりにいそがしい。地上の世界の欲望が、天を夢見るこの園で、たぐいまれなリラの音は、銀と緑をひびかせる。」(メイ・サートン作 武田尚子編訳 「一日一日が旅だから」より)

自然光のみを使った撮影で、微妙な色の変化をとらえきった映像はその多くが夕暮れ時に撮影されていますが、そのすべてが魔法にかけられたような陶酔感に満ち満ちています。
でも、この作品に命を与えているのは撮影の美しさだけではないように思います。
それは、地上の世界の欲望が天国を夢みたときにおこる悲劇と、それでもなお変わらず美しい光に溢れた四季を紡いでいく自然との、二つの物言わぬ相克と融和を見つめる詩的な視点なのだと思います。

地平線の彼方どこまでも続く広大な黄金色に輝く麦畑。微妙な薔薇色に染まりはじめた青空を背景に、風になびくアビーの美しい髪の流れ。青葉輝くまぶしい陽光の洪水の中での結婚式。休息の日々。天国の日々・・・・。主人公たちは、内面に不安や怒りや罪悪感を密に感じつつ、天地の静けさや、雷鳴の轟に耳をすませます。

日本公開当時、新聞で幻の名作として紹介されていて、今はなきシネマスクエア東急で初めて鑑賞。先日4Kリマスター版で久しぶりに鑑賞しましたが、その間も、LD,DVD等で繰り返し鑑賞しております。見るたびに至福の時間を提供してくれ、私にとって大切な1本となっています。

若きリチャードギアやサムシェパードの演技も光っていますが、何より監督のテレンス・マリックと撮影のアルメンドロス、そして音楽のエンニオ・モリコーネの仕事が素晴らしい傑作だと思います。

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pen

Days of Heaven の意味とは?

2025年4月30日
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鑑賞方法:映画館

 僕の大好きな「自然光条件下でワイドレンズで人物に寄り、背景の情景を見せる」という映像が各所に観られ、有名なマジック・アワー(日没後数十分の残照に空が映える時間帯)の美しさに魅入られる作品でした。

 ただ、この「天国の日々」というタイトルが気になりました。原題も ”Days of Heaven" なので邦題の問題ではありません。さて、金色に輝く広大な麦畑を天国に例えているのでしょうか。成り上がって行く男の半生を天国の日々に見立てているのでしょうか。或いは、豊かではあるが常に孤独が付きまとう農場主の暮らしを皮肉に天国と呼んでいるのでしょうか。そこで、調べてみると、これは聖書に由来する言葉であると分かりました。そこで、聖書(我が家は無宗教夫婦ですが、聖書は「口語訳」「文語訳」「英語版」の3冊が揃っています)の該当箇所を見た所、曰く、

 口語訳 申命記 11:21 (神の言葉を守ったならば)「そうすれば、主が先祖たちに与えようと誓われた地に、あなたが棲む日数およびあなたがたの子供たちの住む日数は、天が地を覆う日数のように多いであろう。」

 文語訳 申命記 11:21 「然せば、エホバが汝らの先祖等に与へんと誓ひ給ひし地に汝らのおる日及び汝らの子等のをる日は数多くして天の地を覆ふ日の久しきが如くならん。」

 どうやら、Days of Heaven とは上記の「天が地を覆う日」「天の地を覆ふ日」の事を指す様で、Heaven とはいわゆる「天国」の事ではなく、「空」と考えるべきものである事が分かります。つまり、Days of Heaven とは「空が地の上にある間」つまり永遠を意味するのでしょうか。

 それにしても、日本語の聖書は何故こんなに分かり難いのでしょう。まるで、中学生の英文和訳の様な、日本語とは言えないぎこちなさで、分かって貰おうという気持ちが感じられません。聖書の言葉を一語たりとも疎かにすまいとするとこんな貧しい逐語訳になってしまうのでしょうか。

 その点、英語版は、

 DEUTERONOMY 11:21 "Then you and your children will live a long time in the land that the Lord your God promised to give to your ancestors. You will live there as long as there is a sky above the earth"

 と、中学生でも分かる文章です。

 さて、それではこの映画はなぜ "Days of Heaves" なのでしょう。改めて考え始めました。

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La Strada

5.0光の映画

2025年4月26日
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悲しい

怖い

お隣席のオバさまから

「この映画て古いんですか?リチャード・ギア出てるみたいだけど・・・」

と尋ねられ

「そうですね、結構古いみたいですね」

と答えました。
マイケル・チミノ監督「天国の門」なら知っていますが、この映画の事はよく知りません。結構、昔の映画でびっくり!テレンス・マリック監督より撮影監督ネストール・アルメンドロスの方は知っていました。
「マスターズ・オブ・ライト」という撮影監督インタビュー集で、アルメンドロスがこの作品についてマジックアワーでの撮影(夕暮れから夜になるまでの時間帯)に触れていました。
当時のハリウッドでは基本、その時間に撮影しないのでカメラにブルーフイルターをかけて昼間に撮る事が多いそうです。これを「アメリカの夜」とも呼ばれています。トリュフォーの映画でもありましたよね。
その撮影方法に疑問を投げかけたのがマリック監督となるわけです。マジックアワーでの撮影は「暗殺のオペラ」でベルトルッチ監督と撮影監督ストラーロがルネ・マグリットの絵画「光の帝国」からインスピレーションを受けて青い空を再現するため夕闇の青い光をとらえた撮影を部分的に敢行しました。
「天国の・・・」場合は、ほぼ全編マジックアワーでの撮影❗️まさしくクレイジーだけど夕暮れのオレンジ色の光が美しい。

ところで隣のオバさまは時間を確かめるため、おもむろに携帯を覗いたりして映画が終わり字幕が出る前に席を後にされました。うーむ「プリティ・ウーマン」のような娯楽作を期待されたのかは謎です。
リチャード・ギア演じたビル役は「ミスター・グッドバーを探して」や「アメリカン・ジゴロ」での役と、そんなに違いはないですね。この頃のギアは攻めてるなぁ。当時の彼の演技はアグレッシブで結構好きです。

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naoki
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