天空の城ラピュタのレビュー・感想・評価
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細かなところまで描いてるから何回見ても飽きない!
何回見ても楽しめるのはキャラクター一人に対しての
動きや表情がしっかりしてるから何度見ても楽しめるんだと思う。
アニメじゃない本当の人間の動きを再現してるし、
アニメでしかできない映像もあるから
何回見てもそういうところを見るようにしてると
また一つ楽しみが増える☆
この映画にケチを付けることが出来ない僕は
まだまだ色んなものを見て、色んなものを感じないといけないな。
改めて観ると
ジブリ・ディズニーを今まで観たものも観てないもの(特にジブリはハウル以降ご無沙汰)も改めて全部観てみようと思い、視聴。
ラピュタをしっかりと観たのは小中学生の頃以来で大人になってからは初めてでした。
私は昔からどちかかというとディズニー派で、子供の頃はジブリといえば魔女の宅急便とトトロをヘビロテしていた感じなので世間の熱ほどジブリワールドにハマってはいなかったのですが、
今回改めて観てみてその引き込まれ方に自分でもびっくりしてしまいました。何度鳥肌がたったことか。久石さんの音楽がまた本当に涙腺にくる。
自分が生まれる前にこんな素晴らしいものが制作されてたんと思うと怖くなるくらい素晴らしくて。
どんな作品を観ていても「映画を観ている」という客観的な感覚はあるのですが、本作は上手く言えないけれど、その感じはもちろんあるものの凄く曖昧というか、時間の経過を忘れてしまっていました。不思議な体験です。
こんな話が頭の中にある宮崎駿さんには本当に恐れ入ります。そして“空想”をこんなに鮮やかな形にして世界に発信できるなんて。
もうなんかいちいちイイんです。
例えば空から落ちてきたシータに体重が戻る(?)瞬間だとか、風の感じだとか、飛行石の光り方消え方、太陽の当たり方だとかそういう細かいこだわりがすごくいい。西暦何年のどことか言わないのがまたいい。
ジブリが愛される理由の一つにその世界観がありますが、
どうやったら思い付くんだろうっていう設定やデザイン(もう本当にアート!)でありながら、
でもひょっとしたら広い世界にこんな町や人や伝説がひっそりとあるんじゃないかと思わせられる(少なくとも私はw)のが凄い所だと改めて思いました。
ジブリ作品を映画館で観たことがないのですが宮崎駿監督の次回作はあの映像美を是非スクリーンで楽しみたいです。
でも欲を言うなら自然の美しさがみたいw
ラピュタは子供の頃から印象的な作品でしたがもっと好きになりました。あの頃感じたわくわくもまた感じさせてくれたし、“良さ”にも気付かされました。一生楽しめるって凄いことですよね。
無駄のない魅力的なストーリーの上の魅力的な登場人物たち。声優さんたちの、さりげないところまで気を配ってる演技がまたいい。
パズーとシータの真っ直ぐさやラブラブっぷりwも、
名言の多いムスカの徹底した悪役っぷりも、
心を感じずにはいられないロボットたち(デザインの怖さと不気味さと温もりのバランスが絶妙すぎてもう)も、
親方家族やポムじいさんの名脇役っぷりも、本当に本当に素晴らしい。
そしてこの作品に他の作品との差別化や、彩りと深みを与えてくれてるのはドーラ一家だと思います。
彼らのコメディパートの入れ方が絶妙なので単なる優等生作品にはならないのだと思います。
だてに女を50年やってない女船長のドーラに、彼女をママと呼ぶ個性たっぷりの息子たちやクルーたち。
たくさん笑わせてもらって最後では彼らに泣かされてしまいました。
日本人なら観たことがない人の方が少ないとは思いますが、本当に素敵なお話です。
とりあえず明日はパンに目玉焼きで決まりですw
アニメ作品の傑作
私にとって、宮崎駿監督作品の中で「風の谷のナウシカ」と、この「天空の城ラピュタ」の2本は、繰り返し見たくなる作品です。
この2本を比べるなら、「ラピュタ」に軍配が上がります。
魅力は、なんといっても冒険ロマンです。
鉱山の街でごく普通の生活をしていた主人公の少年パズーが、ある日空から降りてきた少女シータと知り合い、そこから大冒険が始まる。
「ナウシカ」が自然破壊という深刻なテーマを扱っているので、冒険劇の「ラピュタ」のほうが見ていて夢中になれるというか…。
登場するキャラクターもとても魅力的です。
個人的には「ドーラ一家」が大好きです。
冒頭の襲撃シーン、オートモービルに乗ってパズーとシータを追い回すところ、そして軍隊基地でのシータ救出の場面、ゴリアテ追跡中に見ることのできる彼らの日常生活。
女ながらに親分のドーラおばさんは、年齢を感じさせないほどとてもパワフルで、でも無鉄砲というわけでもなく、きちんと計画を練り、知識・経験ともに海賊(空賊?)としての腕は一流。
彼女の父がすでに海賊だったらしいですね。動力室にいる「じっちゃん」はドーラの父の代から付き合いがあったみたいです。
そして彼女の息子の三兄弟。体力バカっぽくて、憎めない。
それから、悪役のムスカ。寺田農さんの声が良いです。
パズーとシータが「善」だとするなら、ムスカの悪役っぷりは、これぞ悪役と言えます。
なぜなら、彼は最後まで自分の考えを曲げず、他者の命を平気で踏み潰し、人間の持つ邪悪さをこれでもかというほど見せつけ、散っていったからです。
彼は笑いながら「人がゴミのようだ」と言う。この台詞にそれが表れています。
ラピュタの崩壊シーンで、海に落ちていく残骸に混じって、落下するムスカが見えます。切ないです。
この映画の、久石譲の音楽も最高に良いです。タイトル画面で流れるテーマ曲がもう、聞いていて感動します。
全編の曲が素晴らしい。
ドーラ一家がフラップターで飛ぶシーンの音楽、「竜の巣」が現れた時の音楽などが好きです。
パズーが竜の巣の中で父の姿を見るシーン。ここでパズーの口が動いて何かを言うんですが、あえて無音にする。これは本当に絶妙だと思いました。
私の中では限りなく最高に近いアニメ作品です。名作です。
これぞ正統派「冒険アニメ」。
宮崎駿原作・脚本・監督による「大冒険活劇」です。
昔、繁栄を極め空に浮かぶ都市を作ったと言われる「ラピュタ王国」。
今でも空の何処かにあると言われる「天空の城ラピュタ」を巡る争いに
巻き込まれる主人公パズーと「空から降ってきた少女」シータの
冒険物語ですね。
宮崎監督お得意の「空を飛ぶシーン」や人間が居なくなったラピュタを
長い年月たった一人で守り続ける「機械兵」。
神秘的な「飛行石」の力・・・等、素晴らしい冒険物語です。
ラピュタの中の石碑に花を供え続ける「機械兵」の場面は泣けます。
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