チルドレン・オブ・ザ・コーン

むかーし1回観て､あんま面白くなかった事を強く覚えていて､いま観たら変わるかも？と2回目の鑑賞です。

内容に関しては､ほとんど覚えてなかったので､わりと新鮮に観れました。

最初は面白くて楽しんでたんですが､だんだん面白さは減少していった…(笑)

アメリカ文化が好きな僕にとっては､トウモロコシ畑なんて実にアメリカ的でカッコ良く思えるし､

なんでもないアメリカの田舎の町並みとか､家の裏に地下室の入り口があるアメリカの家とか､憧れです(笑)

だから､脚本的な面白さだけじゃなく､そういったモノも加点対象で､この評価。

リンダ・ハミルトンが出てますが『ターミネーター』のイメージが強くて､なんか違和感(笑)

公開日を調べてみたら､この映画が1984年3月9日で『ターミネーター』が1984年10月26日､同じ年の公開でビックリだ(笑)

リンダ・ハミルトンは現在68歳だそうですが､いつまでも元気でいてほしい(祈)

1番好きな女優です。

日本初公開となるキング作品ということもありワクワクしながらポップコーンをひとつまみしながら鑑賞したのだが、与えられた尺が93分ということもあり、本来ならば経緯を説明せねばならない箇所が集団と化した子どもたちに対して大人は何も抵抗できずひれ伏す内容になっている。

元は短編小説だったことからも、実際にキングが当初に執筆した短編小説のほうは残念ながら読んでいないために、映画の本編と短編小説を比較してのコメントは申し訳ないが出来ない。

ただ言えるのは、子どもたちがいかにして多大な力を得てカリスマとなったのか。

例えば悪ふざけをするのが目的で集まっていくうちにひとつの子どもたちだけのサークルとなり、次第にリーダー(当作品では子供教祖のアイザック)が力を振るうようになり、副リーダーのマラカイを据えて存在感を強めていく。

集団になれば怖くないという心理も働き、暴徒化した子どもたちによる、止めようとした大人が犠牲に、またそんな大人を睨むようになり喫茶店でコーヒーを飲むだけのお客さんまでもアイザックのターゲットとなり殺されてしまう。

ラストのトウモロコシ十字架にマラカイの裏切りにあったアイザックがチクショウと悔しさを滲ませながらも、バートが仕掛けておいた炎上装置によりトウモロコシ畑が炎上していく中でアイザックも逃げれず死んでしまうラストだったが、逃げ切りビッキーとガトリンから離れるぞとなった際に残党がまだ残っているというおまけ付き。

ナタで襲われそうになりながらも、何とか逃げ切り徒歩で距離が30kmもある近くの町へ。車が使えないから、あとはヒッチハイクするしかないね(；´∀｀)

ハラハラドキドキの展開がなかなかよかった。子供教祖アイザックの黒ハットとスーツ姿も不気味で強いインパクトを残したね。

あれ、レビューしたと思ったら消えてる、、、。

スティーブンキングは割と好きなんで見に来た。
どこまでも続くトウモロコシ畑に何かいるんじゃないか？迷ったら出て来れないんじゃないか？そんな異常に広いアメリカならではのお話です。
あと盲目的な宗教と子供への恐怖かな、「光る目」思い出した。そんな怖い物が合体して出来た映画です。

若いリンダハミルトンや、ジョンフランクリンがカッコ良いです。

延々続くトウモロコシ畑も、それを崇める邪教も、子どもが大人殺すところも、全く演出的な工夫がなくて不気味さ不穏さが一切ありません！よってカケラも怖くない！
登場人物の行動原理もものすごく分かりにくいです。特にあの2人の子どもは何がしたいのか終盤までさっぱり。
ラストのオチに至っては映像に時代がモロに出てて笑ってしまいました。
今までビデオスルーだったのも残念ながら納得です…