「こいつとなら。」アヒルと鴨のコインロッカー くりさんの映画レビュー(感想・評価)
こいつとなら。
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それが前から決まっていたように
自分の琴線に触れる人との出会いが
人生を変えていく。
ボブディランの風に吹かれてという
曲が彼彼女らを結びつけて
繋がっていくのが面白いです。
ブータン人のドルジが鍵で織り成すせつないどんでん返しが良いです。原作読んでない人は終盤ストーリーが明かされるまで気づかないでしょう。
題名は初めは何のことかわからないのですが、アヒルと鴨は国籍の事を表現し、コインロッカーは、清廉潔白では解決できない人生の淀みを晴らす時の対処を示しているように思います。
まったりしながらも、ストーリー展開は小気味いいので、後味がいい作品です。
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