「山岳映画と時代映画のミックス」劔岳　点の記　tabletapさんの映画レビュー（感想・評価）

ただひたすら登頂を目指して山を登るということ
それがしっかりドラマになっていて
CGも使わないのにこれほど美しい映像になる

火薬、CGを多用したアクション娯楽作品が巷にあふれる中
山岳映画というものの素晴らしさを思い知った作品だった。

男たちが互いを支えあって山を登る。
争ったもの同士もお互いを認め合う。

それだけにラストの描写はなんだろうか、
なぜわざわざあんな終わり方にしたのだろうか
そこだけが惜しまれる。

だが素晴らしい作品