「山を撮る」劔岳 点の記 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
山を撮る
映画がどうやって作られて行くのか分からないのだけど、
この作品に関しては、
本物の山を撮る!と言うところから
始まったんじゃなかろうかと思うほど、
山の美しさ厳しさ、自然に対しての人間のちっぽけさ
が写しだされてたように思う。
映画館で観たらよほど壮大で凄かったろうと思います。
ただ、山が主人公過ぎて、肝心のストーリーや
人間の描写は希薄だったように思う。
もっとキャラを立てて対立構造を作ったり
派手にも出来たんじゃないだろうか?とは
思ってしまいました。
山が主人公だからそんなもんいらないんだよ!
と言われそうな気もしますが…
ハリウッド映画ばかり観てる弊害か、
おっ!死亡フラグが立ったぞ!なんだ、違うのか…
なんて事が多々ありました。
しかし、先人の途方もない努力と歴史の上に
生きてるのだと言う感謝の気持ちが湧く映画でした。
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