舞妓Haaaan!!!のレビュー・感想・評価

クドカンは原作付きでないとだめですね。

おそらくジェットコースターのように
飽きない映画を！と思って作ったつもりが、
展開が速すぎてジェットコースターに乗れません。
チケットを買う前に遊園地が閉演してしまいました。
マイカルに言って払い戻しができるならしたかった・・・。

舞妓の世界についても教えてくれつつ
面白楽しく描いたエンタティメント。

とにかく阿部サダヲが面白すぎる。

舞妓に異常なまでに憧れる男が“一見さんお断り”の世界に飛び込んでいく奮戦記。
スピード感のあるハチャメチャなコメディで、主人公の異様なまでのバイタリティが伝わってくる。
クドカン作品特有のコマ送りがくどくなく、ビジュアル的に繰り返すことによって生じる可笑しさが適度に散りばめられている点もいい。
柴崎コウは主演女優というより助演女優だと思うのだが・・・。
阿部サダヲはともかく、堤真一まで女装するとは、吹き出すぐらい笑えた。
植木等さんをスクリーンで見れただけでも、おカネを出した価値あり。

p.s. 2年後の阿部サダヲ主演「なくもんか」より、本作の方がダレがなくて面白い。

単純に面白い😁
鬼塚は突っ走りすぎ感もあり、ハラハラするけど、あんな風に前だけ見て生きれたらいいなと思います☺
柴咲コウの舞妓姿がきれい✨
ずっと笑ってました★

　予告編観ただけで爆笑して楽しみにしてました。何せ、吾輩のホーム・グラウンド“京都”でメチャクチャな話が展開されるってんで、もおそりゃワクワクで…。
　やっぱり面白いわ、クドカン！こんなハイテンションな映画を“歴史都市・京都”でよくぞ撮ったモンだ(あ、監督は水田伸生さんです)。しかもテーマは、“舞妓”！普通こんな風に扱ったら、花街界隈から文句が出そうなモンですが、この映画はキチンとその辺りの協力(置屋のおかあさんから、演技指導を受けたりしたそうです)は取り付けているようですので、その心配は無いようです（＾＾；。まあ、観る前からかなりハチャメチャな話だとは想像してましたので、『面白かったら、それでええわ』と思ってたのですが、コレが何と、ストーリーがちゃんと存在してるんですよ！そりゃ現実には有り得ない、荒唐無稽なお話ですけど、ちゃんと脚本が練られているのでただの“アホ映画”にはなっておりません。そう“極上のアホ映画”に仕上がっております。

　最初から最後まで、ず～っとテンション上がりっぱなし！映像もストーリーも俳優陣も、全てがハイテンション！！阿部サダヲも柴咲コウも堤　真一も伊東四朗も生瀬勝久も小出早織も…みんなみんなホントに楽しそう！特に山田孝之と北村一輝の登場シーンには吾輩大爆笑してしまいました。うん、こういう映画は難しいこと考えたら負けです。観に行く時は理性をどこかに置いて、な～んも考えずに楽しみましょうよ！
　京都駅ビルに鴨川、平安神宮や新京極…映画の中には吾輩の見慣れた京都の風景が、山盛りテンコ盛りでございまして、ソレ見てるだけで大いに楽しめました（＾＾；。京都人なら思わず笑ってしまうようなネタも満載で、嬉しい限り。ホント返す返すもロケの情報をまったく知らなかったのが、今更ながら悔やまれます…(>_<)。知ってたら絶対見に行ってたのにな～。

　あと忘れちゃいけないのが、この映画は植木　等 さんの遺作になっちゃったんですね。登場されるシーンは短いんですが、その瞬間だけ映画館の空気が少し、神妙なモノになった気がしました。そういう意味でも、この映画は必見の価値があると思います。

クドカンワールド全開で、ハイテンションで突っ走る阿部サダヲに笑いっぱなしでした。
堤真一も負けじとハイテンションで、笑わせてくれます。
笑いだけじゃなく、ちょっと良い話なんかも織り込んで素敵な作品になっています。
最近観た映画では、文句無く最高の作品でした。

ドタバタ感は期待どおり。
ちょっとやりすぎ？って感じではあるけど、展開早いし、まあまあ笑えて飽きはこなかったです。
でももっと京都行きたくなるような、風情とか情緒とか感じたかったですけど、そういう感じではなかったですね。。
まあ、コメディでした。